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第323回FSS考察「鏡の中のアナタはだあれ?」
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     はい、皆様こんにちは!おはようございますの方も、こんばんはの方も、お疲れさまです。一週間は早いもので、もう金曜日ですね。少しコロナ騒ぎも落ち着いてきて、新たな日常が始まりました。
     自主期間があちことで終わりましたが、以前と同じとはいきません。
     マスクを着用し、手洗いうがいを徹底して身を守りましょう。
     自分を守ることは、結果的に周囲の大切な人をも守ることになりますからね!

     

     

     あ、さて…今月号の月刊ニュータイプは、FSS本編の連載がありませんでした。代わりに、ここ最近で久々に出てきたタイカ宇宙の新設定が色々公開されました。
     その中に驚くべきものがあったので、今日はその謎に迫ってみましょう。

     

     

     古いFSSファンの中でも、まだまだ謎が多いタイカ編の設定。
     しかし、そのストーリーラインは公開されており、ジョーカー星団に年表があるようにタイカ宇宙にもあらすじのようなものが存在しました。
     つまり「アンカーに侵略され十万年も戦争をしていたが、救世主U.R.I.の出現で決着がつく。カレンが出向いてU.R.I.と共闘する」というものです。それはどうやら、今も変わってはいないようですが…ですが、今月号では驚きの設定が明かされました。

     

     

     まず、アンカーと呼ばれていた敵対勢力は闇華亜族と呼ばれ、対するシルヴィスたちの陣営は十曜亜族と呼ばれます。互いに自分が主流で相手が亜流、そういう風に敵対して十万年も過ごしてきたんでしょうね。
     そして、闇華亜族の長の名を、シルミラーといいます。
     このキャラは十巻冒頭、魔導大戦開幕直前の神々の対話シーンに出てきています。もともとは、永野護先生の大好きだったネットゲーム『ファンタシースターオンライン』のキャラクターでした。勿論、FSSが先かゲームが先かは、これはちょっとわかりませんね。
    謎なのは、シルミラーがミラージュ騎士団の紋章と、血の十字架と呼ばれるガットブロウを身に着けていること。そして、シルミラーは「光の使者とも呼ばれる独裁者ユライヒをからタイカ世界を守るために戦っている」という事実。これはどういうことなのでしょうか?

     

     

     基本的に、以前のタイカ編は「十曜亜族(シルヴィスサイド)が善玉」「闇華亜族(シルミラーサイド)が悪玉」だと思われていました。ファンタジーな雰囲気の魔法世界で、おとぎ話のように勧善懲悪のはっきりした世界観を感じたのですが…なんと、これが全然違ったようです。
     また、カレンのパートナーとなる十曜亜族の救世主U.R.I.ことユライヒ。
     何故彼が、タイカ世界の驚異となる独裁者なのでしょうか?

     

     

     しかし、こうしたことは我々人類の歴史でも無数に存在します。例えば、アドルフ・ヒトラー。彼が史上最悪クラスの独裁者だったことは、誰もが歴史で知っています。しかし、第一次世界大戦の膨大な賠償金支払いに押し潰され、ハイパーインフレになっていたドイツの経済を立て直したのもまた、ヒットラーだったのです。
     まあ、正確にはヒットラーだけの力ではなかったのですが。
     それでも、当時のドイツ国民にとっては、ヒットラーとナチ党の強い政治力は、救世主のように見えたのではないでしょうか。勿論、ヒットラーとその腹心たちが演出した、煽動されて生まれた空気もあったでしょう。しかし、当時のドイツ国民の多くは、ヒットラーを悪だとは思っていなかったと感じるんですね。
     日本も勿論そうです。
     戦時中の日本で、特攻兵として散華することも、一億総火の玉となって戦うことも、多くの人間は信じて従っていました。この価値観が狂っていることを感じていた人間はいましたが、少数派だったでしょう。
     このように、全ての歴史には表と裏があり、二面性では図りきれない複雑な表情が無数に隠されています。それでも、いわゆる歴史のメインストリームは一つで、それは常に勝者によって都合のいいように造られてきました。

     

     

     タイカ宇宙の十万年の戦い、その最終盤になにがあるのでしょうか?
     我々が今まで知っていた話では、十曜亜族側に救世主ユライヒが登場し、それに呼応して、今まで静観を決め込んでいたクエーサー人が参戦してきます。このクエーサー人たちが作り上げた人型機動兵器が、M.T.T.です。ユライヒの乗るデモン、クエーサー人たちのグラブ、そして謎の機体(カレンが乗る)バイナスです。
     これを運ぶログナーたちの船が、魔女の海と呼ばれる宙域に迷い込みました。
     そこで回収したKOGの頭部から、カレンが登場した訳ですね。
     さて、これだけしか知らされてなかったので、ユライヒは完全にいい人だと思ってました。いつぞやも、カレンと並んで優しくラキシスを見守ってましたしね。しかし、それは片方側から見ただけのユライヒのようです。

     

     

     当然ですが、十曜亜族と対立する闇華亜族から見れば、敵の救世主は味方の死神です。十万円後の闇華亜族を率いるシルミラーからすると、敵側に突然現れた(しかもカレンというチートキャラまで一緒)恐るべき敵という訳ですね。
     そんなシルミラーが、何故ミラージュ騎士団の紋章を?
     そして、例の血の十字架と呼ばれる独特なガットブロウも持ってます。
     これについては「ファーンドームの星王のマークである」との説明がありました。つまり、マキシのことですね。しかし、マキシはジョーカー星団では情緒不安定な残虐非道騎士で、スタント遊星攻防戦で戦死した時にタイカ宇宙へ転生しています。マキシをタイカ宇宙へ飛ばしたのは、女神・シルミラー とされていますが…うーん、うーん。
     シルミラーはなんらかの形で、違う時間、違う宇宙のジョーカー星団に干渉し、マキシを呼び込んだ。そこでアレコレあって、マキシが持っていたガットブロウやミラージュ騎士団のマークをもらった。
     で、何故マキシはシルヴィス側、十曜亜族側に行っちゃったんですかね?
     これは大きな謎ですよ…それとも、シルヴィスとマキシって恋人とかパートナー同士とかじゃなかったのかしら。でもなあ、ラキシスの持ってたクフィールもシルミラーは持ってるし…うーん、これまたドでかい謎が投下された感じですね!

    | ながやん | キャラクター | comments(3) | - |
    月刊NT2020年6月号ネタバレ記事
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       はい、皆様こんにちは!今週も金曜日がやってまいりましたね。こちらもようやく月刊ニュータイプ最新号を手に入れ、それはもう穴が空くほどねっぷりと読み耽りました。
       今月号のFSSの連載は、ありません。
       代わりに、最新設定を多数公開したデザインズ仕様になっております。
       最近、永野護先生って連載を休まないんですよね。単行本の作業があっても、デザインズが発売になっても、休まない。昔なんか、確実に休載してましたね。でっかいエピソードが終わると、一年近く休載したこともありました。
       GTM設定でFSSが再開してから、永らく休載らしい休載をしてません。
       その永野護先生が、アシスタントの健康のために、連載を止めたんです。
       もう耳にタコかもしれませんが、コロナウィルスというのはそれだけ怖いものなんです。そして「ちょっとならいいか」という気持ちが、万が一の悲劇を呼んでしまうんですね。皆様も自粛して暮らしてるかと思いますし、自分もそうです。みんな苦しい、みんな辛い、だからもうちょっとみんなで頑張ってみましょう。
       因みに、早く10万円こないですかね(笑)

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      | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(19) | - |
      第322回FSS考察「狙われるのはメインヒロインだから!?」
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         はい、皆様こんにちは!自粛ムードの中ですが、なるべく家にいて、家で色々楽しみましょう。これを気に、FSSの一気読みとかいかがですか?自分は時々読み返してるんですが、何度読んでも同じ場所で泣いちゃうんですよね…(笑)
         あ、さて、連載本編ではラキシスが超ピンチです。
         助けに来てくれたスペクターも、あっさりやられちゃったし。
         でも、よく考えたらラキシスって、毎度毎回、何度も何度も襲われてますよね。お姫様だし、FSSの一番のメインヒロインだからしょうがないんでしょうか。
         今日は、物語の冒頭から最新話まで、ラキシスの襲われの歴史を振り返りましょう!

         

         

        1.ユーバー・バラダ(コミック1巻)
         御存知、物語の冒頭を飾ったラキシスの章でのラスボスです。トラン連邦でのファティマお披露目の多さを利用し、何人ものファティマに手を出してきたみたいですね。ラキシスとクローソーをバランシェ博士から引き剥がし、自分の宮殿に囲っていました。
         まあ、最後は皆様御存知の通り、KOGのバスターランチャーで消滅しちゃいました。主人公を敵に回して、メインヒロインにちょっかいを出す…まあ、ろくな死に方しないですよね。

         

         

        2.モラード・カーバイト(コミック3巻)
         え?モラード博士はいい人だ?そうですね、敵意があってラキシスに接触した訳ではありません。しかし、FSSの謎の中枢に常にラキシスはいます。彼女と天照が中心人物の物語、二人のラブストーリーだから当然です。しかし、モラード博士もラキシスは気になるようで、ごくごく紳士的に接触してきました。
         でも、これがモラード博士の人生を狂わせちゃったのですよね。
         普段の姿から「藍色の髪の少女」へと変貌した、本来のラキシスが登場。この時のやり取り、ラキシスの言葉はフランス語かな?後にムグミカ王女が口にした詩篇と同じ内容だったかと思われます。
         モラード博士は、親友バランシェ博士が禁忌を踏み越えたことを理解しました。そして自分もまた、それを追いかける形になったのです。ラキシスと出会ったことで、この人も人生を大きく狂わされたのかもしれませんね。

         

         

        3.シャフト&ズーム(コミック6巻)
         御存知、最強にして最凶のコンビです。天照の力が消失したことにより、恐怖で従っていたミラージュ騎士団左翼大隊が反乱を起こします。そして、シャフトとズームの二人は玉座を目指し、そこにいるラキシスを辱めようとしました。勿論、行く手を遮ったゴーズ騎士やメイドたちは皆殺し(後にフェザードラゴン&スイレーによって蘇生)になりました。
         でも、ラキシスにミラーと真空光輪でギッタンギッタンにお仕置きされましたね。最後は次元回廊に引きずり込まれそうになりました。この時初めて、ラキシスたち運命の三女神に「カイエンを始めとする歴代剣聖の必殺技が全てインプットされている」という事実が判明します。ただ、次元回廊はラキシス本人が望んで発動させた力には見えなかったんですが、真相はどうなのでしょうか。

         

         

        4.サリオン王子(コミック6巻)
         落ち着いたところ真打登場、左翼大隊を引き連れてLEDことサリオンが現れました。しかし、ラキシスは臆さずサリオンと対峙します。そういえばあの時、サリオンは「麿に次元回廊は効かぬぞ」と言ってましたが、どういう原理なんでしょうか。あのシャフトとズームを異次元へ消し去ろうとし、過去にはボスヤスフォートも回避できずにいた次元回廊…どうやってサリオンは無効化するんでしょうね。意外と、騎士とダイバーの力、両方を持っている人間にだけの回避方法があるのかもしれません。
         因みにサリオン、凄んでみたものの…ラキシスの背後にU.R.I.とカレンの影を見て竦んでしまいます。まあ、確かにあれに睨まれるとかなり怖いような気がします。

         

         

        5.アンカーのルシファ?(コミック6巻)
         ようやく全てが終わったかに思えたら、二度あることは三度ある。今度は別次元、タイカ宇宙からアンカーに襲われます。この時の男は魔太子ルシファなんでしょうか?それとも、アンカー勢力の尖兵、いわゆるモブ兵なんでしょうか。ここでは無敵のラキシスがあわやピンチというシーンが見られました。最新号の連載でも、やはりラキシスはアンカー相手には苦戦というか、戦いにならず一方的にやられる局面が見受けられます。
         この時は、先程と同様にU.R.I.とカレンが助けてくれて、事なきを得ます。
         でも、ちょっと面白いんですけど、この時ラキシスが襲われてるのをスペクター(ジョーカー)は知ってる、見てたっぽいんですよね。でも、余裕ぶっこいでお茶飲んだ挙げ句に「カレン様やU.R.I.の手を借りてるようじゃまだまだでやんすよ」みたいなこと言ってる。そのスペクターが今回は、シル・ヴィスの力を借りてやっとどうにか、って感じなんですけどね(笑)

         

         

        6.プリンセス・タイトネイプ(コミック11巻)
         えっと、ここは確かリブート版には載ってないコミック描き下ろしだったかと思います。AKDの浮遊城に、ニューと鈴華御前がやってくるエピソードですね。出迎えはなんと、ソープとラキシスです。タイトネイプは以前、ニューのブラッドテンプルを売り込みに来て、そのままうっかりミラージュ騎士団への入団契約にもサインしてしまったんですね。そんな彼女は、側室として娶られたと勘違いし、ラキシスに激しいライバル心を燃やします。まあ、ここはギャグ回でもあるんですが、こんなアホらしい話からマイティ・シリーズにLEDミラージュのエンジンが供与されたんだから、実にFSSらしいですね。
         因みに、ラキシスにしてやられるニューがちょっとかわいかったです。

         

         

         さあ、どうでしょう…流石はメインヒロイン、お姫様!面白いようにターゲットにされてますね。あとは空振りに終わりましたが、ブラックスリーの襲撃時にも、ラキシスはボスヤスフォートに狙われています。この時はスペクターが気を利かせて、匿ったみたいですね。
         お姫様は狙われさらわれ、常に王子様に助けられる運命。
         でも、ラキシスは自分で戦って身を守ることも多く、しかもその強さを今まで実は一度も天照に見せていません。天照はまだ、ラキシスのことを「ちょっと凄いファティマ」くらいにしか思っていないかもしれませんよ?せいぜい、浮遊城の柱をかじるくらいで…でも、いつかは天照もラキシスの本当の姿、本当の力を知る時がくるかもしれませんね。

        | ながやん | キャラクター | comments(5) | - |
        第321回FSS考察「見えるだろう、タイカ宇宙」
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           はい、皆様こんにちは!コロナウィルスの影響で、世界全土に不安な気持ちがはびこっていますね。でも、こういう時こそお家でマターリと趣味に興じる時です。
           勿論、家ではできない趣味も沢山あります。
           でも、ここを御覧の方にはみんな、FSSがあります。
           奥深く謎だらけで、とても魅力的な世界最強のおとぎ話があるんです。
           だから、ちょっとでも元気だして、日々を気をつけて生きていきましょう!

           

           

           そんな訳で、今日は最新号で明らかになったタイカ宇宙のお話。
           今まで、なんとなーく「FSSを友達にオススメしたいなーと思ってるけど、なかなかとっつきにくいとこはあるよなあ」なんて思ったこと、ありません?FSSには年表があって、すっごい沢山の登場キャラクターとメカニック、設定がある。
           コミックだけを読んでも、勿論楽しめると思う。
           けど、時系列や前後したりは普通だし、同じ顔の別人もわんさか出てくる(だいたい同じ一族だったりする)とまあ、なかなか複雑な構造でもあります。

           

           

           で、その最たるものが…コミック五巻で突然現れた「タイカ宇宙編」です。
           実はこれ、当時の全てのFSSファンにとって不意打ちでした。
          当時は、トラフィックス1、破烈の人形とアシュラテンプルの話題で盛り上がっていたところだったと思います。休載を挟んでの再開で、突然タイカ宇宙編が始まったんだっけかな?
           ちょっと記憶は曖昧ですが、とにかくびっくりしたものです。

           

           

           ざっくばらんに言うと、タイカ宇宙編は「年表の星団暦7777年より未来の、別宇宙での物語」という感じでいいかと思います。そこでは二つの民が戦い続けており、その戦争は数万年も続いています。
           この永き戦いに終止符を打つため、天照は自分の娘のカレンを送り出したのでした。
           とまあ、話は非常にシンプルなんですけどね?
           ただ、ジョーカー宇宙とはあまりにかけ離れた世界でして。
           そのことを色々とおさらいしつつ、新しい設定にも触れてみましょう。

           

           

           まず明らかになったのが、タイカ宇宙には二つの民族がいて、双方の間で戦争が永らく続いているということです。五巻のタイカ編の時点では「タイカ十曜の民」が善玉で「謎の侵略者アンカー」が悪玉だった訳です。因みにアンカーの親玉がルシファ・センタイマみたいですね。
           で、大権使シル・ヴィスの時代、タイカは滅びそうになりました。
           王都が陥落寸前で、シル・ヴィス自身もルシファ・センタイマの手にかかろうとしていたのです。でも、ピンチの瞬間を天照が救い、タイカの民は存続します。その後もルシファ・センタイマがシル・ヴィスを襲いますが、ジョーカー宇宙から転生したマキシによって撃退されてるようですね。

           

           

           タイカの民は豹から進化した人類で、どうやらアンカーの民も同じ様子。これは破烈の人形さんが前回の記事に関してコメントしてくれた情報です。自分もその扉絵は見た覚えがあったんですが、失念していました。
           そして、今月号ではっきりと明示されました。
           泰華宇宙(タイカうちゅう)には、二つの民族がいる。
           十曜亜族(じゅうようあぞく)と闇華亜族(アンカーあぞく)である。
           両者とも、大権使や熾権使といった巫女(神官)を中心にする組織構造を持つ。
           これは、過去に発表された五巻のタイカ宇宙編とミスマッチを起こすことのない新設定です。恐らく、二つの亜族は実力が拮抗し、共に高レベルな文化と文明を持っていたのかもしれません。それはやがて化学物質文明へと発展し、戦いも星の海である宇宙へ広がりました。

           

           

           そんな訳で、何万年も戦い続けた十曜亜族と闇華亜族。そんな永久戦争にも転機が訪れます。そう、十曜亜族の中に、救世主U.R.I.(ユーリヒ)が誕生したのである。彼の出現は、今まで我関せずだったクエーサー人をも味方につけ、決戦兵器MMTが生み出されました。
           MMTは今回「マジカルミューテーション」の略だと判明しましたね。
           つまり、人間が融合して扱う、新しいタイプのロボット兵器だと思います。
           今月号ではデモン・ダ・インプレッションが登場しました。これは、五巻で工場製ファティマを焼いたクーンの前に、カレンと共に一瞬現れたロボットです。ですが、ややこしいことに今月号でデモンと合体したのは、あの人はU.R.I.ではありません。
           彼は、彼こそが闇華亜族の王子、ルシファ・センタイマだと思われます。

           

           

           実はこのルシファ・センタイマは六巻にも登場しています。ミラージュレフトの反乱が終息したあと、一人になったラキシスを襲おうとして現れました。その時はU.R.I.とカレンが、時間と空間を超えて助けにきてくれましたね。勿論、デモンとバイナスも一緒でした。
          果たして、闇華亜族とは、ルシファ・センタイマとは何者なのでしょう。
           悪魔たちと関わりがあるのか、それとも別次元の存在なのか。

           

           

           因みに余談ですが、シル・ヴィスの時代から何万年もあとの時代、救世主U.R.I.の登場は両陣営の軍事バランスを一変させます。今まで不干渉だった超人類、クエーサー人の参戦です。クエーサー人はタイカ宇宙においては、まあ一種の「超越者集団」だと思ってください。もう、人間を超越してる存在です。
           どれだけ超越してるかっていうと「気合があれば真空の宇宙でもOK!」って感じです。完全に自分の精神力をコントロールし、その力で肉体や物質を完璧に制御できるんだと思います。そして、彼らとU.R.I.、そしてカレンだけがMMTに乗れるというのが昔の設定。
           因みにこのMMTをU.R.I.に届けるため、危険な輸送任務をやっていたのが…タイカ宇宙に転生したログナー司令です。近くには勿論、イエッタに該当する女性がいました。で、ログナー司令の宇宙戦艦には艦載機が搭載されてるんですが…この宇宙戦闘機インターセプターというのは、あのフール・フォー・ザ・シティにも名前だけ登場している戦闘機ですね。ログナーは本当に、どこにでも転生して顔を出してきますね(笑)

          | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |
          月刊NT2020年5月号ネタバレ記事
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             はい、皆様こんにちは!お疲れさまです!
             こちらでもコロナが蔓延してまして、不要不急の外出を控えておりました。今日は複数の用を一気に片付けるついでに、ようやく月刊ニュータイプを買ってきましたヨ。
             いやあ…今月のこれ、凄くないですか?
             唐突な急展開はFSSのオハコ、一種のお約束ですが。
             いよいよ本格的に、タイカ宇宙のアンカーも本筋に絡んでくる様子ですね。
             ではでは、ネタバレしまくりな内容にいってみましょう!
             因みに今回から、古式ゆかしいスペース大量挿入ではなく…ブログの機能を使って、クリックでネタバレ記事を読めるようにしておきますね。

             

             

             もっと前からこれ、使っておけばよかった…(マヌケ)

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            | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(10) | - |
            第320回FSS考察「もしジョーカー星団でコロナが流行したら」
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               はい、こんばんは!お仕事の方も勉強の方も、お疲れさまです。
               いやあ、酷い世の中になりましたね…コロナウィルスの大流行、これは世界規模の超弩級疫病です。世界経済が停滞し、場所によっては国家の維持運営が危ぶまれる危機。我が国日本でも、目を覆いたくなるような惨状が散見されます。
               ですが、我々FSS好き、ファン同士は穏やかに健やかに過ごしたいですね。

               

               

               こう、あれです…FSSのように、この地球と人類の歴史にも、今回のコロナ大流行は永遠に記録されるでしょう。でも、地球の年表にたった一行「西暦2020年、コロナウィルスが大流行」と書かれるだけです。
               この一行に、仕事の収入が激減したことや、感染を疑われたことが凝縮されちゃう。
               これが、後の世から歴史を見るということなんです。
               結果を時系列で端的に知る、それが年表ですからね。
               しかし、歴史に分け入り「年表の一行を解釈する」となると、色々な刺激があるわけです。FSSでも、魔導大戦が何年に終わったかは年表にありますが、そこまでのドラマ、そして最後の戦いであるハスハ解放戦がどうだったかは、まだ誰もわからないのです。そして、そこをこそみんなは知りたい、楽しみたいと思ってる筈。
               コロナ騒動はまだまだ長引きますが、どうせ最後は年表の一行です。
               焦らず騒がず、落ち着いて思慮深く行動しましょう!

               

               

               あ、さて…因みに皆様、ジョーカー星団でもしコロナウィルス、ないしはそれに類する疫病が発生すると、どうなると思いますか?
               少し前に、ジョーカー星団の医術レベルに関して、少し書かせていただきました。
               手足のスペアがあったり、機械の身体にちょくちょく交換したり。あまつさえ、肌を取り替えたりすることは勿論、全身レベルでの再生治療も思うがままです。医学のレベルは地球のそれを超越しており、騎士にいたっては死ぬことも稀かもしれません。
               では、そんな世界に疫病が蔓延すると、どうなってしまうのでしょう。

               

               

               ジョーカーの医学は高レベルですが、決して万能でもなく、無敵でもありません。ちょっと前までは、ジョーカーの医術は世界一ィィィィィィ!くらいに思ってたんですけどね。ショー・カムのストーリーと共に、ジョーカーの科学力でも解明不能な病があることがわかりました。
               全身の筋肉がゆるやかに死んでゆく病。
               地球でいうALS(筋萎縮性側索硬化症)に似た症状かなと思いました。
               遺伝子に関係する病気らしく、あのバランシェですら治療がかなわないという。
               あるいは、超帝國時代の技術があれば、どうにかなったかもしれません。しかし、今のジョーカー星団は、反映の絶頂を折り返した過渡期の文明圏なのです。そして…ダイ・グさえも蝕みつつあるこの病気、ひょっとしたら超帝國の科学の悪しき遺産かもしれません。

               

               

               

               さて、そんなジョーカー星団に伝染病が発生したとしましょう。

               果たして、あの世界で拡大感染を止めることができるでしょうか?
               まず、主要な列強各国、AKDやフィルモア、クバルカンあたりを考えてみます。今回は魔導大戦で混乱しているハスハを除外、これについては別途で考察してみますね。
               結論から言うと、ほぼ完全に封じ込めに成功するだろうと思われます。
               最先端の科学力を持つのみならず、この三つの国は政治形態がシンプルです。AKDやフィルモアにも議会がありますが、基本的に専制君主によって収められているトップダウン形式の国家だからです。AKDなら、国民に大人気の天照がマッハで解決しちゃうでしょうね。フィルモアには幾重にも「カーテンの奥」が存在しますが、疫病という国難に対しては協調体制、ないしは不干渉の立場を取ると思われます。
               クバルカン法国はかなり特殊な国ですが、この国は「法と徳」が重んじられます。必定、内政に対してはかなり制度の行き届いた(制度というよりはモラル、道徳的な思考能力か?)国の印象があります。騎士も政治家も神官ですが、宗教的な側面よりもむしろ実際的な「官僚と議員を兼ねた人間=神官」という雰囲気ですね。よほど馬鹿な法王が治めてない限り、クバルカンも大丈夫かなと思われます。

               

               

               ただ、気をつけたいのは…実はジョーカー星団では、先進国や大都会ではSF世界のような遠未来世界ですが、辺境に行けば牧歌的なファンタジー世界風の生活があるということ。
               例えば、思い出してみてください。
               ATことアトロポスが、オージェ・アルス・キュルを隠していた村。
               子供がピカピカの石を拾って喜んでた、あの村です。
               どう見ても、地球の日本で言えば昭和初期くらいの生活レベルです。恐らく主産業は農業、そして畜産ではないでしょうか。また、同じくATがゲリラのリーダーをしていたツアイハイ地方、あの鉱山の町も酷い惨状だったのを覚えています。
               この現象は、現実ですと中国によく似ていますね。
               中国、中華人民共和国には今、14億人の人がいると言われています。どんな国でも人口の一割、10%が富裕層だと言われるので…日本の人口よりも多い、1.4億人のお金持ちがいることになります。
               しかし同時に、中国では今でも農村に暮らす人たちが、低い生活水準で生きています。年収数千円の農家が、あちこちにあります。そこにはネットもなく、酷いところは水道や電気もありません。北京みたいな大都会が栄える一方で、あちこちにまだ一世紀近く遅れた時代を生きてる人たちがいるんです。
               FSSに登場する幾つかの国家には、この現象があるように想えました。
               当然、そんな寒村に疫病が流行ったら…どうなるか。
               待遇改善を要求する鉱山の人たちがゲリラになって、それを軍が鎮圧するようなことが起こるわけです。まあ、軍が村もろとも焼いて地図から消しちゃうこともあるかも。

               

               

               で、かつての超大国ハスハではどうでしょう。
               魔導大戦によって国家が分断され、無数の国々の思惑に翻弄されるハスハ。精神的な支柱である詩女フンフトもまた、国民からはやや好かれていない印象があります。フンフトは胸に秘めた決意と覚悟があって、明確な未来のヴィジョンを見据えて動いてる節がありますが…それは、読者である我々だからわかることです。
               ハスハの民には、出戻りの不倫詩女で、しかも今度はダイ・グに色目を使ってる。
               まあ、それはさておき、現在のハスハは大混乱、既に連邦国家として破綻してます。
               そんな状況に疫病が流行し始めたら……?
               これは、とても恐ろしいケースです。無数の騎士団と軍隊が闊歩する中で、難民たちが国境を無視して大移動している。なので、あっさりと「騎士団クラスター」「難民クラスター」が発生するわけですね。騎士団まるごと陽性反応っていっても、このへんはすぐに治療ができるでしょう。騎士たちは常に恵まれた境遇にあります。しかし、ほんの僅かでも騎士団が、その一部、小隊規模の戦力が前線を離れる…これはとても恐ろしいことです。ほんの些細な戦力バランスの変化が、戦局を大きく変えるかもしれません。
               難民クラスターは、もっと悲惨です。なにせ、守ってくれる人がいない。クバルカンを始めとする、一部の国家が難民救済をしていますが…助けるより早く、難民同士で感染が爆発的に増えるでしょう。クバルカンも実はボランティアではなく、自国の国益のために動いてます。必定、助かる難民と助からない難民が生まれる。
               更には、人身売買のシンジケートがこの状況を悪化させます。病原菌のキャリアを、そうとは知らず他国に売る。そうすると、買った国の労働者階級で新しいクラスターが生まれる訳です。

               

               

               今のハスハは、分断され混迷を極めています。
               貧困と差別、難民問題なんかが噴出していますが、例えばベラ国のように逞しいハスハの気質が息衝いている地域もあります。AP騎士たちも頑張ってますし、バキン・ラカンのように純粋に味方となってくれる国家もあります。
               しかし、ウィルスは国境も人種も関係のないものです。
               そして、あの酷い有様のハスハでも、運良く免れた事態を…今の現実の世界は直面する状態にあります。パンデミック宣言がなされ、多くの先進国が事実上国家運営を停止してしまっています。
               これは戦争だと言った大統領もいて、そうなのでしょう。
               コロナ戦争は今後「戦勝国」と「敗戦国」を生み出します。
               コロナ対策が上手かったドイツ等は、戦勝国になる。いち早く回復して、経済活動を再開する。日本はどうか?これから爆発的なピークを迎えるかもしれない今、敗戦国になったとしたら…国際社会での居場所が大きく変わることも予想されます。

               

               

               しかしながら、我々日本人は「ただ日本に生まれた」という、無敵のアドバンテージがあります。日本は(ちょっと最近危ういけど)先進国として、まずインフラが整っている。清潔な水を誰でも得られる。電気も常に使える。
               こうした先進国の利点は実は「とりあえずなんでも金で解決できる」です。
               現金が沢山あれば、なにも困らない…これは先進国の美徳です。
               これが貧しい国だと、米を配り、薬を配りと、煩雑に物資を一つ一つ支給するしかありません。しかし日本では、現金を一括で配るだけで、多くの人が救えるのです。事務的な手続きのコストを考えれば、現金を配るというのは非常に好ましい、即効性ある対策ですね。
               ジョーカー星団だと、これをやりそうなのは…トラン連邦ですね。
               我らが大統領、ミッション・ルースならやってくれそうな気がします(笑)

               

               

               とまあ、やや不安感を煽るような今回の内容でしたが…今、世界はとても大きな異変にさらされています。こんな状況を体験する人類は、恐らく百年前にも百年後にもいないでしょう。スペイン風邪やペストをも乗り越えてきた人類は、また新たな病原菌との戦いを始めることになったのです。
               一方で先日、エボラ出血熱の流行が終息しました。
               決め手は、徹底的なワクチンの接種です。
               あの恐ろしいエボラも、後々には根絶されるでしょう。
               我々人類は、勝てます。
               勝つためのメソッドをちゃんと、持っています。
               歴史から学び、未来の年表にただの一行として記されるため…今は個人個人で、できることを確実にやっていきましょう。うがい、手洗いを徹底的にやる。外出を控えつつも、家の中で楽しく過ごす。自分を適度に甘やかして、思いつめたりしないように。
               実は自分も、不要不急の外出を避けてるため、月刊ニュータイプの最新号を買えないでいます。ううむ、早く読みたい…最新号のレビューは、少し遅れますが、ごめんなさい!まあ、お互いしっかり巣ごもりして、元気に暮らしましょう!

              | ながやん | 世界観 | comments(6) | - |
              第319回FSS考察「エイリアスってどんな術?」
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                 はい、皆様こんにちは!新たな年度、四月ですね!先週はごめんなさい、ちょっとバタバタしてて勝手にオヤスミしちゃいました。
                さて、今日は結構メジャーなダイバー・パワー、エイリアスについて。
                 新しい用語だと、ブリッツェン・パワーのスコーパー?でしょうか。
                 先日発売された月刊ニュータイプ四月号、FSSの扉絵にとても興味を引く設定が記載されていました。モラード・ファティマ37トートマーが、マグダル・エイリアスに嫁ぐというものです。
                 はてさて、エイリアスがファティマを娶るってどういうこと?
                 今日は作中でも結構便利に使われてるエイリアスのお話です。

                 

                 

                 エイリアスとはまず、どういった術なんでしょうか。
                 端的に言えば「遠隔操作できるもう一人の自分を生み出す術」でしょう。これは騎士の分身とは全く違います。騎士は高速移動による足さばき、体術で「複数人に分裂したように見せている」、これが分身です。
                 エイリアスは、完全に自分とは別の「もう一人の自分」を生み出す魔法ですね。この時、術者はエイリアスの操作に集中するため、無防備な瞑想状態になります。つまり、エイリアスを出すと、本人が動けなくなる代わりに、もう一人の自分が動く訳です。
                 因みに、エイリアスとよく似た剣聖剣技に、ミラーがあります。ミラーはダイバーパワーを持つ騎士しか使えない剣技の一つで、完全に分裂した二人以上で同時攻撃が可能ですね。エイリアスと違って、術者本人も自由に動けます。ただ、どうやらエイリアスのように長時間の行動はできない様子…戦闘時に一時的に自分が増える技といったとこでしょうか。

                 

                 

                 あ、さて…作中でもエイリアスは頻繁に出てきます。
                 一番わかりやすいのが、天照のエイリアスである「メル・リンス」と「東の君(あがりのきみ)」ですね。何度も登場しています。
                 しかし、実は…この二人は、天照が生み出したエイリアスではありません。
                 一番頻繁に出てきて、ミラージュ騎士やAKDの関係者もエイリアスと認識していますが…リンスも東の君も、エイリアスではなく「単なる天照の神としての力」なのです。ただ、おおっぴらに神の力を振るってると周囲もびっくりしちゃうので、便宜上「あの二人は僕のエイリアスだからね」と言い張っているのです。
                 以前、星団各国の首脳が集まる会議の中、ブラックスリーのフロートテンプル襲撃に対応するために天照はメル・リンスを出しました。その時はわざわざ、必要のない「エイリアスを出してる時特有の瞑想状態」を自分で演じてました。瞑想状態になってみせないと、エイリアスじゃないってバレちゃいますからね。

                 

                 

                 では、本当のエイリアスは作中ではどのように扱われていたでしょうか。もっともその使い方が巧妙だったのが、バッハトマのブラックスリーが一人、ビューティー・ペールです。彼女は別の場所にいながら、エイリアスを生み出し、ボスヤスフォートやデコース・ワイズメルと一緒にフロートテンプルにテレポートさせました。
                 ビューティ・ペールのエイリアスは、ハインド・キルやミューリー・キンキー王女と戦闘。ダメージを受けると周囲を巻き込み爆発するという、とてもやっかいな攻撃を仕掛けてきました。
                 実はビューティー・ペールは、超帝國の血を受け継ぐ関係者なのではないか?という疑惑があります。彼女のフルネームはビューティー・ペール・アザミド26・アセルムラトワ・ディスターブ…そう、今はなき詩女ムグミカ王女と同じアッセルムラトワ・ディスターブの人間なのです。二人の関係性はまだ、今の所は謎に包まれてますね…

                 

                 

                 このように、エイリアスはかなり高レベルの術として認知されているようです。並の魔道士や魔法使いでは使えない、ある種の特殊能力じみた力ですね。これを詩女のマグダルが持っているのは、なにも不思議なことではありません。彼はカイエンから授かった超帝國の血を身に宿してますし、今後の展開で大きな障害が肉体と脳に残れば、むしろ五体満足なエイリアスを出して動いたほうが、都合がいいとも解釈できます。
                 マグダルは今、ボスヤスフォートとの戦いに破れ、脳を閉鎖された状態です。
                 そのままヘアード・グローバーとはぐれ、宇宙海賊経由で人身売買されてしまう運命が待ってますが…盲目の身となり、奴隷のように資源惑星で働かされる彼女の未来は?
                 まあ、未来ならわかってます。
                 ハスハを開放し、時の詩女としてラーンに戻ってくるのです。
                 それは知ってますあg、その過程をまだ誰も知っていないのです。
                 それが歴史大河浪漫たる、ファイブスター物語の魅力なのでしょう。

                 

                 

                 マグダルは聖都ラーンにいながら、エイリアスを生み出し弟デプレに同行させる。マグダル・エイリアスとダイバーパワーの共振により、デプレは剣聖剣技カルバリィ・ブレードを使う!なんてシーンが今後、あるのかもしれません。
                 そして、トートマーと共にGTMに乗ったりとかも…あるのかもですね!

                | ながやん | 世界観 | comments(7) | - |
                第318回FSS考察「突然グイグイ攻め始めたモラードさん」
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                   皆様、こんにちは!こんばんはの方も、お疲れさまです!いやあ、ようやく確定申告も終わり、一段落というところですね。恐ろしい病気が蔓延していますが、うがい、手洗い、特に手洗いを頑張ってやってきましょう。
                   自分は幸いにも、まだコロナ感染者が出てない地域に住んでます。
                   ただ、もとから悪い景気がもう、最悪に落ち込んでますね。
                   ま、暗い話はこれくらいにして、今日は最近攻めてるあの人の話です!

                   

                   

                   自分のような古いFSSファンですと、やはりファティマガーランドの双璧は「攻めのバランシェ」「守りのモラード」というイメージがあります。前衛的で突飛なファティマを作るのがバランシェ、堅実で安定した穏やかなファティマを作るのがモラードというイメージでした。
                   バランシェ・ファティマは、とにかく全てが尖ってる!ダムゲート・コントロールされてないなんてもう、むしろ生易しい。二重人格の子はいるわ、自分を鍛えるために星団最強スペックを殺してる子はいるわ、終いには運命の三女神まで作っちゃう。
                   その点、モラード・ファティマのイメージは「良妻賢母」「よくできた彼女さん」なのである。エストは魔性のファティマでもあるが、あの可憐な女学生っぽさはモラード・ファティマの特徴だろう。ビルトもウリクルも、みんな優しくて貞淑なパートナーだった。そう、モラード博士の作風は本当に穏やかだった…以前は。

                   

                   

                   実は、大昔の設定ですと、モラード・ファティマって物凄く数が少なかったんですよ。エスト、エルマ、ウリクル、ソリュートくらいしか漫画に出てこなかったし、ウラム、リールゥ、クエスラ、アイジェルンは名前だけの存在だった。タワーは一度だけ、JOKER3100にカラーイラストが載りましたけどね。少しストーリーが進んで、ビルトが出て、カプリコーンとエベレストが出た。でも、圧倒的に少なかったんですよ。
                   それが、今月号のニュータイプの扉絵で、一気に大勢公開されました。
                   まず、名前だけの子もちゃんと黒歴史にならず、出てきた!
                   そして、聞いたこともない名前が沢山出てきた!

                   

                   

                   まずは驚いたのが、モラードさん…以前、ツバンツヒに「お前たちみたいなのをな、饕餮(とうてつ)っていうんだ」と言ってましたね。饕餮とは、中国の四凶の一つである、伝説上の魔物です。なんでも貪欲に貪り食すあやかしと言われており、ツバンツヒたちシステム・カリギュラの人間の知識欲をモラードは例えたようです。
                   ですが、そんなモラードのレイルゥとクエスーラは実は…システム・カリギュラの騎士、シオの門番チーフティンスに嫁いでいます。レイルゥがEV-7(エファージーベン)に、クエスーラがBo-6(ボーゼクス)のパートナーですね。
                   このへんは「ガーランドは中立」を自ら体現してるものと思われます。また、バランシェ同様に「自分の意志や思想と関係なく、娘が自分で選んだ騎士に嫁ぐのをよしとする」と決めてるのかもしれませんね。他にも、アーリィ・ブラスト大佐のパートナーがモラード・ファティマのマルタールです。

                   

                   

                   さて、モラード・ファティマといえば、品行方正で優雅でおしとやか。バランシェ・ファティマのきらびやかさとは対象的に、炭火のように暖かいイメージがあります。地味ですが、とても大人しくて「三歩下がって騎士の影踏まず」みたいなイメージですね。
                   ですが…今回公開されたリストも、後半になるとかなりアヤシイ。
                   まず、茄里のパートナーとしてポワトニアなる子が…ひょっとしたら、オデットをニーゼルが使ってる時は(オデットが物理的に二人になるのは不可能だから)同時出撃の際に茄里はポワトニアとGTMに乗るのかもしれません。
                   他にもちょこちょこ、初めて見る騎士の名前がありますが…アイジェルンが!以前は名前だけの存在だった、アイジェルン改め…アイジェルン・ダリ・キア!?これ、絶対にやばいやつだ。あ、もしかしてこれが、スクールデザインズに乗ってた謎のファティマかな。アイル・フェルノアのファティマっぽい子。ダリ・キアとは、聖都ラーンのガーランド組織ですね。最強GTMと名高いアトラに乗るのかも…やだ、ワクワクしちゃう。
                   他にも、マグダル・エイリアスなる謎の人がマスターとなる、トートマーなる子も。最後はザ・タワーですが、タワーはショウメの力そのものを使った特殊なファティマらしいですね。一人でカイゼリン(ゴウトミラージュ)を駆り、天照の旅の最後まで一緒に同行することになります。

                   

                   

                   あと、気になるのは…タワー以降のモラード・ファティマも存在し、それらは全て「別のモラード」の作品らしいです。これで、リッターピクトに収録されていた若いモラード博士の姿を思い出しました。
                   以前の設定では、結局モラード博士もファティマボディを使い、バランシェと同じく延命を試みます。そして、後年はAKDでファティマたちの面倒を見て過ごすということになっていました。実際、しわしわの顔色悪い老年期のモラード博士は、カラーのキャラシートが存在します。
                   しかし、それとは別にモラード博士が存在するとしたら?そう、あくまで「別のモラード」と今回書かれていました。若返ったモラード、ではなく、別のモラードなのです。あの若い姿は、ファティマボディに乗り換えたモラードとは別人なのでしょうか?システム・カリギュラの力かなにかで、モラード博士のクローンが作られたとか?いやあ、そこまではちょっとわからないですね。
                   ただ、タワーまでを作ったモラードとは別人とする、そんなニュアンスが今回の扉絵には感じられました。果たしてこれは、どういうことでしょうか。モラード博士ははっきりと、システム・カリギュラとは相容れぬ旨を宣言していました。いやあ、どうなるんでしょうね、これ!

                  | ながやん | ファティマ | comments(7) | - |
                  第317回FSS考察「続・希望の星は危険な領域?」
                  0

                     

                     はい、皆様お久しぶりです、こんにちは!
                     毎週金曜日のこの時間、今週はなんとか時間が取れてます。こうして紅茶(Tパック)を片手に、優雅にFSSのことを考え、一人でニヤニヤしてる訳です。
                     今週は、先日語った希望の星フォーチュンについての、続きの話。
                     自分は先月号のニュータイプを見て、思ったんですよ…ヴィーキュルさえも超える危険な敵が、ただラキシスを捕獲するためだけに生み出した惑星。そこには、既存のジョーカー星団の常識を超える異形の大自然が広がっていました。

                     

                     

                     もしや、突然現れたこの惑星が、後のフォーチュンなのでは?

                     

                     

                     そう思ったんですけど、どうやら違うのではと思い始めました。
                     今日は、まだまだ情報は少ないですが、謎の惑星フォーチュンについて、再度考えていきたいと思います。

                     

                     

                     緑の星、フォーチュン。
                     希望の星、フォーチュン。
                     ファイブスター物語の中でも、未だに謎のヴェールに包まれた超重要な惑星の名前です。惑星と言いましたが、この「五つの星の物語」の、今はまだない第五の星…恒星という可能性もあります。
                     天照とラキシスが再会する場所であり、物語の終焉を飾るエンディングの星。
                     そして、ここからカレンの物語が始まることになるのです。

                     

                     

                     そして、先月の月刊ニュータイプ3月号において、ファイブスター物語に大きな動きがありました。ポーターとマグナパレスの増援で、ヴィーキュルたちを退けたラキシス。しかし、本当の恐怖はそこからが始まりだったのです。
                     突如として、ラキシスたちは見たこともない場所に放り込まれます。
                     そこには、霧のような姿で漂う謎の敵が待っていました。
                     そう、タイカ宇宙を脅かす敵、アンカーたちです。
                     この、高次存在によって突然造られた惑星が、フォーチュンなのでは!?
                     先日は確かに、そう思ったんですけど、ね…でも、ちょっと今月号を読んだら、違うかもしれないと思いました。やはりまだ、フォーチュンは生まれていない、存在しないと思ったんです。

                     

                     

                     今月号のスペクター(ジョーカー)の台詞に、こうありました。
                     彼は確かに「ジョーカー宇宙ならどこでもいい!出現した136億年前だろうが、フォーチュンが生まれる56億7千万年後であろうが!」と叫んだのです。
                     つまり…フォーチュンは天照とラキシスが再会した瞬間、生まれる?
                     二人が、既にあったフォーチュンで再会する訳じゃないんでしょうか…?
                     少なくとも、この時間軸に突然発生したこの惑星は、フォーチュンではない。何故なら、今は星団暦に換算すると7444年で、フォーチュンの発生をスペクターは7777年だと言ってることになるからです。

                     

                     

                     ふむ…ちょっとした軽いミスリードでしょうか。しかし「突然現れた、読者の誰もが知らない惑星」ってのをやられると、ファンならついついフォーチュンを思い浮かべてしまうのではないでしょうか。
                     しかし、これはそうと思わせて裏をかく、一種の創作テクニックだったのか!?
                     それとも、そこまで深く考えられずにたまたまできたシチュエーションなのか!

                     

                     

                     それはさておき、どうやらこれからラキシスは(スペクターの力を一部借り受けた)ポーターによって、ジョーカー星団のどこかの時代に飛ばされるようです。ラキシスだけは死守するという、決死の脱出ですね。
                     七本指の謎の存在が、割って入って助けてくれましたが、果たしてどうなるやら。
                     で、ラキシスはこれからどこへ飛ばされるのか!?
                     …なんとなく、ここで年表の「7563:ラキシス、星団暦2043年のジョーカー星団に出現」が繋がってくる気がしますが、どうでしょう。この設定は、GTM設定になった際に年表が少し手直しされて、追加された設定だったと記憶(旧コミック12巻より前にはない)してます。星団暦7563年というのは、天照がウィルの中で過ごしている時間軸で、勿論ラキシスも同じ数字をカウントしてます。しかし、現実にはラキシスは50億年以上を過ごしてることになり…さらに言えば、星団暦7563年のラキシスが「カラミティ大爆発で宇宙に放り出されたラキシス」ではない可能性もあるのです。

                     

                     

                     さあ、来月はどんなサプライズが待っているのか。
                     というか、ここ数年全く休載してないけど、大丈夫なのでしょうか。
                     もっとゲームしたりオシャレしたり、遊んでほしいなーとも思いつつ…ファンとしてこれ以上無い程に幸せですね。永野護先生、どうかご無理だけはなさらずに!

                    | ながやん | ストーリー | comments(2) | - |
                    月刊NT2020年4月号ネタバレ記事
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                       はい、皆様こんばんは!今月も無事に、月刊ニュータイプにファイブスター物語が連載されております。遅くなってごめんなさいね…実は昨日、既に入手して読んでたんですけど。だけど、こぉ…びっくりしちゃいまして!
                       意外とモラードファティマ好きです、自分。
                       今回は、突然の公表でびっくりしたし、嬉しかったですね。
                       では、今月号の内容にメスを入れてきましょーいっ!

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      ・今月のあらすじ
                       圧倒的な力を振るい、謎の敵を倒してゆくラキシス。オペラピンクのスーツを纏った、藍色の髪の少女が躍動する。
                       だが、ついに敵はその正体を現した。
                       次元回廊(セブンス・フォール)を使いこなす、異次元の存在…今まで駆使した下僕を、奇子体(ヴァンク)と呼ぶ者が出現した。それはようやく、ラキシスたちと同じ言葉で語り始める。
                       ポーターさえも手が出せぬまま、ピンチに陥るラキシス。
                       だがその時、危機を救うべくスペクター、否…ジョーカーが現れた!

                       

                       

                       まずは扉絵、ポーターのことを中心にモラード・ファティマに関する情報が満載です。今まで、バランシェ・ファティマは全46人の情報、製造順などが公表されてきました。しかし、一度にモラード・ファティマがこれだけ公開されるのは…実は初めてです。
                       そして、ちょっと感動…大昔のクロニクルの設定たちは、まだ生きていた!
                       ウラム、レイルゥ、クエスーラ(クエスラ)…そして、アイジェルン。
                       これらの情報が突然、一気に公開された理由はなにか?そして「タワー以後も続くが、これは別のモラードである」と記された、その意味は?とにかく、ものすごい貴重な情報の塊なので、是非本誌を手にとって読んでみてください!
                       自分の興奮の理由に関しては、最後にちょろっとお話しますね。

                       

                       

                       さて、今まで自分は表記を間違ってましたね。正しい読み方は「ヴァンク」です。改めて訂正させて頂きますね。ごめんね、結構うろ覚えだったみたい。
                       で、当然といえば当然なんですが、ラキシスが物凄く強い!以前、ATと戦ったカイエンが「俺の技を全部娘にコピーしていた」という旨の発言がありました。つまり、運命の三姉妹は恐らく全員、カイエンと同等の技が使えるのでしょう。以前もラキシスは、通常の状態(いわゆる金ラキ)のまま、リングスライサーやミラーを使っていました。
                       他にも、懐園剣に射撃を命じたり、KOGに都市殲滅兵装を使わせたり。
                       いいですねえ、てか「放つ手刀が全てMBT」って凄い…しかも、隙がない通常技扱いっぽい(大昔の格闘ゲーマー感)いやあ、序盤は本当にラキシス無双でした。

                       

                       

                       でもでも、ようやくアンカーらしき連中が出てきて、突然ラキシスは戦闘力を奪われてしまいます。ここでは、非常に大きなヒントが沢山提示されている気がしました。
                       アンカーとは、ヴァンクとはいったいなんなのでしょう。
                       これらは、タイカ宇宙を侵略する謎の高次存在としか語られてきませんでした。しかし、中世的な太鼓の頃からずっと、タイカの人々はこれと戦ってきたようです。その長い長い戦争を終らせるために、ユーリヒがクエーサー人を味方につけて攻勢に出ます。そのちょっと前、乙女の祈りに応える形でカレンが送り込まれるのも、御存知の通りですね。
                       今までずっと「ちょっと訳がわからないパート」「初心者殺しパート」だった、ファイブスター物語のタイカ宇宙要素が…ここに来て、本編とシンクロしました。アンカーたちは「受粉させよう」とか、ちょっと植物っぽい存在なのでしょうか。意思と自我を持った、植物型の生命体なのかもしれません。だとすれば、タイカ宇宙は次元の違う「植物vs動物」の戦いなのかも…いえ、まだ詳しくは全くわかりませんが!

                       

                       

                       あとは、他にも驚きの情報が沢山ありましたね。ジョーカー神として本気を出したのに、あんましパッとしないスペクターとか。いえ、スペクターは強いんでしょうが、敵が強過ぎるんじゃないかしら。そして、最後に助けてくれた七本指は…これはもう、期待せざるを得ませんね。来月号も楽しみにです、という定型句をいつもどおり言うしか無いですね!

                       

                       

                       閑話休題

                       

                       

                       実は昔、セガのドリームキャストで発売された『ファンタシースターオンライン(以下PSO)』というゲームに熱中してた時期がありました。このゲームは勿論、永野護先生がドはまりしてついにはゲーム内に登場する武器やキャラまでデザインしてしまったという名作ネットゲームです。
                       日本のゲーム史においても、非常にメモリアルなマイルストーン的な作品ですね。
                       今でこそ、コンシューマでのネットゲームは珍しくありません。スマホの普及もあって「ネットワークで人とつながるゲーム」は、一般的になりました。
                       しかし、二十年前は「家でテレビに繋ぐゲーム機」でこれを実現したこと、それ自体が非常に革命的でした。PSOは四つのダンジョンしかないゲームなのですが、爆発的な大ヒットを飛ばし、今でも続編が楽しまれています。

                       

                       

                       永野護先生は、このPSOの中でFSSロビーを立ち上げました。FSSのファンの方と、ネットゲームの中で直接交流してしまおうという試みです。当然、自分も夢中になりました。
                       そしてなんと、幸運にも永野護先生とパーティを組んで洞窟を冒険したのです。
                       その時、永野護先生のキャラは日本刀(偽アギト)を使用してました。凄いですねと驚いてたら、ポンと「あげるよ」って自分にプレゼントしてくれたんです。そして、ダンジョン探索で敵と戦いながら、A-TOLLダンダグラーラは全然A-TOLLとは違うデザインになるんだよー、など、楽しくお話させてもらったのを覚えています。
                       一生モノの思い出、今でも宝物ですね。

                       

                       

                       で…FSSロビーにはみんな、FSSのキャラの名前を付けたキャラクターで集うことが多かったです。ヨーン君にログナー閣下、そして数多のファティマたち…皆、自分の好きなキャラクターをゲーム内で自分の分身として使っていました。
                       自分はその時、考えました。
                       どうせなら「誰ともかぶらない名前のキャラでいこう!」と!
                       自分は昔から、熱心に副読本を(少ない小遣いをやりくりして)買っていた人間です。愛読書は、FSSのクロニクル…これはデザインズ等がある昨今では、あまりファンの間でも読まれない、いわゆる「FSS大辞典」です。あいうえお順に、用語や設定を収めたもので、中には記載されてるものの作中で一度も登場せず、そのまま消えた設定も無数に存在します。バングの配備数が350騎だっかと思えば、作中では僅か数騎となったりと、なかなかにレアな書物であることは間違いありません。
                       自分はモラード・ファティマが好きだったので、誰ともかぶらないであろう「本編未登場のモラード・ファティマ」から「クエスラ」という名前の女キャラを作りました。

                       

                       

                       ええ、誰ともかぶりませんでした。
                       

                       

                       けど、あまりにもコア過ぎて…FSSのキャラだと気付いてくれませんでした。

                       

                       

                       勿論、永野護先生にも気付いてもらえなかったのです(笑)

                       

                       

                       まあ、そんなこんなで今回、クエスーラの名前を見た時は奇妙な感動を覚えましたね。また、このPSOを通じて自分は、創作活動を本格的に行っていくことになったのです。いやあ、懐かしいですね!

                      | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(2) | - |