無料ブログ作成サービス JUGEM
第318回FSS考察「突然グイグイ攻め始めたモラードさん」
0

     

     皆様、こんにちは!こんばんはの方も、お疲れさまです!いやあ、ようやく確定申告も終わり、一段落というところですね。恐ろしい病気が蔓延していますが、うがい、手洗い、特に手洗いを頑張ってやってきましょう。
     自分は幸いにも、まだコロナ感染者が出てない地域に住んでます。
     ただ、もとから悪い景気がもう、最悪に落ち込んでますね。
     ま、暗い話はこれくらいにして、今日は最近攻めてるあの人の話です!

     

     

     自分のような古いFSSファンですと、やはりファティマガーランドの双璧は「攻めのバランシェ」「守りのモラード」というイメージがあります。前衛的で突飛なファティマを作るのがバランシェ、堅実で安定した穏やかなファティマを作るのがモラードというイメージでした。
     バランシェ・ファティマは、とにかく全てが尖ってる!ダムゲート・コントロールされてないなんてもう、むしろ生易しい。二重人格の子はいるわ、自分を鍛えるために星団最強スペックを殺してる子はいるわ、終いには運命の三女神まで作っちゃう。
     その点、モラード・ファティマのイメージは「良妻賢母」「よくできた彼女さん」なのである。エストは魔性のファティマでもあるが、あの可憐な女学生っぽさはモラード・ファティマの特徴だろう。ビルトもウリクルも、みんな優しくて貞淑なパートナーだった。そう、モラード博士の作風は本当に穏やかだった…以前は。

     

     

     実は、大昔の設定ですと、モラード・ファティマって物凄く数が少なかったんですよ。エスト、エルマ、ウリクル、ソリュートくらいしか漫画に出てこなかったし、ウラム、リールゥ、クエスラ、アイジェルンは名前だけの存在だった。タワーは一度だけ、JOKER3100にカラーイラストが載りましたけどね。少しストーリーが進んで、ビルトが出て、カプリコーンとエベレストが出た。でも、圧倒的に少なかったんですよ。
     それが、今月号のニュータイプの扉絵で、一気に大勢公開されました。
     まず、名前だけの子もちゃんと黒歴史にならず、出てきた!
     そして、聞いたこともない名前が沢山出てきた!

     

     

     まずは驚いたのが、モラードさん…以前、ツバンツヒに「お前たちみたいなのをな、饕餮(とうてつ)っていうんだ」と言ってましたね。饕餮とは、中国の四凶の一つである、伝説上の魔物です。なんでも貪欲に貪り食すあやかしと言われており、ツバンツヒたちシステム・カリギュラの人間の知識欲をモラードは例えたようです。
     ですが、そんなモラードのレイルゥとクエスーラは実は…システム・カリギュラの騎士、シオの門番チーフティンスに嫁いでいます。レイルゥがEV-7(エファージーベン)に、クエスーラがBo-6(ボーゼクス)のパートナーですね。
     このへんは「ガーランドは中立」を自ら体現してるものと思われます。また、バランシェ同様に「自分の意志や思想と関係なく、娘が自分で選んだ騎士に嫁ぐのをよしとする」と決めてるのかもしれませんね。他にも、アーリィ・ブラスト大佐のパートナーがモラード・ファティマのマルタールです。

     

     

     さて、モラード・ファティマといえば、品行方正で優雅でおしとやか。バランシェ・ファティマのきらびやかさとは対象的に、炭火のように暖かいイメージがあります。地味ですが、とても大人しくて「三歩下がって騎士の影踏まず」みたいなイメージですね。
     ですが…今回公開されたリストも、後半になるとかなりアヤシイ。
     まず、茄里のパートナーとしてポワトニアなる子が…ひょっとしたら、オデットをニーゼルが使ってる時は(オデットが物理的に二人になるのは不可能だから)同時出撃の際に茄里はポワトニアとGTMに乗るのかもしれません。
     他にもちょこちょこ、初めて見る騎士の名前がありますが…アイジェルンが!以前は名前だけの存在だった、アイジェルン改め…アイジェルン・ダリ・キア!?これ、絶対にやばいやつだ。あ、もしかしてこれが、スクールデザインズに乗ってた謎のファティマかな。アイル・フェルノアのファティマっぽい子。ダリ・キアとは、聖都ラーンのガーランド組織ですね。最強GTMと名高いアトラに乗るのかも…やだ、ワクワクしちゃう。
     他にも、マグダル・エイリアスなる謎の人がマスターとなる、トートマーなる子も。最後はザ・タワーですが、タワーはショウメの力そのものを使った特殊なファティマらしいですね。一人でカイゼリン(ゴウトミラージュ)を駆り、天照の旅の最後まで一緒に同行することになります。

     

     

     あと、気になるのは…タワー以降のモラード・ファティマも存在し、それらは全て「別のモラード」の作品らしいです。これで、リッターピクトに収録されていた若いモラード博士の姿を思い出しました。
     以前の設定では、結局モラード博士もファティマボディを使い、バランシェと同じく延命を試みます。そして、後年はAKDでファティマたちの面倒を見て過ごすということになっていました。実際、しわしわの顔色悪い老年期のモラード博士は、カラーのキャラシートが存在します。
     しかし、それとは別にモラード博士が存在するとしたら?そう、あくまで「別のモラード」と今回書かれていました。若返ったモラード、ではなく、別のモラードなのです。あの若い姿は、ファティマボディに乗り換えたモラードとは別人なのでしょうか?システム・カリギュラの力かなにかで、モラード博士のクローンが作られたとか?いやあ、そこまではちょっとわからないですね。
     ただ、タワーまでを作ったモラードとは別人とする、そんなニュアンスが今回の扉絵には感じられました。果たしてこれは、どういうことでしょうか。モラード博士ははっきりと、システム・カリギュラとは相容れぬ旨を宣言していました。いやあ、どうなるんでしょうね、これ!

    | ながやん | ファティマ | comments(4) | - |
    第317回FSS考察「続・希望の星は危険な領域?」
    0

       

       はい、皆様お久しぶりです、こんにちは!
       毎週金曜日のこの時間、今週はなんとか時間が取れてます。こうして紅茶(Tパック)を片手に、優雅にFSSのことを考え、一人でニヤニヤしてる訳です。
       今週は、先日語った希望の星フォーチュンについての、続きの話。
       自分は先月号のニュータイプを見て、思ったんですよ…ヴィーキュルさえも超える危険な敵が、ただラキシスを捕獲するためだけに生み出した惑星。そこには、既存のジョーカー星団の常識を超える異形の大自然が広がっていました。

       

       

       もしや、突然現れたこの惑星が、後のフォーチュンなのでは?

       

       

       そう思ったんですけど、どうやら違うのではと思い始めました。
       今日は、まだまだ情報は少ないですが、謎の惑星フォーチュンについて、再度考えていきたいと思います。

       

       

       緑の星、フォーチュン。
       希望の星、フォーチュン。
       ファイブスター物語の中でも、未だに謎のヴェールに包まれた超重要な惑星の名前です。惑星と言いましたが、この「五つの星の物語」の、今はまだない第五の星…恒星という可能性もあります。
       天照とラキシスが再会する場所であり、物語の終焉を飾るエンディングの星。
       そして、ここからカレンの物語が始まることになるのです。

       

       

       そして、先月の月刊ニュータイプ3月号において、ファイブスター物語に大きな動きがありました。ポーターとマグナパレスの増援で、ヴィーキュルたちを退けたラキシス。しかし、本当の恐怖はそこからが始まりだったのです。
       突如として、ラキシスたちは見たこともない場所に放り込まれます。
       そこには、霧のような姿で漂う謎の敵が待っていました。
       そう、タイカ宇宙を脅かす敵、アンカーたちです。
       この、高次存在によって突然造られた惑星が、フォーチュンなのでは!?
       先日は確かに、そう思ったんですけど、ね…でも、ちょっと今月号を読んだら、違うかもしれないと思いました。やはりまだ、フォーチュンは生まれていない、存在しないと思ったんです。

       

       

       今月号のスペクター(ジョーカー)の台詞に、こうありました。
       彼は確かに「ジョーカー宇宙ならどこでもいい!出現した136億年前だろうが、フォーチュンが生まれる56億7千万年後であろうが!」と叫んだのです。
       つまり…フォーチュンは天照とラキシスが再会した瞬間、生まれる?
       二人が、既にあったフォーチュンで再会する訳じゃないんでしょうか…?
       少なくとも、この時間軸に突然発生したこの惑星は、フォーチュンではない。何故なら、今は星団暦に換算すると7444年で、フォーチュンの発生をスペクターは7777年だと言ってることになるからです。

       

       

       ふむ…ちょっとした軽いミスリードでしょうか。しかし「突然現れた、読者の誰もが知らない惑星」ってのをやられると、ファンならついついフォーチュンを思い浮かべてしまうのではないでしょうか。
       しかし、これはそうと思わせて裏をかく、一種の創作テクニックだったのか!?
       それとも、そこまで深く考えられずにたまたまできたシチュエーションなのか!

       

       

       それはさておき、どうやらこれからラキシスは(スペクターの力を一部借り受けた)ポーターによって、ジョーカー星団のどこかの時代に飛ばされるようです。ラキシスだけは死守するという、決死の脱出ですね。
       七本指の謎の存在が、割って入って助けてくれましたが、果たしてどうなるやら。
       で、ラキシスはこれからどこへ飛ばされるのか!?
       …なんとなく、ここで年表の「7563:ラキシス、星団暦2043年のジョーカー星団に出現」が繋がってくる気がしますが、どうでしょう。この設定は、GTM設定になった際に年表が少し手直しされて、追加された設定だったと記憶(旧コミック12巻より前にはない)してます。星団暦7563年というのは、天照がウィルの中で過ごしている時間軸で、勿論ラキシスも同じ数字をカウントしてます。しかし、現実にはラキシスは50億年以上を過ごしてることになり…さらに言えば、星団暦7563年のラキシスが「カラミティ大爆発で宇宙に放り出されたラキシス」ではない可能性もあるのです。

       

       

       さあ、来月はどんなサプライズが待っているのか。
       というか、ここ数年全く休載してないけど、大丈夫なのでしょうか。
       もっとゲームしたりオシャレしたり、遊んでほしいなーとも思いつつ…ファンとしてこれ以上無い程に幸せですね。永野護先生、どうかご無理だけはなさらずに!

      | ながやん | ストーリー | comments(2) | - |
      月刊NT2020年4月号ネタバレ記事
      0

         

         はい、皆様こんばんは!今月も無事に、月刊ニュータイプにファイブスター物語が連載されております。遅くなってごめんなさいね…実は昨日、既に入手して読んでたんですけど。だけど、こぉ…びっくりしちゃいまして!
         意外とモラードファティマ好きです、自分。
         今回は、突然の公表でびっくりしたし、嬉しかったですね。
         では、今月号の内容にメスを入れてきましょーいっ!

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        ・今月のあらすじ
         圧倒的な力を振るい、謎の敵を倒してゆくラキシス。オペラピンクのスーツを纏った、藍色の髪の少女が躍動する。
         だが、ついに敵はその正体を現した。
         次元回廊(セブンス・フォール)を使いこなす、異次元の存在…今まで駆使した下僕を、奇子体(ヴァンク)と呼ぶ者が出現した。それはようやく、ラキシスたちと同じ言葉で語り始める。
         ポーターさえも手が出せぬまま、ピンチに陥るラキシス。
         だがその時、危機を救うべくスペクター、否…ジョーカーが現れた!

         

         

         まずは扉絵、ポーターのことを中心にモラード・ファティマに関する情報が満載です。今まで、バランシェ・ファティマは全46人の情報、製造順などが公表されてきました。しかし、一度にモラード・ファティマがこれだけ公開されるのは…実は初めてです。
         そして、ちょっと感動…大昔のクロニクルの設定たちは、まだ生きていた!
         ウラム、レイルゥ、クエスーラ(クエスラ)…そして、アイジェルン。
         これらの情報が突然、一気に公開された理由はなにか?そして「タワー以後も続くが、これは別のモラードである」と記された、その意味は?とにかく、ものすごい貴重な情報の塊なので、是非本誌を手にとって読んでみてください!
         自分の興奮の理由に関しては、最後にちょろっとお話しますね。

         

         

         さて、今まで自分は表記を間違ってましたね。正しい読み方は「ヴァンク」です。改めて訂正させて頂きますね。ごめんね、結構うろ覚えだったみたい。
         で、当然といえば当然なんですが、ラキシスが物凄く強い!以前、ATと戦ったカイエンが「俺の技を全部娘にコピーしていた」という旨の発言がありました。つまり、運命の三姉妹は恐らく全員、カイエンと同等の技が使えるのでしょう。以前もラキシスは、通常の状態(いわゆる金ラキ)のまま、リングスライサーやミラーを使っていました。
         他にも、懐園剣に射撃を命じたり、KOGに都市殲滅兵装を使わせたり。
         いいですねえ、てか「放つ手刀が全てMBT」って凄い…しかも、隙がない通常技扱いっぽい(大昔の格闘ゲーマー感)いやあ、序盤は本当にラキシス無双でした。

         

         

         でもでも、ようやくアンカーらしき連中が出てきて、突然ラキシスは戦闘力を奪われてしまいます。ここでは、非常に大きなヒントが沢山提示されている気がしました。
         アンカーとは、ヴァンクとはいったいなんなのでしょう。
         これらは、タイカ宇宙を侵略する謎の高次存在としか語られてきませんでした。しかし、中世的な太鼓の頃からずっと、タイカの人々はこれと戦ってきたようです。その長い長い戦争を終らせるために、ユーリヒがクエーサー人を味方につけて攻勢に出ます。そのちょっと前、乙女の祈りに応える形でカレンが送り込まれるのも、御存知の通りですね。
         今までずっと「ちょっと訳がわからないパート」「初心者殺しパート」だった、ファイブスター物語のタイカ宇宙要素が…ここに来て、本編とシンクロしました。アンカーたちは「受粉させよう」とか、ちょっと植物っぽい存在なのでしょうか。意思と自我を持った、植物型の生命体なのかもしれません。だとすれば、タイカ宇宙は次元の違う「植物vs動物」の戦いなのかも…いえ、まだ詳しくは全くわかりませんが!

         

         

         あとは、他にも驚きの情報が沢山ありましたね。ジョーカー神として本気を出したのに、あんましパッとしないスペクターとか。いえ、スペクターは強いんでしょうが、敵が強過ぎるんじゃないかしら。そして、最後に助けてくれた七本指は…これはもう、期待せざるを得ませんね。来月号も楽しみにです、という定型句をいつもどおり言うしか無いですね!

         

         

         閑話休題

         

         

         実は昔、セガのドリームキャストで発売された『ファンタシースターオンライン(以下PSO)』というゲームに熱中してた時期がありました。このゲームは勿論、永野護先生がドはまりしてついにはゲーム内に登場する武器やキャラまでデザインしてしまったという名作ネットゲームです。
         日本のゲーム史においても、非常にメモリアルなマイルストーン的な作品ですね。
         今でこそ、コンシューマでのネットゲームは珍しくありません。スマホの普及もあって「ネットワークで人とつながるゲーム」は、一般的になりました。
         しかし、二十年前は「家でテレビに繋ぐゲーム機」でこれを実現したこと、それ自体が非常に革命的でした。PSOは四つのダンジョンしかないゲームなのですが、爆発的な大ヒットを飛ばし、今でも続編が楽しまれています。

         

         

         永野護先生は、このPSOの中でFSSロビーを立ち上げました。FSSのファンの方と、ネットゲームの中で直接交流してしまおうという試みです。当然、自分も夢中になりました。
         そしてなんと、幸運にも永野護先生とパーティを組んで洞窟を冒険したのです。
         その時、永野護先生のキャラは日本刀(偽アギト)を使用してました。凄いですねと驚いてたら、ポンと「あげるよ」って自分にプレゼントしてくれたんです。そして、ダンジョン探索で敵と戦いながら、A-TOLLダンダグラーラは全然A-TOLLとは違うデザインになるんだよー、など、楽しくお話させてもらったのを覚えています。
         一生モノの思い出、今でも宝物ですね。

         

         

         で…FSSロビーにはみんな、FSSのキャラの名前を付けたキャラクターで集うことが多かったです。ヨーン君にログナー閣下、そして数多のファティマたち…皆、自分の好きなキャラクターをゲーム内で自分の分身として使っていました。
         自分はその時、考えました。
         どうせなら「誰ともかぶらない名前のキャラでいこう!」と!
         自分は昔から、熱心に副読本を(少ない小遣いをやりくりして)買っていた人間です。愛読書は、FSSのクロニクル…これはデザインズ等がある昨今では、あまりファンの間でも読まれない、いわゆる「FSS大辞典」です。あいうえお順に、用語や設定を収めたもので、中には記載されてるものの作中で一度も登場せず、そのまま消えた設定も無数に存在します。バングの配備数が350騎だっかと思えば、作中では僅か数騎となったりと、なかなかにレアな書物であることは間違いありません。
         自分はモラード・ファティマが好きだったので、誰ともかぶらないであろう「本編未登場のモラード・ファティマ」から「クエスラ」という名前の女キャラを作りました。

         

         

         ええ、誰ともかぶりませんでした。
         

         

         けど、あまりにもコア過ぎて…FSSのキャラだと気付いてくれませんでした。

         

         

         勿論、永野護先生にも気付いてもらえなかったのです(笑)

         

         

         まあ、そんなこんなで今回、クエスーラの名前を見た時は奇妙な感動を覚えましたね。また、このPSOを通じて自分は、創作活動を本格的に行っていくことになったのです。いやあ、懐かしいですね!

        | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(2) | - |
        第316回FSS考察「ジョーカー星団の医療技術のお話」
        0

           

           こんばんは、お疲れさまです。こんな時間になってしまって、ごめんなさい。ちょっとリアルで相変わらずゴタゴタがバタバタしてまして。
           今日は、以前もちょっと話したかもですが…ジョーカー星団のお医者様の話。
           あの世界は果たして、医療レベルはどうなっているのでしょうか。
           今回は、騎士や貴族、ファティマは勿論、様々な平民階級も考えてみましょう。

           

           

           まずは、騎士! 既に御存知の通り、あのジョーカー星団で最高の治療をしてもらえるのは、騎士です。国家に所属していれば、その国の最強戦力、戦争における全権代理人である騎士…彼らを召し抱えるコストを考えれば、簡単に死んでもらっては困る。
           大騎士団ともなれば、手足のスペアパーツまで作ってるみたいですしね。
           騎士は、相手の騎士と戦うために存在する特別な人たちです。
           国としては、最後に引退するまでキッチリと使っていきたいでしょうしね。

           

           

           まず、ジョーカー星団では「手足が損壊する前提で、スペアを作れる」が一つ。
           

           

           次にですが、騎士には簡単に死んでもらっては困ります。最近は、新たに「ファティマの血液は、あらゆる騎士に輸血可能である」とう新設定が公開されました。ヨーンのパートナーであるパルスェットが、自分の血液をジークに緊急輸血していました。
           ファティマは最高級の兵器であると同時に、騎士の唯一無二のパートナーです。
           その全ては騎士のためにあるといっても過言ではないでしょう。

           

           

           なので「血液型をある程度無視して輸血する技術が存在する」という世界です。
           

           

           他にも、コミック四巻ではティン・バイアが、チンピラ騎士の心臓をダイバーパワーで吹き飛ばしました。その上で「早く処置しないと死にます」といった趣旨のことを言っています。これ、現実の我々の世界では、心臓が吹き飛ばされたらそこでゲーム終了ですよね。勿論、数分から数十分ならば、助かる見込みはあるかもしれません。
           心臓を失うと、人間は体内の血液の循環機能が失われます。
           脳に酸素が運ばれなくなり、死に至るのです。
           これをでも、ジョーカーの医療技術は救えるんですね…いやはや、凄い。

           

           

           「心臓を吹き飛ばされても、治療が可能である」、これだけでもう凄い!
           

           

           とにかく、フィジカルな怪我に対する医療の発達、ハンパない感じです。VSシーブル編のあの紛争でも、エレーナ・クニャジコーワさんはブラフォードと一騎打ちの末、体内の内臓が破裂する規模の重傷を負ってます。
           あっ、そのあと狙撃されそうになったソープ&アトロポスを庇ったシーン、あれは、ですね…うん、バビロン騎士団最速と呼ばれたエレーナさんのド根性です。作画ミスとかじゃないです、多分!ブラフォードにボッコボコにされたけど、綺麗な顔になって颯爽と現れましたが、あれは彼女のド根性が為せる技です。
           でもそのあと、重傷者ながら参謀殿と見詰め合ってるコマがありましたよね。
           内臓破裂くらいなんのそのですよ、ジョーカーの医学力は世界一ィィィィ!ですよ。

           

           

           そんなジョーカー星団の医学の力、この発達にファティマの開発が寄与したことは間違いありません。恐ろしくデリケートで、ストレスに弱く、アレルギーとも言うべき天然素材由来の着衣限定でしか生きていけない少年少女…ファティマが生まれる過程で、科学の頂点にあったジョーカー星団は(ゆるやかな衰退を迎えつつも)医学を極めて言ったのです。
           ファティマの育成ベッドを用いた治療などが、その最たるものでしょう。
           コーラス三世なんか、お腹の中身がボロンと出ちゃったけど、無事に生き延びれた。
           立ち給え、騎士だろう?と言われて立てたのは、彼自身の底力かもですが。

           

           

           ただ、こうした高次元の医療、その恩恵を受けられるのは一部の人間だけのようです。四巻でメイユ・スカの軍隊に襲われていた鉱山町では、とても原始的な治療体制しかありませんでした。
           ゲリラたちの武器や抵抗、組織の体制も一昔前のもののように感じます。
           怪我した子供に対して、輸血してやれるのが精一杯という感じでしたね。
           そもそもツアイハイ自治区は、奴隷も同然に働かされてた炭鉱夫たちの町で、当然ですが医療は勿論、あらゆる分野で旧時代的な場所だったのは明らかです。
           それは、ATことアトロポスがその後身を隠した村も同じでしょう。
           アドラーでワンダン・ハレーが身を隠した山野に隣接する村も、似たような印象を受けました。ミースが医者として大忙しでしたが、逆を言えば「医療の最先端であるガーランドが来てなければ危なかった」という地域に見えましたね。

           

           

           なので「高度に発達した医療は、ごく一部の人間だけが得られる」という社会でしょう。

           

           

           最後に、このジョーカー星団でも治療不能な病気や怪我があります。
           一つは、ショーカムことワイプ・ボルガ・レーダーの身を蝕んだ謎の病気。騎士の遺伝子を解析して、そこからファティマを生み出す科学技術があるにも関わらず、ジョーカー星団でも治せない病気があります。星団で一番の頭脳を持つ天才バランシェでも、この病気を治すことはできませんでした。
           もう一つは、ダイバーによって攻撃されて負った傷、特にダイバー同士で戦って負った傷についてです。前述のティンは、あくまで「騎士の心臓を吹き飛ばした」だけであり、これは他順な物理破壊の攻撃です。しかし、ダイバー同士の一種の超能力戦闘では、治癒不能なダメージを追うことがあります。ダイバー戦では、いかに相手の能力を削ぎ落とすかが大事とされ、その源である脳や自我、意識、心といったものへの攻撃が主です。
           マグダルは今、ボスヤスフォートの攻撃によってダメージを負いました。
           脳が肉体に信号を送れず、ダイバーパワーも使えません。
           盲目の障害児となった彼女が見る世界は、果たして…!?

           

           

           いやあでも、我々の現実世界もそうなんですが、高度な医療を受けるには、それ相応のお金が必要だし、それなりの身分の人しか恩恵を受けられないんですね。手足にスペアがあって、心臓が吹き飛ばされても蘇生できるのに…一般人である兵隊さんはバタバタ殺されてますよね、作中で。そうした人たち一人一人が助かる世界ではなさそうです。
           だからこそ、騎士って特別な人間であり、人間的な扱いを受けることはないんです。
           騎士は多分、死にたくても死ねないことが多々あると思うんですよね…恐いなあ!

          | ながやん | 世界観 | comments(1) | - |
          第315回FSS考察「希望の星は危険な領域?」
          0

             

             はい、皆様こんにちは!ちょっと御無沙汰してて、本当にごめんなさい。父の治療も軌道に乗り、副作用も今の所ほとんど出てません。なんとか自分も、普段通りの日常生活に戻ってこれそうな気がします。
             さてさて、今月号の月刊ニュータイプ、凄かったですね。
             この一年、毎月驚かされることばっかりです。
             今日は、驚異の新展開にメスを入れていきたいと思います!

             

             

             ポーターとマグナパレスのおかげで、なんとか窮地を脱したかに見えたラキシスたち。彼女とショウメを手に入れるために、ヴィーキュルの軍勢は異空間を作り上げた。それは、星団暦7444年のボォス。その時代、その空間を戦場として持ってきたのである。
             というのが、ここ最近の流れ。
             星団暦7444年のボォスは確か、惑星改造前に戻ってる設定だったと思います。天照が去り、コーラス六世がジョーカー星団を解放したのが星団暦4100年。その後しばらくは平和でしたが、結局コーラス王朝が弱まり世界は群雄割拠の時代へ逆戻りです。

             

             

             因みに、星団暦7777年以降の物語として、再生中のビルトが見た夢の世界、遥かなる遠未来が存在しますね。竜騎士モンド・ホータスの冒険が描かれていますが、この時代が星団暦18097年です。既にジョーカー星団はジュノー以外、なくなっているようですね。
             この時代を太陽暦と呼び、既に文明は中世レベルまで後退しています。
             ジョーカー星団を駆け抜けた騎士とファティマの物語は、神話として語り継がれている。そして、その時代の技術を再現しようとする者は魔導師と呼ばれていました。まさに「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」ですね。

             

             

             さて、ヴィーキュルたちをなんとか退けたものの、スイレーであるポーターが、さらなる危機を告げてきます。なんと、こことは違う宇宙の存在が、さらにラキシスに襲いかかってくる様子…そして、ハイ、ビックリドッキリ展開でしたね。
             謎の敵は別の宇宙、より高次元の存在らしいです。
             それを人は、神々と呼ぶのでしょう。
             今月号で現れた敵は、他の神々に自分の行動を気取られぬために…なんと、星をまるごと一つ創造してしまいます。新たなバトルステージとなったその惑星は、ジョーカー星団の常識が通用しない、異世界。全く異なる生態系の場所だったようですね。

             

             

             で…この惑星、ですね。
             突然、星団暦7444年に現れた訳ですよね。
             それ以前は「存在しなかった」惑星なんですよね?
             これって…この惑星って、後のフォーチュンなんじゃないでしょうか。
             星団暦7777年、天照とラキシスが再会する場所…緑の星フォーチュンだったりしないでしょうか。
             今まで、フォーチュンの存在は謎とされていました。なにせ、漫画の主な舞台となる時代、星団暦3000年前後のジョーカー星団にはそんな惑星は存在しないのです。また、ジョーカー星団第五の太陽系、スタント遊星の存在が鍵では?との憶測もありました。この物語のタイトルはファイブスター物語、五つの太陽があることを暗に示しているからです。
             因みにスタント遊星には、緩(カー)、令(ヒョウ)、太陽惑星の無(ナイン)、列(フー)、枝(シー)、膨(ホウ)、超(バスター)といった惑星が存在します。枝と膨の間には、小惑星帯も確認されているみたいですね。
             最初は、このスタント遊星の持つ惑星のどれかが、フォーチュンと呼ばれることになる…そんな予想をするファンもいました。自分もそうかなーと思ってたんですが、ここにきてのトンデモ超展開…まさにド肝を抜かれる神展開ですね。神がやったことだけに(笑)

             

             

             また、今月号でついにラキシスは、真の力を使って戦い始めました。相手はどうやら、見た感じではタイカ宇宙の侵略者、ルシファ・センタイマなんでしょうか?彼は侵略軍アンカーのトップらしく、コミック六巻でもラキシスを襲いました。サリオンの反乱が沈静化した、その間隙にラキシスを狙ったのです。その時も解読不能な言葉を使っていて、今回の敵に少し似ています。因みに以前は、ユーリヒとカレンによって撃退されています。
             いよいよタイカ宇宙の物語も、久々に動き出すということでしょう。
             しかし、そうなると謎はさらなる謎を生み出します。
             そもそも、アンカーは何故、タイカ宇宙やラキシスを狙うのでしょうか。神々の領域にいる高位存在が、何故干渉してくるのでしょうか。今後の展開、見逃せませんね!

            | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |
            月刊NT2020年3月号ネタバレ記事
            0

               

               はい、皆様こんにちは!こんばんはの方も、おはようございますの方も、お疲れさまです!今月も月刊ニュータイプの日が来ましたね。
               先週はすみません、父の退院等でゴタゴタしてました。
               皆さんも、一念に一度くらいは人間ドック、受けてみてくださいね。
               でっかい病気が手遅れになってから見つかると、切ないですから。
               ではでは、今月号もガツン!と見ていきましょー!

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              ・今月のあらすじ
               遂にヴィーキュルの軍勢は退けられた。
               だが、ポーターはより危険な存在が干渉してくると警告する。それは、三次元上のラキシスたちよりも高次元、別の宇宙からの魔の手だった!
               突如として、ラキシスたちの異空間が異形の大自然に包まれる。
               謎の敵は、ラキシスたちに干渉するため、その舞台となる惑星を創造してしまったのだ。そして、ポーターやツバンツヒ、マウザー教授が次々と謎の攻撃で戦闘不能になってゆく。一流騎士さえもたやすく屠る、謎の黒い霧はラキシスをも襲った。
               腕を失いつつも、懐園剣で応戦するマドラ。
               KOGは停止し、中のオージェは幼児へと戻りつつある。
               そんな中、ラキシスは毅然と脅威に立ち向かい、真の姿で秘められた力を振るう!

               

               

               

               えっと、まずは扉絵!今月はクーンのアシリア・セパレーツが公開です。これ、基本的にデカダンスーツとデザインは一緒ですね。タイツの色が鮮やかなエメラルドブルーになってますね。うーん、いつ見てもクーン姉様は格好いいですね!
               解説では、カイエンvsリンスのあとの顛末について、詳しく書かれています。
               現在、クーンは「ファティマのクーン」と「精霊体のクーン」が存在するそうです。これは、カイエンの仮腹となって妊娠、出産を行った影響で、クーンに超帝國のロストテクノロジーがフィードバックされ、クーン自身が超常の力を持つ一種の神性を帯びてしまったからだと思われます。
               で、LEDドラゴンもといセントリー・ライブが、クーンを二人に分割したそうです。ただのファティマに戻ったクーンは、その後ダイヤモンド・ニュートラルに嫁ぎパートナーとなりました。二人で乗るエンパー・テンプルもといブランデンE型、早く見たいです。
               精霊体になったクーンは、セントリーの周囲でチョコチョコ出てきてますね。
               二つのクーンは、直接ダイレクトではないですが、精神的に繋がってるそうです。だから、分割後のファティマ・クーンは再びカタカナで喋るようになったんですね。普通に喋れる力は全部、精霊体クーンにいってしまったようです。

               

               

               んで…え?ちょっと待って、これは別の宇宙からの侵略って…ぶっちゃけて言うと、タイカ宇宙からの侵略ですかね?以前も、浮遊城での騒ぎが終わってラキシスが一人でいる時に、謎の侵略者が彼女を狙って来たことがありました。あの時は、未来から来てくれたカレンとユーリヒが、それぞれMMTバイナスとMMTデモンで助けてくれました。
               でも、今回はなかなかにブッ飛んだ展開でしたね。
               敵はラキシスとセントリーの幼生のために、惑星を一つ創造する力を持ってます。周囲を飛んでた異形は、タイカ編でシル・ヴィスが言ってた変異体ヴァルク?でしょうか。なにからなにまで、ジョーカー宇宙とは生態系の違うこの惑星…7444年のジョーカー宇宙に突然現れたことになりますよね。これって、五つ目の太陽系が生まれたということでしょうか?それとも、惑星だけが突然現れた(そもそも五つ目の太陽系はスタント遊星ともとれる描写が過去にあった)のでしょうか?
               ぶっちゃけ、今月出てきたこの惑星……後の、7777年の惑星フォーチュンじゃないでしょうか。違うかな、でも緑の星フォーチュンって呼ばれてたけど、なんか変な生態系ですしね。違うのかなあ、そもそも太陽はあるのかな…ちょっとビックリの展開ですね。

               

               

               ヴィーキュルも今月の謎の敵も、何故セントリーの幼生、そしてラキシスを狙うのでしょうか。セントリーの幼生に関しては、ディ・バローことボスヤスフォートも欲しがっていた、命の水が目的かもしれません。
               では、ラキシスは何故狙われているのでしょう。
               彼女がダブルイプシロン型ヒューマノイドだからでしょうか?
               それとも「後に光の神から全知全能の神になるアマテラスの、その鍵となる女性」だからでしょうか。結果的にカレン(タイカ宇宙の戦争を終らせることになる少女)の親だから、も考えられますね。
               まあ多分、今回のエピソードが終われば、ツバンツヒたちも再生させてもらえるでしょう。プロミネンスことマドラも、3075年の ハスハント解放戦では右腕が無事でしたしね。騎士は腕をスペアに付け替えることも、大昔の設定ではありましたし(笑)ともあれ、今回のエピソードの結末は近い気がします…藍色の髪モードになったラキシスの活躍に期待ですね!

              | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(9) | - |
              第314回FSS考察「アルルと桜子の真実に迫る」
              0

                 

                 はい、どうも!こんにちは、そしてこんばんは!あるいは、おはようございます!どっちにしろ、皆様お疲れさまでした。ようやく週末ですね。もう一月が終わりだなんて、嘘みたいです。
                 ちょっと、先週はすみません。少し家族に大きな病気があって、バタバタしてました。
                 そんな訳で、今週は凄い秘密が盛り沢山な、あの姉妹のお話をしようと思います! 

                 

                 

                 詩女だったフンフトが、ピアノ・メロディ(その正体は、星団に戻ってきたハリコン)との間に不義の子をもうけ、結果的に詩女の座を追われてしまいます。
                 フンフトの子は、一人は懐園剣(雄剣)を継承したアルル・メロディ。
                 そしてもう一人は、ファティマガーランドとして成長したシング・桜子。
                 二人はどうやら、互いに姉妹だとは気付いていない様子です。
                 

                 

                 まずは、アルル。HL1アハメスを継承したコーラスの王女で、現在は傭兵としてハスハのために戦っています。アハメスは勿論、懐園剣も父ピアノから引き継いだみたいですね。彼女は公には「フンフトと不倫してお取り潰しになったメロディ家の、最後の王女」となっています。つまり、彼女はピアノ・メロディが本来の奥方との間にもうけた子……そういうことになってました。
                 以前までは。
                 しかし、話を聞いているとどうも、真実はどうやら違うようです。
                 永野護先生も、アルルには凄い秘密があると言っていますしね。 

                 

                 

                 一方で、桜子は自分だけがフンフトの子だと思っているようです。そして、自分を身ごもってしまったことで、母フンフトが詩女の座を追われたことを引け目に感じていました。そう、彼女は知らないのです…自分に異母姉妹(と思われていたが、どうやら様子が違うらしい)の姉、アルルがいるということを。
                 桜子はプロムナードでも出番が多く、あのヨーンを経済的にも支えていました。しかし、ヨーンがデコースとの決着を求めて出ていったあとは、ちゃあの補佐をしつつガーランドとして一人前に成長したようです。
                 先日、アルルと桜子が原作漫画の中で出会うシーンがありました。
                 二人共、お互いに相手と姉妹であることを知らなかったようですね。 

                 

                 

                 さて、若きフンフトとハリコンとの会話シーンを思い出してみましょう。
                 本来、カモン・ピアノ・メロディという人間は存在しません。その正体は、クラウン銀河中心へとタイ・フォンを連れて赴いた、ハリコン・ネーデルノイドです。時間が止まった空間である、クラウン銀河中枢にいたため、妹よりも若いままの姿をしています。その妹フォルテが、自分を兄を我が子として戸籍改変し、本来いる筈のないピアノという人物を生み出しました。
                 アルルと桜子の父親、それはハリコンその人だったのです。
                 しかし、大きな疑問が残ります。
                 先に産む子、フォルテシモ(アルル)…そして、次に産む子、シング(桜子)。
                 順番的には、読者の多くが知る通り、アルルが姉で桜子が妹です。
                 ですが、少しばかり妙ではありませんか? アルルと桜子は、成人した傭兵騎士と、この間まで女子高生だった少女ガーランドなのです。同じ時期に生まれた姉妹としては、どうにも計算が合いません。 

                 

                 

                 これは推測なのですが…アルルは実は、見た目よりも若い年齢なのではないでしょうか?なにか理由があって、成長が速く、成人になってからの期間が長い人間なのでは、と。そう、我々はそういうタイプのキャラクターを沢山知っていますね。
                そう、ファティマです。
                 剣聖カイエンがそうだったように、アルルもまたファティマの血を引く人間なのではないでしょうか。ファティマは育成ベッドでの休眠を経て、短い時間で成人します。桜子が自然の時の流れで育つ中、同時期に生まれたアルルはハリコンの手でファティマのように育てられたのではないでしょうか。
                 何故なら、アルルの母親がもしやファティマでは?と思うのです。 

                 

                 

                 どう考えても、妖しいのはタイ・フォンかなあ、なんて。彼女は前回も言ったように、ラキシスと同じダブルイプシロン型ヒューマノイド…正確に言うと、ファティマではないのです。
                 モナーク・セイクレッド探索のための、特別なファティマ。
                 彼女はハリコンと共に、クラウン銀河中枢に趣き、ハリコンだけが戻ってきた。
                 そんな二人の間に生まれた命を、ハリコンは持ち帰っていたのではないでしょうか。
                 そのアルルの胚を、仮腹となるフンフトの身に宿した。しかし同時に、フンフトは誰かとの間に自然な形で子供を授かっていたのです。恐らく、カイエンがクーンの腹を借りねばならなかったように、アルルもまた詩女の力を持つフンフトを必要としたのでは?
                 そうなると、桜子の本当の父親は誰なのか…本当にハリコンでいいのか。
                 また、アルルと桜子の出産、その発覚でフンフトが詩女の座を追われることは既定路線だったようです。なにか、ラーンの背後にある動乱や策謀が影響してたように思えますね。作中でハリコンが言っていた「かの国」や「東の国」が鍵になるでしょう。 

                 

                 

                 同じフンフトを母とする姉妹でありながら、あまりにも自然にすれ違ってしまったアルルと桜子。ここにきてようやく、アルルが懐園剣を持っている理由もわかりました。彼女は生まれたあと、ハリコンに騎士として教育され、アハメスと共に懐園剣を引き継いだのです。
                 一方で、桜子は恐らくフンフトに育てられ、その後母の元を出ていったようです。
                 桜子は、母を酷く不憫に思い、その数奇な運命を語られることを嫌っていました。本音では、お母さんをとても大事に思っているようですね。さあ、この姉妹にジョーカー星団の運命は、どんな未来を与えるのでしょうか。楽しみですね! 

                | ながやん | キャラクター | comments(6) | - |
                第313回FSS考察「謎が謎呼ぶ、クラウン銀河中心」
                0

                   

                   はい、皆様こんにちは!こんばんはの方もおはようございますの方も、お疲れさまです。今週も金曜日、FSS考察のお時間となりました。
                   まあ、最近は推測の域を出ない空想や妄想が多いですけど(笑)
                   ここ最近の新設定ラッシュ、新展開ラッシュは凄いですね。それも、何十年も前から想定されていたストーリーラインというのが、さらに凄いと思うんです。ちょこちょこ書き足されてるとは思うんですが、規定通りに物語が出力されてる、そんな感じです。
                  で、今日はFSSの大いなる謎の中心、あの設定について触れてみたいと思います!

                   

                   

                   ――クラウン銀河中心。
                   それは、時の止まった場所。
                   モナーク・セイクレッドが安置されているらしい。
                   そして、そこでナインは人類の真実を見た。
                   故に彼女は、タイ・フォンと共に星団へ戻る。
                   

                   

                   果たして、クラン銀河中心にはなにがあるんでしょうか?この設定は、FSSのここ十年前後のストーリーで、沢山本筋に絡んできます。他にも、ダイヤモンド・ニュートラルの乗った移民船が難破し、彼はクラウン銀河中心でなにかを見たと言われています(タイ・フォンに会ったのかな?)更にそのあと、ニューはユーゴ・マウザー教授によって救われました。
                   最近のお話ですと、あのハリコン・ネーデルノイドは生きていた。ララファ・ジュノーンのリストアと思しき彼は、クラウン銀河中心にいたんです。そこでタイ・フォンと別れて、再びジョーカー星団に戻ってきた。戸籍上は死んでることになってるし、時間が止まった場所にいたから若々しい。
                  さあ、今日はこの謎の塊みたいな設定、クラウン銀河中心を語っていきましょう!

                   

                   

                   まず、天文学における銀河、星団等の用語について軽く触れましょう。
                   大丈夫です、自分も門外漢なのでWikipedia等を見てます。かなり引用部分が多くなりますが、嘘は書かないように気をつけないといけませんね。

                   

                   

                  ・銀河
                   天元突破グレンラガンで沢山でてきた、あれが銀河です。…雑過ぎますね、ごめんなさい。銀河とは、ざっくばらんに言えば『無数の星系が集まっている、星々の一つの群れ』みたいなものだと思ってください。星が1,000万個から100兆個ほど集まっていて、その中心にはブラックホールがあるとも言われています。
                   我々の住んでる太陽系も、天の川銀河と呼称される銀河に含まれています。

                   

                   

                  ・星団
                   複数の恒星で構成された、星々の集まりです。ジョーカー星団も、五つの恒星(東西南北の太陽と、スタント遊星)で構成されていますね。複数の太陽系で構成されたものが星団で、星団もどこかの銀河の一部であることが多いようです。
                   大きさとしては、太陽系<星団<銀河<超銀河グレンラガン、ですね。
                   因みに、今月登場したアレが、銀河とほぼ同じ大きさ、22万光年です。

                   

                   

                   さあ、そういう訳で…クラウン銀河中心って、なんなんでしょうね?随分多くのイベントに関わってますし、モナーク・セイクレッドが安置されている場所でもある。このクラウン銀河中心に向かうために、マンティック・モードを着た特別なファティマ、タイ・フォンが生まれた。
                  タイ・フォンは実は、ラキシスと同じダブルイプシロン・ヒューマノイドです。
                   果たして、クラウン銀河中心にはなにがあるのか。
                   モナーク・セイクレッドとはいったい、なんなのか?

                   

                   

                   まず、ちょっと思ったんですが…作中に登場するこの座標というか、場所としての意味は『クラウン銀河の中心』ってことだと思うんですよね。つまり、ジョーカー星団はクラウン銀河と呼ばれる銀河系に所属していると。
                  クラウンって、直訳すると『王冠』ですよね。
                   他にも『道化』って意味があります。道化とは、中世時代の欧州貴族が周囲にはべらせていたという、奇抜な格好をした家来のことです。道化はなにも仕事をしない上に、王に対してなにを言っても許される存在です。王は道化に辛辣なことや誹謗中傷を言われても、臣下の前でそれを許し続けます。つまり道化は『王の寛大さと器のデカさを表現する役職』なんですね。
                   AKDにもいますよね、スペクターとポーターが。
                   スペクターの正体って、ジョーカーですよね?
                   ジョーカー星団にクラウン銀河、この名前には意味があるのかもしれません。

                   

                   

                   さて、昨今の学説ではどうやら、銀河の中心にはブラックホールがあることが多いそうです。広大な宇宙で、数万光年もの距離に散らばる星々を捉える重力。その重力で法則性を持って、無数の星を回すもの…それは恐らく、ブラックホールではないか、と。
                  FSSでは、スターバーストがあると設定されています。
                   スターバースト、その正体はセントリーだったみたいですね。
                   このクラウン銀河中心には、結構多くのキャラクターが訪れています。まずは、移民船が巻き込まれてしまったダイヤモンド・ニュートラル。彼はタイ・フォンに助けられて、ファティマとGTMのダブルガーランド、その上に騎士という才能を開花させたようです。後に、たまたま通りかかったマウザー教授に拾われ、彼の騎士の名であるクラックという名称を借りたようですね。
                   次に、ハリコン・ネーデルノイド。カリギュラとの戦いで死んだといわれていた彼は、実はタイ・フォンを連れてクラウン銀河中心に赴いていたようです。そこでなにかがあって、タイ・フォンは当初の予定通りクラウン銀河中心に残り、ハリコンだけが帰ってきた。その後、彼はフンフトとの恋愛を経て、アルルと桜子を設けています。
                   …これ、あれですね、来週はこの数奇な運命の姉妹を語る必要がありますね。
                   最後に、ナイン…彼女はそこで直接モナーク・セイクレッドを見て、タイ・フォンを娶ります。ある意味、ナインにモナーク・セイクレッドを見せるためにタイ・フォンはクラウン銀河中心に行ったようにも思えますね。

                   

                   

                   銀河の中心がブラックホールならば、光さえも逃げれない超重力の天体な訳です。そりゃ、ジョーカー星団の科学力で造られた移民船も飲み込まれて、ニューも遭難してしまう訳です。また、この場所が時間の停止した空間だというのも、面白い解釈です。
                   光さえも吸い込む天体の中では、時間の概念はどうなるのだろうか?
                   時間が止まってしまうということは、どういうことなんだろうか?
                   ここで言う時間とは多分、ジョーカー星団で経過している時間ではなく、クラウン銀河中心の時間そのものということでしょう。なので、そこにいたハリコンは年を取っていません。しかし、ジョーカー星団に戻ってくると時間が大きく経過していた。これは、実際のジョーカー星団の星団暦と、4100年以降にウィルで旅立った天照の星団暦が大きくずれるのと一緒です。相対性理論ってやつですね。
                   凝縮された謎という重力で、数多の好奇心や探究心を吸い込む設定…クラウン銀河中心。そこにあるモナーク・セイクレッドは、人間の情報をアナライズしたデータの塊でした。これがなにを意味するのか…物語の先を待ちながら、ワクワクが抑えきれませんね!

                  | ながやん | 世界観 | comments(4) | - |
                  月刊NT2020年2月号ネタバレ記事
                  0

                     はい、おまたせしました!無事、今月号の月刊ニュータイプをゲットしてまいりました。いやあ、田舎ってこれだからやーね(笑)Amazonとかで定期購読してもいいんだけど、さ。
                     さてさて、今月も最新号のネタバレをドドーン!といってみましょー!

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    ・今月のあらすじ
                     突如現れたポーターの正体、その名はアーク・オブ・ユニバース・スイレイ。そう、彼女こそがヴィーキュルからジョーカー星団を守る守護者だったのだ。ポーターは天照に命じられた通り、ラキシスを守るためにその真の姿を現す。全ての力を解放したポーターは、最強のセントリーであるライブをたやすく使役する。
                     セントリーの中でも最強の力を持つ、セントリー・ライブ〜ゴッド・オブ・ファイブスターストーリーズ〜は、銀河中心にあるスターバーストからその巨体をヴィーキュルたちに向けた。
                     そこには、運命の女神アトロポスとクローソーの姿も共にある。
                     放たれたノヴァフレームは、ヴィーキュルから存在エネルギーの全てを奪い去る。
                     だが…ポーターさえも干渉できぬ脅威が、すぐそこまで迫っているのだった!

                     

                     

                     

                     はい、今月号もギュンギュンに飛ばしてますね!ブッ飛ばしてますね!まずは扉絵、今回はログナーとエストの一コマ漫画…ええ、そうです、ログナー司令の出番はないです。オレの出番…などと不満顔ですが、そういえばログナー司令ってモナークの騎士なんですよね。今回のヴィーキュル騒動にも、かつて魔王と戦った身としては乱入したかったのでは?(笑)

                     

                     

                     

                     さて、今回もポーターの言葉で新用語がわんさか出てきましたね。
                     まずはアクト・リッジ、これには『大剛神』というルビが振ってありますね。多分、ヴィーキュルの始祖とか、一番古い王様みたいなものじゃないでしょうか。その名は、オーバーロード、モイキュード。どうやら既に故人(故神?)のようです。
                     モイキュードの残した言葉『物理と精神の世界を超えよ』…この、物理と精神の世界とは、ジョーカー人が生きてる三次元世界でしょうか。これを超えよというのは、恐らく(ポーターの言葉の文脈から察するに)モイキュード的には『人間の世界に負けないよう、僕たちヴィーキュルも頑張ろうね』みたいな、ある種ポジティブなものだったのではないでしょうか。
                     それが、ポーターの言う盲信に変わった。
                     今のヴィーキュルたちは、モイキュードの言葉を曲解し、ジョーカー星団を攻撃している。特に、セントリーの持つ命の水を狙っている。どうも、人間世界へ攻撃することでモイキュードの教えを達成できると思っているようですね。

                     

                     

                     

                     んで、いよいよ登場のセントリー・ライブ〜ゴッド・オブ・ファイブスターストーリーズ〜です。全長22万光年だそうで、部室として存在してる訳ではないので質量は0です。姿が見えるのは、ライブ自体が見えてる訳ではなく、ライブの存在にフォトンが反応している、その光を見ているということですね。
                     で、謎が一つ…まず、またまた出ました、銀河中心のスターバースト!ここ、本当になんなんでしょうね。ちょこちょこ話に出てくるので、来週の金曜日は少し考察というか、妄想や予想なんかをしてみたいと思います。
                     そしてもう一つ…この時点で、アトロポスとクローソーがライブと一緒にいますね。二人はファティマとしての生を全うしたあと、ゲートキーパーという神々の眷属になりました。遥か未来、星団暦18097の竜騎士モンド・ホータスの物語にも、二人が宿ったライブ(LEDドラゴン)が最後に姿を現しました。ただ、このライブが出てきてノーヴァフレイムを撃ったのは、星団暦7444年の空間です。3000年以上前、星団暦4100にアトロポスとクローソーは消滅しているので、辻褄はあうみたいですね。

                     

                     

                     

                     ともあれ、ノーヴァフレイムでヴィーキュルたちは吹っ飛び、断片的な負けゼリフを残して退散しました。意訳すると『またいずれ会うから覚えてろよ、そん時は母神アスタロッテ様?、そして大君主バフォメート様?、さらにはヴィクトリー様?の謁見の時までな!』みたいな感じだと思います。
                     最後は、自分の知識に検索かけてヒットする単語が、これしかなかったんですよね。他に心当たりのある方、いらっしゃいますか?『…ヴ…ィ…ク…………ト………様』だそうで。ヴィクトリーは、ミラージュ騎士団最後期メンバーの異星人ですよね。あいつ、もしかして…!?

                     

                     

                     

                     で、なんかまだまだ危機が続いてて、しかも次はポーターでも対処できないそうです。ヴィーキュルたちはジョーカー星団の宇宙に存在する、いわば同じ法則で生きてる種族らしいです。ですが、次は違う奴らが来るらしく…なるほど、その敵と戦ってプロミネンスは片腕を持ってかれたりするんでしょうね。
                     なんか凄いやばい状態が続いてますが、いやあ…宇宙まじヤバイ、ですね(笑)

                    | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(10) | - |
                    新年のご挨拶
                    0

                      皆様、あけましておめでとうございました!

                      旧年は当ブログの閲覧、本当にありがとうございます。

                      今更ながらですが、新春お祝い申し上げます。

                       

                      え、今年はなるべくサボらず休まずで、毎週金曜を楽しみにして頂く方向で…

                      なんです、けどね、ちょっと…今日、月刊ニュータイプを買いに行けなく(汗)

                      申し訳ない!最新号の情報は、明日お届けしますね。

                      今年もFSSで、盛り上がっていきましょ〜

                      | ながやん | - | comments(4) | - |