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第316回FSS考察「ジョーカー星団の医療技術のお話」
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     こんばんは、お疲れさまです。こんな時間になってしまって、ごめんなさい。ちょっとリアルで相変わらずゴタゴタがバタバタしてまして。
     今日は、以前もちょっと話したかもですが…ジョーカー星団のお医者様の話。
     あの世界は果たして、医療レベルはどうなっているのでしょうか。
     今回は、騎士や貴族、ファティマは勿論、様々な平民階級も考えてみましょう。

     

     

     まずは、騎士! 既に御存知の通り、あのジョーカー星団で最高の治療をしてもらえるのは、騎士です。国家に所属していれば、その国の最強戦力、戦争における全権代理人である騎士…彼らを召し抱えるコストを考えれば、簡単に死んでもらっては困る。
     大騎士団ともなれば、手足のスペアパーツまで作ってるみたいですしね。
     騎士は、相手の騎士と戦うために存在する特別な人たちです。
     国としては、最後に引退するまでキッチリと使っていきたいでしょうしね。

     

     

     まず、ジョーカー星団では「手足が損壊する前提で、スペアを作れる」が一つ。
     

     

     次にですが、騎士には簡単に死んでもらっては困ります。最近は、新たに「ファティマの血液は、あらゆる騎士に輸血可能である」とう新設定が公開されました。ヨーンのパートナーであるパルスェットが、自分の血液をジークに緊急輸血していました。
     ファティマは最高級の兵器であると同時に、騎士の唯一無二のパートナーです。
     その全ては騎士のためにあるといっても過言ではないでしょう。

     

     

     なので「血液型をある程度無視して輸血する技術が存在する」という世界です。
     

     

     他にも、コミック四巻ではティン・バイアが、チンピラ騎士の心臓をダイバーパワーで吹き飛ばしました。その上で「早く処置しないと死にます」といった趣旨のことを言っています。これ、現実の我々の世界では、心臓が吹き飛ばされたらそこでゲーム終了ですよね。勿論、数分から数十分ならば、助かる見込みはあるかもしれません。
     心臓を失うと、人間は体内の血液の循環機能が失われます。
     脳に酸素が運ばれなくなり、死に至るのです。
     これをでも、ジョーカーの医療技術は救えるんですね…いやはや、凄い。

     

     

     「心臓を吹き飛ばされても、治療が可能である」、これだけでもう凄い!
     

     

     とにかく、フィジカルな怪我に対する医療の発達、ハンパない感じです。VSシーブル編のあの紛争でも、エレーナ・クニャジコーワさんはブラフォードと一騎打ちの末、体内の内臓が破裂する規模の重傷を負ってます。
     あっ、そのあと狙撃されそうになったソープ&アトロポスを庇ったシーン、あれは、ですね…うん、バビロン騎士団最速と呼ばれたエレーナさんのド根性です。作画ミスとかじゃないです、多分!ブラフォードにボッコボコにされたけど、綺麗な顔になって颯爽と現れましたが、あれは彼女のド根性が為せる技です。
     でもそのあと、重傷者ながら参謀殿と見詰め合ってるコマがありましたよね。
     内臓破裂くらいなんのそのですよ、ジョーカーの医学力は世界一ィィィィ!ですよ。

     

     

     そんなジョーカー星団の医学の力、この発達にファティマの開発が寄与したことは間違いありません。恐ろしくデリケートで、ストレスに弱く、アレルギーとも言うべき天然素材由来の着衣限定でしか生きていけない少年少女…ファティマが生まれる過程で、科学の頂点にあったジョーカー星団は(ゆるやかな衰退を迎えつつも)医学を極めて言ったのです。
     ファティマの育成ベッドを用いた治療などが、その最たるものでしょう。
     コーラス三世なんか、お腹の中身がボロンと出ちゃったけど、無事に生き延びれた。
     立ち給え、騎士だろう?と言われて立てたのは、彼自身の底力かもですが。

     

     

     ただ、こうした高次元の医療、その恩恵を受けられるのは一部の人間だけのようです。四巻でメイユ・スカの軍隊に襲われていた鉱山町では、とても原始的な治療体制しかありませんでした。
     ゲリラたちの武器や抵抗、組織の体制も一昔前のもののように感じます。
     怪我した子供に対して、輸血してやれるのが精一杯という感じでしたね。
     そもそもツアイハイ自治区は、奴隷も同然に働かされてた炭鉱夫たちの町で、当然ですが医療は勿論、あらゆる分野で旧時代的な場所だったのは明らかです。
     それは、ATことアトロポスがその後身を隠した村も同じでしょう。
     アドラーでワンダン・ハレーが身を隠した山野に隣接する村も、似たような印象を受けました。ミースが医者として大忙しでしたが、逆を言えば「医療の最先端であるガーランドが来てなければ危なかった」という地域に見えましたね。

     

     

     なので「高度に発達した医療は、ごく一部の人間だけが得られる」という社会でしょう。

     

     

     最後に、このジョーカー星団でも治療不能な病気や怪我があります。
     一つは、ショーカムことワイプ・ボルガ・レーダーの身を蝕んだ謎の病気。騎士の遺伝子を解析して、そこからファティマを生み出す科学技術があるにも関わらず、ジョーカー星団でも治せない病気があります。星団で一番の頭脳を持つ天才バランシェでも、この病気を治すことはできませんでした。
     もう一つは、ダイバーによって攻撃されて負った傷、特にダイバー同士で戦って負った傷についてです。前述のティンは、あくまで「騎士の心臓を吹き飛ばした」だけであり、これは他順な物理破壊の攻撃です。しかし、ダイバー同士の一種の超能力戦闘では、治癒不能なダメージを追うことがあります。ダイバー戦では、いかに相手の能力を削ぎ落とすかが大事とされ、その源である脳や自我、意識、心といったものへの攻撃が主です。
     マグダルは今、ボスヤスフォートの攻撃によってダメージを負いました。
     脳が肉体に信号を送れず、ダイバーパワーも使えません。
     盲目の障害児となった彼女が見る世界は、果たして…!?

     

     

     いやあでも、我々の現実世界もそうなんですが、高度な医療を受けるには、それ相応のお金が必要だし、それなりの身分の人しか恩恵を受けられないんですね。手足にスペアがあって、心臓が吹き飛ばされても蘇生できるのに…一般人である兵隊さんはバタバタ殺されてますよね、作中で。そうした人たち一人一人が助かる世界ではなさそうです。
     だからこそ、騎士って特別な人間であり、人間的な扱いを受けることはないんです。
     騎士は多分、死にたくても死ねないことが多々あると思うんですよね…恐いなあ!

    | ながやん | 世界観 | comments(1) | - |
    第315回FSS考察「希望の星は危険な領域?」
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       はい、皆様こんにちは!ちょっと御無沙汰してて、本当にごめんなさい。父の治療も軌道に乗り、副作用も今の所ほとんど出てません。なんとか自分も、普段通りの日常生活に戻ってこれそうな気がします。
       さてさて、今月号の月刊ニュータイプ、凄かったですね。
       この一年、毎月驚かされることばっかりです。
       今日は、驚異の新展開にメスを入れていきたいと思います!

       

       

       ポーターとマグナパレスのおかげで、なんとか窮地を脱したかに見えたラキシスたち。彼女とショウメを手に入れるために、ヴィーキュルの軍勢は異空間を作り上げた。それは、星団暦7444年のボォス。その時代、その空間を戦場として持ってきたのである。
       というのが、ここ最近の流れ。
       星団暦7444年のボォスは確か、惑星改造前に戻ってる設定だったと思います。天照が去り、コーラス六世がジョーカー星団を解放したのが星団暦4100年。その後しばらくは平和でしたが、結局コーラス王朝が弱まり世界は群雄割拠の時代へ逆戻りです。

       

       

       因みに、星団暦7777年以降の物語として、再生中のビルトが見た夢の世界、遥かなる遠未来が存在しますね。竜騎士モンド・ホータスの冒険が描かれていますが、この時代が星団暦18097年です。既にジョーカー星団はジュノー以外、なくなっているようですね。
       この時代を太陽暦と呼び、既に文明は中世レベルまで後退しています。
       ジョーカー星団を駆け抜けた騎士とファティマの物語は、神話として語り継がれている。そして、その時代の技術を再現しようとする者は魔導師と呼ばれていました。まさに「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」ですね。

       

       

       さて、ヴィーキュルたちをなんとか退けたものの、スイレーであるポーターが、さらなる危機を告げてきます。なんと、こことは違う宇宙の存在が、さらにラキシスに襲いかかってくる様子…そして、ハイ、ビックリドッキリ展開でしたね。
       謎の敵は別の宇宙、より高次元の存在らしいです。
       それを人は、神々と呼ぶのでしょう。
       今月号で現れた敵は、他の神々に自分の行動を気取られぬために…なんと、星をまるごと一つ創造してしまいます。新たなバトルステージとなったその惑星は、ジョーカー星団の常識が通用しない、異世界。全く異なる生態系の場所だったようですね。

       

       

       で…この惑星、ですね。
       突然、星団暦7444年に現れた訳ですよね。
       それ以前は「存在しなかった」惑星なんですよね?
       これって…この惑星って、後のフォーチュンなんじゃないでしょうか。
       星団暦7777年、天照とラキシスが再会する場所…緑の星フォーチュンだったりしないでしょうか。
       今まで、フォーチュンの存在は謎とされていました。なにせ、漫画の主な舞台となる時代、星団暦3000年前後のジョーカー星団にはそんな惑星は存在しないのです。また、ジョーカー星団第五の太陽系、スタント遊星の存在が鍵では?との憶測もありました。この物語のタイトルはファイブスター物語、五つの太陽があることを暗に示しているからです。
       因みにスタント遊星には、緩(カー)、令(ヒョウ)、太陽惑星の無(ナイン)、列(フー)、枝(シー)、膨(ホウ)、超(バスター)といった惑星が存在します。枝と膨の間には、小惑星帯も確認されているみたいですね。
       最初は、このスタント遊星の持つ惑星のどれかが、フォーチュンと呼ばれることになる…そんな予想をするファンもいました。自分もそうかなーと思ってたんですが、ここにきてのトンデモ超展開…まさにド肝を抜かれる神展開ですね。神がやったことだけに(笑)

       

       

       また、今月号でついにラキシスは、真の力を使って戦い始めました。相手はどうやら、見た感じではタイカ宇宙の侵略者、ルシファ・センタイマなんでしょうか?彼は侵略軍アンカーのトップらしく、コミック六巻でもラキシスを襲いました。サリオンの反乱が沈静化した、その間隙にラキシスを狙ったのです。その時も解読不能な言葉を使っていて、今回の敵に少し似ています。因みに以前は、ユーリヒとカレンによって撃退されています。
       いよいよタイカ宇宙の物語も、久々に動き出すということでしょう。
       しかし、そうなると謎はさらなる謎を生み出します。
       そもそも、アンカーは何故、タイカ宇宙やラキシスを狙うのでしょうか。神々の領域にいる高位存在が、何故干渉してくるのでしょうか。今後の展開、見逃せませんね!

      | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |
      第313回FSS考察「謎が謎呼ぶ、クラウン銀河中心」
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         はい、皆様こんにちは!こんばんはの方もおはようございますの方も、お疲れさまです。今週も金曜日、FSS考察のお時間となりました。
         まあ、最近は推測の域を出ない空想や妄想が多いですけど(笑)
         ここ最近の新設定ラッシュ、新展開ラッシュは凄いですね。それも、何十年も前から想定されていたストーリーラインというのが、さらに凄いと思うんです。ちょこちょこ書き足されてるとは思うんですが、規定通りに物語が出力されてる、そんな感じです。
        で、今日はFSSの大いなる謎の中心、あの設定について触れてみたいと思います!

         

         

         ――クラウン銀河中心。
         それは、時の止まった場所。
         モナーク・セイクレッドが安置されているらしい。
         そして、そこでナインは人類の真実を見た。
         故に彼女は、タイ・フォンと共に星団へ戻る。
         

         

         果たして、クラン銀河中心にはなにがあるんでしょうか?この設定は、FSSのここ十年前後のストーリーで、沢山本筋に絡んできます。他にも、ダイヤモンド・ニュートラルの乗った移民船が難破し、彼はクラウン銀河中心でなにかを見たと言われています(タイ・フォンに会ったのかな?)更にそのあと、ニューはユーゴ・マウザー教授によって救われました。
         最近のお話ですと、あのハリコン・ネーデルノイドは生きていた。ララファ・ジュノーンのリストアと思しき彼は、クラウン銀河中心にいたんです。そこでタイ・フォンと別れて、再びジョーカー星団に戻ってきた。戸籍上は死んでることになってるし、時間が止まった場所にいたから若々しい。
        さあ、今日はこの謎の塊みたいな設定、クラウン銀河中心を語っていきましょう!

         

         

         まず、天文学における銀河、星団等の用語について軽く触れましょう。
         大丈夫です、自分も門外漢なのでWikipedia等を見てます。かなり引用部分が多くなりますが、嘘は書かないように気をつけないといけませんね。

         

         

        ・銀河
         天元突破グレンラガンで沢山でてきた、あれが銀河です。…雑過ぎますね、ごめんなさい。銀河とは、ざっくばらんに言えば『無数の星系が集まっている、星々の一つの群れ』みたいなものだと思ってください。星が1,000万個から100兆個ほど集まっていて、その中心にはブラックホールがあるとも言われています。
         我々の住んでる太陽系も、天の川銀河と呼称される銀河に含まれています。

         

         

        ・星団
         複数の恒星で構成された、星々の集まりです。ジョーカー星団も、五つの恒星(東西南北の太陽と、スタント遊星)で構成されていますね。複数の太陽系で構成されたものが星団で、星団もどこかの銀河の一部であることが多いようです。
         大きさとしては、太陽系<星団<銀河<超銀河グレンラガン、ですね。
         因みに、今月登場したアレが、銀河とほぼ同じ大きさ、22万光年です。

         

         

         さあ、そういう訳で…クラウン銀河中心って、なんなんでしょうね?随分多くのイベントに関わってますし、モナーク・セイクレッドが安置されている場所でもある。このクラウン銀河中心に向かうために、マンティック・モードを着た特別なファティマ、タイ・フォンが生まれた。
        タイ・フォンは実は、ラキシスと同じダブルイプシロン・ヒューマノイドです。
         果たして、クラウン銀河中心にはなにがあるのか。
         モナーク・セイクレッドとはいったい、なんなのか?

         

         

         まず、ちょっと思ったんですが…作中に登場するこの座標というか、場所としての意味は『クラウン銀河の中心』ってことだと思うんですよね。つまり、ジョーカー星団はクラウン銀河と呼ばれる銀河系に所属していると。
        クラウンって、直訳すると『王冠』ですよね。
         他にも『道化』って意味があります。道化とは、中世時代の欧州貴族が周囲にはべらせていたという、奇抜な格好をした家来のことです。道化はなにも仕事をしない上に、王に対してなにを言っても許される存在です。王は道化に辛辣なことや誹謗中傷を言われても、臣下の前でそれを許し続けます。つまり道化は『王の寛大さと器のデカさを表現する役職』なんですね。
         AKDにもいますよね、スペクターとポーターが。
         スペクターの正体って、ジョーカーですよね?
         ジョーカー星団にクラウン銀河、この名前には意味があるのかもしれません。

         

         

         さて、昨今の学説ではどうやら、銀河の中心にはブラックホールがあることが多いそうです。広大な宇宙で、数万光年もの距離に散らばる星々を捉える重力。その重力で法則性を持って、無数の星を回すもの…それは恐らく、ブラックホールではないか、と。
        FSSでは、スターバーストがあると設定されています。
         スターバースト、その正体はセントリーだったみたいですね。
         このクラウン銀河中心には、結構多くのキャラクターが訪れています。まずは、移民船が巻き込まれてしまったダイヤモンド・ニュートラル。彼はタイ・フォンに助けられて、ファティマとGTMのダブルガーランド、その上に騎士という才能を開花させたようです。後に、たまたま通りかかったマウザー教授に拾われ、彼の騎士の名であるクラックという名称を借りたようですね。
         次に、ハリコン・ネーデルノイド。カリギュラとの戦いで死んだといわれていた彼は、実はタイ・フォンを連れてクラウン銀河中心に赴いていたようです。そこでなにかがあって、タイ・フォンは当初の予定通りクラウン銀河中心に残り、ハリコンだけが帰ってきた。その後、彼はフンフトとの恋愛を経て、アルルと桜子を設けています。
         …これ、あれですね、来週はこの数奇な運命の姉妹を語る必要がありますね。
         最後に、ナイン…彼女はそこで直接モナーク・セイクレッドを見て、タイ・フォンを娶ります。ある意味、ナインにモナーク・セイクレッドを見せるためにタイ・フォンはクラウン銀河中心に行ったようにも思えますね。

         

         

         銀河の中心がブラックホールならば、光さえも逃げれない超重力の天体な訳です。そりゃ、ジョーカー星団の科学力で造られた移民船も飲み込まれて、ニューも遭難してしまう訳です。また、この場所が時間の停止した空間だというのも、面白い解釈です。
         光さえも吸い込む天体の中では、時間の概念はどうなるのだろうか?
         時間が止まってしまうということは、どういうことなんだろうか?
         ここで言う時間とは多分、ジョーカー星団で経過している時間ではなく、クラウン銀河中心の時間そのものということでしょう。なので、そこにいたハリコンは年を取っていません。しかし、ジョーカー星団に戻ってくると時間が大きく経過していた。これは、実際のジョーカー星団の星団暦と、4100年以降にウィルで旅立った天照の星団暦が大きくずれるのと一緒です。相対性理論ってやつですね。
         凝縮された謎という重力で、数多の好奇心や探究心を吸い込む設定…クラウン銀河中心。そこにあるモナーク・セイクレッドは、人間の情報をアナライズしたデータの塊でした。これがなにを意味するのか…物語の先を待ちながら、ワクワクが抑えきれませんね!

        | ながやん | 世界観 | comments(4) | - |
        第312回FSS考察「ファティマは母になってくれる女性?」
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           はい、皆様おはようございます!年末進行で、いつもより早い時間に更新しております。今年も色々と、大変お世話になりました。ちょっとオヤスミが多かったですね、ごめんなさい。もっと体調管理頑張りまっす!
           さて、2019年最後の更新は、以前もちょっと触れたエトラムルの話。
           今年は、古くから存在したとあるGTMの設定が大幅に変更された年でした。そのGTMこそ、SBBデモール(旧MH設定:KAN)です。古くよりこの騎体は、エトラムル専用として設定されていました。AKDがツァラトゥストラ・アプターブリンガー(旧MH設定:LEDミラージュ)を使わねば倒せなかった、非常に強い騎体でした。そして、倒してみて初めて「全てがエトラムル専用騎だった」という事実が、星団に知れ渡ったのです。
           そんなデモールですが、今後は人型ファティマも乗せることになりました。
           今日はそのへんのお話を、少ししたいと思います。

           

           

           

           

           まあ、正直びっくりしましたけどね。
           デモールことKANのアイデンティティが、突然設定変更された訳ですから。ただ、ほぼ半年を使って、デモールのテスト戦エピソードをやった中で、その理由が説明されています。
           バキン・ラカン騎士団のユーゾッタたちを襲った、デモール三騎。そのサポートには、本国仕様にチューンされた、全力全開のホルダ31ユーレイがついてきます。圧倒的にあ不利なラカンドテンプルでしたが、動揺から立ち直ったユーゾッタの英断で、どうにか持ち直します。
           さらには、敵味方に大量に援軍が投薬、なんと星団三大GTMが揃い踏みしてしまう。破烈の人形とダッカス・ザ・ブラックナイトも現れ、伝説の一騎打ちが再び行われました。
           そんな中、デモールには異変が……なんと、戦闘中に謎の不調が現れたのです。これをドクタービリジアンは「エトラムルはGTMの母にはなれない」と説明しました。
           実はここに、FSSが連載されてからずっと貫いてきた、一つの世界観があります。

           

           

           

           FSSは、言わずと知れた「騎士とファティマ、GTMの物語」です。多くの騎士たち、ファティマたちが物語を彩り、歌い踊って、そして死んでゆく。誰一人として例外なく、持って生まれた生命を全力で燃やし、ある者は非業の死を遂げ、またある者は優しく看取られます。
           そして、騎士もファティマもジョーカー星団では一種の差別を受けています。
           旧世紀、超帝国時代のエンハンスヒューマン(強化兵士)の末裔である、騎士。常人を超越した肉体や反射神経を持ち、その力は戦争において最も貴重な戦力とされる。戦争の全権代理人として、多くが貴族階級として扱われる反面、その優遇された暮らしぶりは庶民の嫉妬と羨望の的である。
           さらに、その騎士の遺伝子情報を用いて創られた有機体コンピュータ、ファティマ。それは多くが、うら若き美しき乙女の姿をしていた。一部の例外を除き、騎士だけがファティマを迎えることができ、その美しさは多くの一般人に激しい感情をたぎらせた。男は皆、人権のないファティマに性欲を持て余し、女は永遠の美しさを持つ少女たちに嫉妬したのである。

           

           

           

           我々の現実世界でも、極端に弱い人間を差別してしまう傾向があります。同時に、極端に恵まれた人間もまた、差別を受けやすい。正当な評価はされず、公然と侮辱されることも少なくありませんね。
           人間には、自分より弱い者たちを蔑み己を安定させたいという欲望があります。
           同時に、自分より恵まれてる者たちにも、嫉妬や羨望から差別意識を持つのです。
           全員ではありませんし、多くの人間は自制心を持って理性的に生きています。ですが、ありとあらゆる人間に、エゴとして潜在的にこうした気持ちはあると思うんですね。
           で、最強で大金持ちになれる騎士と、永遠に美人のままのファティマ。この両者は、共に「星団の一般人のために戦うのに、その守るべき対象から迫害されている」という実態があります。そこを永野護先生は、わりとエグく隠さず描いてきたように感じました。

           

           

           

           そんな、世界で二人ぼっちの騎士とファティマは、双方に相手を必要とし、相手以外には受け入れられてもらえません。騎士なんかはまだいいですが、マスターのいない時のファティマの悲惨さは、皆様ご承知かと思います。
           なので、騎士とファティマが両思いになる、一線を超えるのは自明の理とも言えます。お互い、パートナーを守りたいし、同じ差別された者同士の連帯感だってあります。

           

           

           

           だから、騎士とファティマが一体となって動くGTMは、二人にとって子供のような存在でもあるのです。最強最悪の絶対殺戮兵器、ゴティックメード…この無慈悲な美術品は、騎士とファティマのどちらか片方が欠けても、満足には動けません。
           そして、騎士もファティマも、GTMを動かすことが一番求められています。
           自分たちの存在理由は、GTMで戦ってこそ証明され、許される。
           だからこそ、パートナーが互いに必要で、そこには独特な絆があるのでしょう。
           なので、下世話な話かもしれませんが、騎士とファティマにとって「GTMで戦うこと」は「お互いの持って生まれた使命を果たすこと」であり、そのためには必ず相手が必要なのです。そうやって生まれるのが、GTMの極限の戦闘力なのです。
           GTMは子供、そして騎士がお父さん、ファティマがお母さんという、戦いの中でだけ生まれる奇妙な関係が成立すると言えるでしょう。勿論、女同士の騎士とファティマも、女騎士と男ファティマの組み合わせも、基本的には同じだと思います。

           

           

           

           以前から、GTM(MH)には幼児程度の知能があるとされてきました。京はアパッチと話していましたし、パルテノはヤクトミラージュLとの戦闘データ共有に会話を交えていました。インタシティが死んだ時、明らかにエンプレスフレームやビブロスとなんらかのやり取りがあったようにも見えます。
           そう、GTMはロボットですが、生きているんですね。
           そして、人間の幼児と動揺に感情を持っています。何度もやったことのあることは得意だし、初めてには臆病になる。戦っていても、強敵を前にすると怯えて竦み、弱い騎士や操縦の下手な騎士には嫌悪も感じるかも知れません。
           赤子に毛が生えた程度のGTMですが、彼女らは全て騎士とファティマの子供なんです。騎士とファティマが愛し合っても、生み出せるのはGTMという殺戮兵器だけなんですね。それはとても物悲しく、切ないながらも美しい世界観だと思います。
           で、そのファティマがエトラムルだと、何故悪いのか?
           そもそも、騎士のサポートや隠密行動への同行、ある程度の生身での戦闘も考慮して、ファティマは少女の姿で生み出されました。そこには、可憐な少女を守るということで、騎士に精神的な安定をもたらす効果も考慮されていたでしょう。
           それを「GTMを動かすだけの装置」としてだけ洗練化させたのが、エトラムルです。
           ですが、生身でのGTM外での活動能力と一緒に、エトラムルは大事なものを捨ててしまった…それが「GTMへの母性」です。そして、御承知の通りデモールは、デモール本体の不安や恐怖を、エトラムルが受け止められなかった。なので、デモールは不調をきたし、ついにはエトラムル専用GTMという奇抜な発想を捨ててしまったのです。

           

           

           

           では、母性を持ったエトラムルを作ればいいのでは?そう思うんですが、二つの観点から現実的ではないようです。まず、デモールの開発を手動してきたバルター・ヒュードラー博士の存在。ファティマを嫌悪している彼女のお陰で「ファティマの能力がバラバラのために生まれる不安定さ」が排除されたGTM、それがデモールです。恐らく、ヒュードラー博士の個人的な気持ちとしても、エトラムルへ母性を乗せるのは嫌でしょう。
           それと、こっちが多分本筋かもですが…エトラムルへ母性を搭載する、これってつまり「普通のファティマが母親としてやってること全てを、エトラムルもできるようになる」であって、イコール「普通のファティマになる」だと思うんですよね。そっと撫でてやる手が必要だし、服を脱いで裸を見せられることも求められるかもしれません。つまり、ファティマの少女の姿には、その全てに意味があったということになるのです。
           余談ですが、現在アウクソーはミースと共にバッハトマにも出入りしてます。アウクソーについては廃棄処分を免れたようですが、事実上の壊れファティマになってしまった。しかし、彼女を見たツバンツヒは「アウクソーは壊れていないような気がする」と言っています。この謎をずっと以前は考えてたんですが…アウクソーは「シュペルターにお別れの挨拶をしようとしたら、声が聴こえなくなっていた」と言っていました。
          案外、アウクソーの不調は「GTMへの母性の一時的な喪失」なのかもしれません。
           それは、彼女がGTMの母である以上に、超帝國剣聖(カイエン)の恋人であることを望んだから…そして、その未来が全て奪われてしまったからかな?なんて思ったけど…どうでしょうね。

          | ながやん | 世界観 | comments(4) | - |
          第311回FSS考察「タイム・パラドクス?」
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             はい、皆様お疲れさまです!師走ですね、師匠も走る季節ですね。FSSだと、ハイアラキ師匠やロードス公が走ったりするんでしょうか。この時期はお茶や踊り、お花の先生が月謝の未払い分を回収するため、江戸を走り回ったため師走というそうです。

             さて、今日は最新号と単行本、どっちの話をしようかなと思ったんですが…まずは、月刊NT誌の最新話についての、ちょっとしたお話をしたいと思います!

             

             ドラえもんのエピソードに、こんな話があります。
             のび太の宿題を引き受けたドラえもん、しかしあまりに多過ぎて朝までに終わりそうもない。そこでドラえもんは、タイムマシンを使います。二時間前、四時間前、六時間前、八時間前から、それぞれ自分…未来の時間軸のドラえもんを連れてきます。
             そうして五人がかりで宿題は終わりました。
             ところが、寝入って二時間後、二時間前の自分が迎えに来ます。
             渋々二時間前に行き、宿題を手伝う。
             戻って寝ると、今度は四時間前の自分が迎えに来る…
             これはコミック五巻「ドラえもんだらけ」というエピソードです。あの伝説の名台詞(迷台詞?)の「やろう!ぶっころしてやる!」も見られますね(笑)

             

             昭和の時代だった当時は、タイムスリップものでは常に「過去、現在、未来が一本に繋がっている」と考えられていました。そもそもドラえもん、のび太の「ジャイ子と結婚する未来」を改ざんするために現代にやってきてますしね。
             過去を変えることで、現在と未来も全く変わってしまう。
             これは名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも同じ世界感です。
             それ故に、多くのSF作品では過去への干渉は制限されてきました。
             さてさて、我らがスーパーおとぎ話、FSSではどうでしょうか!?

             

             今月号でついに、先月号の星団暦7444年のカラクリが明かされました。
             ええ、女魔帝ゴリリダルハルがラキシスの変貌した姿では?という自分の予想、これは全く的はずれでしたね。また、ヴィーキュルたちがツインスイング関節を持っていることも、直接GTMとは関係ありませんでした。この時代に干渉するにあたり、GTMを参考に自分をパワーアップさせた、的な解説をポーターがしてくれましたね。
             ラキシスたちが閉じ込められた空間は、約55億年後のボォス星、シャルデファーという地名の場所です。この55億年後というのが、宇宙を旅するザ・ウィルの船内時間では星団暦7444年ということになります。
             つまり、ヴィーキュルはラキシスたちをタイムスリップさせたんですね。
             恐らく、ヴィーキュルに「星団暦に干渉しない戦場」を用意する必要があったのかも。

             

             で、さらには…ヴィーキュルたちの再生能力についても、ポーターから解説がありました。ヴィーキュルたちは、55億年後のボォスにラキシスたちを誘拐、監禁しています。そして、自分たちで用意した戦場に、ヴィーキュルたちが実際に存在する時空から分身を送り込んでいるようなもんなんですね。
            この際、55億年後のボォスを維持するエネルギーを持ち込んでいます。
             それは同時に、自分たちをその時間と空間に固定するエネルギーでもあります。
             そして、攻撃されても再生するヴィーキュルたちのカラクリは…実は「持ち込んだエネルギーを使って、元からヴィーキュルがいた時空から無傷の自分を持ってきている」というものでした。

             

             さあ、ちょっとややこしくなってきましたね?
             ここで冒頭、ドラえもんの物語を思い出してみてください。
             例えば、女魔帝ゴリリダルハルが傷付いたとします。彼女は、元いたヴィーキュル時空に存在する本体から、無傷の姿を持ってきて補填します。
             では、元いたヴィーキュル時空は、過去でしょうか?
             それとも、未来?
             過去であれば、傷付いたゴリリダルハルは、既に以前「未来の自分に肉体を与える」という経験があったことになります。…ドラえもん理論でなら、ですよ?逆に、未来であれば、再生した今のゴリリダルハルは、今後いつか過去に肉体を与えることになります。
             勿論、ヴィーキュルも神々と同等、時間や空間の制限がない存在でしょう。
             ミスト・ブレーカーが星系一つ分の質量を持ちながら、剣のサイズなように…ヴィーキュルに関しても恐らく、質量や時間軸、そして空間や次元の論理すら超越しているかもしれません。

             

             現代のSFでよく使われる時間軸の概念は「平行世界の可能性理論」みたいなものです。例えば、バタフライ・エフェクトという言葉がありますよね?これは「地球の裏側で蝶々がはばたくだけでも、世界のあらゆる事象が影響を受けるかもしれない」というものです。
            南米のジャングルで、蝶々がはばたくか、それともはばたかないか。
             たったそれだけのことが、ありとあらゆる事象に影響するとしましょう。
             宝くじがあたるかどうか、恋人への告白が成功するかどうか、運命の出会いが起こるかどうか…そうしたものが、ささいで無関係に見えるものと繋がっている。
             このバタフライ・エフェクトと関連付けて考えられているのが、平行世界の存在です。これは「過去を変えると、現在や未来も変わる」という、いわゆるドラえもん世界の理論とは異なります。つまり「過去を変えると、今までの現在や未来と別に、平行世界の現在や未来が生まれる」というものです。単純に世界が分岐して枝分かれする。そして、今こうしている間も世界は無限大の可能性で並行世界を増やし続けているという訳です。

             

             例えば、ゴリリダルハルが過去の自分を持ってきて、傷を再生させるとします。すると「未来の自分に身体を取られた自分がいる世界線」と「未来の自分になにもされていない自分の世界線(元のいた世界線)」が生まれる訳です。ちょっとややこしいですね…ようするに、ヴィーキュルたちは無数の並行世界から自分を持ってきて再生するのですが、過去や未来の自分に不都合が起きたりはしないのです。
             ただ、この再生を行うために、持ち込んだ膨大なエネルギーを使っているようです。
             そしてそれは、マグナパレスのバスターランチャー三連発で吹き飛ばされました。
             で……トドメにポーターは、ノヴァフレームを使うそうです。しかも、すえぞうがデルタ・ベルンを消し飛ばしたものとは、比較にならないくらい強い威力だそうで…大丈夫ですかね?ラキシスたち、無事に元の時代に帰れますかね?
             因みに当たり前ですが、ここでラキシスが死ぬと…本当にラキシスは死んでしまいます。星団暦3035年、元のラキシスがいた時代の人間から見ると、突然ラキシスが消えたように見えるでしょう。実際、AKDでは「旅行中の姫様の反応が突然消えた!?」と、パニックになってるかもしれません。ラキシスが突然消えたので、天照は恋ダウドにマグナパレスを貸し、ポーターもそれを察知してやってきたのかも。
             さあ、新年になればいよいよ決着でしょうか!?
             来年もFSS、盛り上がっていきたいですね!

            | ながやん | 世界観 | comments(6) | - |
            第308回FSS考察「放て!超必殺技!」
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               はい、皆様こんばんは!遅れてしまってごめんなさい。ちょっと朝から風邪気味で、ぐっすりとベッドの中で休養を取ってました。すっきり元気になったので、こうして今週もFSSの謎知識や妄想をお届けできる訳ですね。
              今回は、FSSの騎士が持つ剣技の中でも、超必殺技たるあの剣技のお話です。
              いやでも、割とみんな気軽にぶっ放してる気がするんですけどね。

               

               マキシマム・バスター・タイフォーン。
               あらゆる剣技の頂点に立つ、究極の剣技です。その威力たるや、生身の騎士でも、モーターヘッド(ゴティックメード)を完全に破壊することが可能です。名実ともに最強剣技なんですが、その使用には条件があり、威力に見合うだけのリスクがあるみたいですね。今回は、そのマキシマム・バスター・タイフォーン、通称MBTについて語っていきたいと思います。
               まず、MBTの特徴をおさらいしてみましょう。

               

              1.剣聖レベルだけが使える剣技
               過去に作中で、MBTを放った人間は限られています。僅かに三人、ログナー、カイエン、プロミネンスの三人です。作中では今まで四回使われ、この三人だけがMBTを解き放ちました。カイエンのみ、二回使っていますね。
               デコースやスパークといった、天位レベルの騎士たちも多彩な技を使いますが、MBTを使ったことはありません。恐らく、MBTを使える騎士は「剣聖レベルの力を持った騎士」に限られるのかもしれません。普通の騎士はおろか、天位騎士でも使うことの難しい剣技だと思われます。

               

              2.突出した驚異的な破壊力
               MBTの特徴の一つに、あらゆる剣技の中でも最強の破壊力を持つことがあげられます。その威力たるや、生身の騎士でもモーターヘッド(ゴティックメード)を破壊することができる程です。皆様が御存知の通り、ゴティックメードはモーターヘッドの時代の頃から、あらゆる兵器の頂点に立つ最強のマシーンです。基本的に、ジョーカー星団でモーターヘッドを倒せるのは、モーターヘッドです。
               コミック四巻にて、鉱山に陣取るゲリラたちにメイユ・スカがモーターヘッドを投入しています。残念ながら、メトロ・テカ・クロムの地雷も役に立たず、生身の人間ではモーターヘッドに対して無力です。ただただ虫けらのように駆逐されるだけなんですね。モーターヘッドが対人ブラスター等で、人間を的確に一人ずつ殺してゆきます。全てファティマのオートで事足ります。勝負にならず、ただただ処理されてくだけなんですね。
               そんなモーターヘッドに、生身で勝てる唯一の剣技…それがMBTなんです。

               

              3.隙がでかい
               これは、あくまで私感です。自分は若い頃に格闘ゲームをやってて、鉄拳やKOF、スト3なんかを熱心にやってました。相応にして、格闘ゲームでは「高い威力のある技ほど、リスクが伴う」というのが常識です。つまり、MBTにもその高威力に伴うリスクがあるんだと思います。
              それが、技を放つ直前の隙であり、放った直後の隙だと思います。
               例えば、世間であまりにも有名な必殺技、波動拳とい昇龍拳。これは、ストリートファイターシリーズのリュウとケンが使う、格闘ゲームにおける必殺技の代名詞です。波動拳は相手に気を飛ばす技で、離れていても攻撃できます。反面、気を放った瞬間に隙が生まれます。昇龍拳は、あらゆる攻撃を無効化しながら、頭上へ向けてアッパー攻撃を放ちます。天へと昇る竜の如き強力な一撃ですが、ジャッピングアッパーの終わり、下降中は無防備になります。
               強力な技には、リターンに釣り合うリスクがあります。MBTも同様に、最強の一撃を放ったその瞬間…無防備な弱点をさらしてしまうのかもしれません。

               

               はい、どうでしょうか!最強の剣技だけに、MBTに倒せない相手はいません。最新の連載でも、プロミネンスに対してヴィーキュルの親衛隊クラスが盾による防御を試みました。しかし、プロミネンスのMBTでその守りは完璧に粉砕されていたように思えます。
              しかし、MBTは諸刃の剣…一撃必殺ながらも、それで倒せぬ時はピンチを招きます。
               MBTを戦いで使って、その隙に漬けこまれたのがカイエンです。若かりし頃のカイエンは、勝ちに焦って敵のリンスにMBTを放ちます。これはギリギリで避けられ、ダイバーパワーと思われる攻撃で逆襲されます。どの剣技もそうですが、どうやら地面に足をつけていないと全力を出せないようです。ダイバーパワーで浮かされたカイエンは、そのまま敗北を喫しています。
               余談ですが、ブラックスリーの浮遊城襲撃のさい、ログナーがボスヤスフォートの召喚した異形に対してMBTを使用しています。MBTとは「全力を振り絞って、一撃必殺の攻撃を解き放つ」というもので…ログナーも、その溜めのモーションで強い踏みしめを見せています。両足で大地を踏み締め、力を振り絞ることが肝心なんですね。それを知ってるから、リンスはカイエンを大地から引き剥がしたという訳です。

               

               MBTが最強の剣技であることに、疑いの余地はありません。しかし、いつでも、いかなる時でも、MBTをぶっ放しとけばOKという訳ではないようです。だからこ、多彩な剣技があり、騎士たちは状況と力量を考慮して使いこなす訳です。
              結論、MBTは「これで倒せる!」と確信した時に放たれる大技なのかもです。
               プロミネンスは、相手のヴィーキュルが記憶にない防御力を見せた時、迷わずMBTを使いました。相手に当てれば、大ダメージの大技です。そして、かわされない限りは致命的な隙を産まないようにも見えました。この剣技はこれからも、剣聖レベルの騎士たちによって多彩なドラマを生んでゆくでしょう。個人的には、マキシが使うところを早く見たいですね!

              | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |
              第304回FSS考察「おっきいことはいいことだ!」
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                 はい、皆様こんにちは!ようやく暑さも一段落ですが、台風がまた来て、その後は残暑が戻ってくるかもしれません。自分が住んでる土地は、そろそろ朝夕はストーブが欲しくなる季節ですけどね。
                 さて、今日は以前モーターヘッドの時代にやったかもしれない話題を、改めてゴティックメードでしてみたいと思います。皆様はGTM、全高何mだと思いますか?因みに、一般的なMHは16mで、これは顎の下(肋骨にあたるフレーム)までの高さです。頭頂部まで含めると、マストが長い破烈の人形とか大変ですからね(笑)そんな訳で、今日はロボットの大きさの話。

                 

                 因みに、MHは全高の上に頭部や角飾り等があるため、実質的な全高さはもう少し高くなります。KOGとか頭部はメチャクチャ大きい(中にサブのイレーザーエンジンと、何でも作れるファクトリー機能が入ってる)ので、実質18m以上はあるでしょう。それに対してGTMの全高の設定は『騎体の一番高いところまでの長さ』になります。つまり、カイゼリンみたいに王冠っぽい角がドーン!ドーン!って騎体は、先っちょまでの高さになりますね。ここは密かな設定変更で、それを加味すると…MHとGTMは、そこまで大きさが違う訳ではありません。

                 

                 しかし、MHに比べてGTMが大型化しているのは確かです。カイゼリンの全高は26.7m…つまり、一般的なMHの顎下より、10mは高い計算になります。カイゼリンの角をチョキンと切っても、目線が三つも四つもGTMの方が高い。
                 何故、設定変更に伴い大型化したのでしょうか?
                 ここからは推論ですが、多分GTMは『スーパーロボット』だからじゃないでしょうか。勿論、スーパーだリアルだというカテゴライズ、これ自体はなんら意味を持ちません。スーパー系かリアル系かは、スパロボに出演して味方になって「さて改造したいが装甲と運動性どっちをあげようかな」って時になるまで、全然意識しなくてもいい考えです。
                 ただ、カイゼリンを含むGTMは、永野護先生の中でスーパーロボットなのです。綿密な設定に基づくリアリズム、リアリティに溢れた描写がされていても、スーパーロボットなのです。

                 

                 ここ数年のロボットアニメは、比較的小型のロボットが主流でした。大人気を博したコードギアスのロボット、ナイトメアフレームは4.5m前後です。これはかなり小さく、ボトムズのアーマードトルーパーと同じくらいですね。クロスアンジュのラグナメイル、ヴィルギスが7.8mと、エアバイクから変形するだけあって小型の部類ですね。
                 バルキリーは初代よりは大型化してますが、マクロスΔのVF-31ジークフリードが15m程、アルドノア・ゼロのカタクラフト、スレイプニールが13.5m。大きめの機体でも、ヴァルヴレイヴが20mとちょっとでしょうか。
                 この辺りは、いわゆる『リアルロボット』の系譜にあたると思います。
                 ロボットにおけるサイズというのは、とても大きな意味を持ちます。スーパーかリアルかを論ずるのも時には楽しいですが、ロボットを主題とした娯楽作品では『大きいのか小さいのか』がとても大事です。
                 ロボットが小さいほど、キャラクターに密着したガジェット、身近な乗り物への感覚が近付きます。また、サイズが人間に近付くことは、戦闘時の生々しさを演出ることもできるでしょう。身近にありそうなサイズが、恐怖や親近感、自動車等の延長のように思わせてくれるのです。
                 逆に、大きなロボットは非現実感を与えます。現在の人類で建造不可能なロボットというだけで、非日常への解放感を与えてくれますね。また、ロボットがもつダイナミズムを演出するには、巨大なロボットほど効果的と言えるでしょう。人は太古の昔から、大いなる存在へ畏怖と畏敬の念を感じるものなのです。
                 勿論、ここ最近でもキャプテン・アース等、超巨大ロボットを扱った作品はあります。

                 

                 で、ついでだからガンダムの話もしておきましょう。今やロボットアニメの金字塔、ガンダムシリーズのモビルスーツ…実は、モビルスーツのサイズも作品に寄ってまちまちです。ここでは、宇宙世紀シリーズのガンダムをまず見てみましょう。
                 ざっとまとめるとこんな感じです。

                 

                ・ガンダム(UC0079)17.8m
                ・Zガンダム(UC0087)19.85m
                ・ZZガンダム(UC0088)19.86m
                ・νガンダム(UC0093)23.0m
                ・ユニコーンガンダム(UC0096)21.7m ※デストロイドモード時
                ・Ξガンダム(UC0105)28.0m
                ・ガンダムF91(UC0123)15.2m
                ・V2ガンダム(UC0153)15.5m

                 

                 ガンダムのサイズというのは、これはプラモデル、いわゆるガンプラの商品展開の都合もありますが…作中では『恐竜的に進化し巨大化してしまったMSを、最新技術でダウンサイジングする動きが広まった』と説明されています。一番大きなΞガンダムは、丁度GTMくらいの大きさですね。二十年後のF91とは、10m程違うことになります。
                 この、ガンダムのサイズというのは非常に絶妙なところです。
                 これより小さいと、巨大機動兵器のダイナミズム、非日常感が薄れてしまう。
                 これより大きいと、ちょっと科学考証的にリアリティが危うくなってくる。
                 MHやGTMもこのサイズ層というのは、決して偶然ではないと思いますね。
                 ガンダムでは、初期から巨大な兵器特有の恐ろしさ、それを大きさで演出してきました。様々な新兵器や新技術が搭載される都度、ガンダムは大型化したのです。しかし、F91やVガンダムでは、小さくスマートにしつつ、盛るところは盛るといった感じで…実は、小型MSになってからのアニメでは、意外と『パイロットが生身を晒すシーン』が多いんですよ。セシリーやウッソが、ハッチを開けて顔を出すシーン、これは小型化したサイズだからこその『登場人物がある程度躊躇や危険を感じない高さ、大きさ』になったことで、可能になった芝居かもしれませんね。

                 

                 GTMになって巨大化したことで、一層兵器としての恐ろしさ、ロボットのスケールの大きさが強調されたように思えます。かといって、こだわりのリアリティは決して消えず、むしろ新しい側面を見せ始めました。
                 以前のMHは、戦闘での汚れ、オイルの臭いや駆動音など、五感の全てで味わうロボットでした。そこは変わりませんが、GTMは基本的にオイル汚れはないそうです。ボークスのカイゼリンの解説で、永野護先生が言ってました。スミ入れ厳禁だそうです。そして新たに、冷却による凍結、凍りつく描写なんかが随所に用いられていますね。センサー系のレーザー光線が走って、以前にもまして強烈なメカニカルノイズが響き渡る…また、デザインもシルエットの違いを強調するのではなく、ツインスイング部はほぼどのGTMも同じとしつつ、細やかな差異で魅せてくるような気がします。
                 因みに全高26.7m、だいたいマンションの8階〜9階くらいの高さです。
                 お暇な時は、手近な高層建築に登ってカイゼリンの大きさを実感してみてはいかがでしょうか。

                | ながやん | 世界観 | comments(3) | - |
                第299回FSS考察「超越者たちの正体とは!?」
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                  はい、皆様こんばんは!遅くなって申し訳ありません。
                  さあ、今週は久々に搭乗の悪魔たちについてですよ!
                  いやあ、永野護先生も攻めてきましたね…どうなるやら。
                  今月号でいよいよ正体を現した、いわゆる悪魔たち。
                  今回は、今まで謎だった生態や社会が少しわかりました。
                  悪魔は、一定の法則と理に従って生きているのです。
                  まあ、有限の定命があるかどうかは不明ですけどね。
                  では、今月号でわかったことをまとめてみましょう。

                   

                  ・物理攻撃は通じる
                  これはヘルタワーから這い出てきた時も同じでしたね。
                  ミコト様のダイバーパワー、攻撃魔法がきいてました。
                  MHを呼ぶしかないと言ってましたが、恐らく勝負になるかと。
                  幽霊のような実態のない驚異ではなく、肉体を持ってる様子。

                   

                  ・異次元ないし異世界に住んでいる。
                  あのカリギュラのマウザー教授でも驚く、本物の異世界!
                  つまり、少なくともジョーカー星団のものではないのかも。
                  知識欲の権化であるカリギュラでも、知らない存在です。

                   

                  ・ショウメいわく、はるか昔から存在する
                  この話が本当ならば、ジョーカー星団の歴史よりも昔か?
                  少なくとも、アイエッタ王女の五つの星の物語は、過去?
                  でも、昔からいることと、五つの星の物語が昔話かは、別。
                  どちらにしろ、セントリーが認識できる過去から存在する。

                   

                  ・自分たちの進化が目的
                  進化のために「次元を超えるエネルギー」を求めている。
                  その代表格として、セントリーの命の水がほしいんですね。
                  五つの星の物語でも、悪魔は命の水を出せと言ってました。
                  あの時悪魔は(ヘルタワーの封印から出たのも)武装してた。
                  ライフルのような武器を持ち、五つの星の物語では戦艦も。
                  そこは、今回現れた悪魔と少し接点がないようにも思えます。
                  ただ、進化を求めるのであれば、文明を得ることもありそう。
                  また、今回のヴィーキュル・コマンダーも武器らしきものを。

                   

                  ・悪魔の登場には手順を踏む必要がある
                  まず斥候のようなスレイヴが出て、大型のソルジャーが出る。
                  これらは全て、生命体ではなく、何らかの思念体の様子です。
                  そして、先行するスレイヴとソルジャーが時空特性を変える。
                  通常空間では、どうやら悪魔は実体化できないのでしょうか。
                  実体化にも時間がかかり、その間スレイヴとソルジャーが守る。

                   

                  そんな訳で、我々が常日頃悪魔と呼んでいた連中の本名も判明。
                  ヴィーキュル、またはライフ・ウォッチング・オーバーロード。
                  今まで出てきた、オピクルというのは、個体名なのかもですね。
                  で、一貫して進化を求め、そのための命の水を欲している。
                  ショウメが驚いたのは、以前より進化しているからでしょうか?
                  どうやら、ショウメが知ってる姿とは違うようなんですよね…
                  じゃあ、フェザードラゴン(カラット)も驚いたんですかね?

                   

                  とりあえず、ヴィーキュルの目的となりたちがわかりました。
                  昔からいて、ずっと命の水を狙ってて、神々と敵対している。
                  実体化するためには手順を踏んで、別時空の形成が必要、と。
                  色々わかったような、わからないような…?なんでしょうね。
                  ただ、スタント遊星攻防戦では、ヴィーキュルと戦うのかも?
                  セントリーとミラージュ、カリギュラまでも一緒に戦う相手…
                  正直、他に考えられませんし、マウザー教授も知りましたしね。
                  やっぱりカリギュラにも、知らないことってあるんですよね。
                  そういえば、カリギュラも天照帝のことは詳しくない様子…
                  その天照が悪魔を封印してて、ミコト様も知らなかった。
                  …ん?ちょっと待って、そういえば天照って神様ですよね。
                  今は不完全な光の神ですが、以前スペクターことジョーカーを…
                  もしかして、ジョーカーを生み出したように、ヴィーキュルも?
                  天照ってばもしかして、時間軸を無視して創造物を生み出せる?
                  ヘルタワーのヴィーキュルは、ミコト様も知らなかったし。
                  そもそも、赤子の時に異界の魔物を召喚してますしね(笑)

                   

                  命の水が本物の奇跡で、それはあらゆる願いを叶えるらしい。
                  完全に死亡し神の力を失ったソープも、一瞬で蘇生させた。
                  セントリー・ブリッツの幼生を使ったファティマをも生み出した。
                  ならば…別時空で進化を求めるヴィーキュルにも、作用する筈。
                  ヴィーキュルの別名はライフ・ウォッチング・オーバーロード。
                  直訳すると「生命を見守る超越者」ということになりますが…
                  見守るどころか、がっつり干渉してくるんですね、最近(笑)
                  五つの星の物語に出てきたオピクルなんか、まさにそうです。
                  もしやヴィーキュルは、なにか意図があって天照が生み出し…
                  「見守る者」から「悪魔」へと変わってしまったのでしょうか。

                  | ながやん | 世界観 | comments(6) | - |
                  第298回FSS考察「テレポートって、最近どうよ?」
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                    はい、皆様お疲れさまです!長々と休んですみません!
                    ようやく夏コミ原稿も終わって、ようやくの更新です(汗)
                    いやあ、ガンダムの原稿とかホモの原稿とか、色々書きました。
                    同人誌、楽しくて好きだし、誘ってくれる仲間に感謝ですね。
                    あ、さて…今日は予告通り、テレポートの話を。
                    FSSにおける絶対戦力、GTM(MH)が行う瞬間移動ですね。
                    作中では「光速移動」と書いてテレポートと読むことも。
                    今日はもう一度、テレポートを考えてみましょう!

                     

                    そもそも、どういう訳かテレポート、ですね…
                    GTM設定になってから、一度も出てきてないんですよね、何故か。
                    これはひとえに、魔導大戦の戦線が落ち着いたからでしょう。
                    もう、派手に大軍をテレポートさせる必要がなさそうなのです。
                    何故なら、完全にハスハは分断され、各国の騎士団も落ち着いた。
                    それぞれに自分たちが抑えた土地に陣取って、膠着状態かな?
                    小規模な戦闘は続いているんですが、大変なのはハスハだけ。
                    ハスハのAP騎士団は、分断されつつの防衛戦闘で大変でしたね。
                    そんなこんなで、小競り合いが散発する程度の規模なんです。
                    だから、多くても小隊規模のGTMをテレポートは、必要ないかな?

                     

                    そもそも、FSSのテレポートとはどんなものなのか?
                    ここは、広義の意味で「一瞬で長距離を瞬間移動」でいいかと。
                    光速移動と書いてますが、実際に三次元空間を移動はしていない?
                    少なくとも、実際に光速で移動するなら、遮蔽物の問題がある。
                    リンス等のダイバーパワー(と神様パワー)も一緒かもですね。
                    単純に、点から点へと移動する、一種のワープだと思われます。
                    で、大事なのは「目標地点座標」と「エネルギー」ですね。

                     

                    まず、目標地点座標…どこに出現したいかは、かなり重要みたい。
                    多分、厳密に数値化したデータがないと、そこへ飛べないのかも。
                    この座標割り出しの話は、コーラスハグーダ戦で出てきました。
                    ハグーダ側は、ミミバ族という準騎士を利用していましたね。
                    実際にミミバ族に目標地点に行ってもらい、座標を送ってもらう。
                    これはかなり確実っぽいですが、勿論ハイテクも存在します。
                    同じ戦争で、KOGはビョンド・シーカーで座標を得ていました。

                     

                    次にエネルギー…御存知の通り、テレポートはやばい。
                    大量のエネルギーを消費する、一発技とも言えるのです。
                    変形と同時にテレポートした、破烈の人形の前例がありますね。
                    テレポートを使ってしまうと、その後フルパワーで5分しか戦えない。
                    もともと破烈の人形は燃費の悪い騎体ですが、これは酷い。
                    また、ハスハへ降下したフィルモアは騎士団まるごとテレポート。
                    これで騎士団の予算の半年分が使われるので、やはり凄い。
                    コストパフォーマンスの悪い機能ですが、オンリーワンでもある。
                    戦争でも、お互いテレポートが使えるので、ジャミングが大変そう。

                     

                    さて、GTM設定になってからテレポートのシーンを見てません。
                    GTMは空から降りてくるようで、セイラー(輸送艦)に乗っている。
                    ステーブルと呼ばれる拘束具で、固定されて運ばれるみたいですね。
                    多分、GTMも問題なくテレポートできると思うんですよね…恐らく。
                    だけど、今までの漫画の展開では、その必要がなかったんです。
                    大規模戦闘になったツラック隊のエピソードも、そうでしたね。
                    クロス・ジャマーでお互い、相手がどうなってるかわからない。
                    そんな状態で、テレポートの座標を取れる筈がないんですよね。
                    最後、ジィッドがテレポートより音速突撃を選んだ理由もわかります。
                    彼がナルミを狙うというのは、乾坤一擲の奇襲作戦だったんです。
                    AP騎士、それも隊長格と戦うならば、エネルギーは温存したい。
                    フィルモアの時のように、戦艦のエネルギーを使うこともできない。
                    なにより、多分アレです、アレ…ジィッド君は自分大好きだから!
                    きっと、格好良く音速突撃して目立つのが、一番いいと思ったのかも。

                     

                    さらに言えば、ですね…テレポートの大事さ、ちょっと揺らいでます。
                    まず、MHの頃からですが、GTMも飛べるんですよね…空を飛べる。
                    昔の設定では、MHが空を飛ぶためには、オプション装備が必要だった。
                    LEDのブーメランユニットや、ジュノーンのランドブースターです。
                    しかし、今はあらゆる騎体が普通に飛べる…移動手段だけですが。
                    空中では戦闘ができない、ただの的といわれてますが、一応飛べる。
                    終いには、破烈の人形やマーク2のように、飛行形態を持つ騎体も。
                    マーク2は飛行形態では、完全な隠密移動ができるみたいですね。
                    でも、テレポートをまた見たいなあ…突然出てきてズバン!て。
                    あと、テレポートって出現時に予兆が見えるみたいですね。
                    フィルモアが全騎士団テレポートする際に、見えてました。
                    …あれ、出現時位置に爆弾とか素早く投げると、どうなるのかしら(笑)

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    | ながやん | 世界観 | comments(15) | - |
                    第294回FSS考察「ジョーカー星団のオモチャ事情」
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                      はい、皆様お疲れ様です!こんにちは&こんばんは!
                      先週の記事、沢山のコメントありがとうございました。
                      全部目を通させていただいてます、フォロー感謝です。
                      そうですね、レーダー九世の前に天照が挟まりますよね。
                      デコースの次のエストのマスター、天照が先かもです。
                      確か、天照はエストと一緒にヤクトのRに乗る予定です。
                      これが大侵攻の最後、コーラス戦なのか、それとも…
                      でも、ボォス侵攻の時にはアトロポスも手元にいますよね。
                      うわー、すげえファティマを三人同時に所有してるのか!
                      この辺も、いつか資料を見て来歴を纏めてみたいですね。

                       

                      さて、今日はいつもと趣向を少し変えて…玩具の話。
                      みなさん、FSSのプラモとか作ったこと、ありますか?
                      自分は今、WAVEさんのエンゲージSR1を作っています。
                      普段ガンプラばかりなので、ちょっと新鮮、苦戦ですね。
                      久々に接着剤を使うプラモを作ってますが、凄いです。
                      きっと、ジョーカー星団にもGTMのプラモとかあるのかな…
                      そんな訳で、今日はジョーカー星団の玩具事情でっす!

                       

                      まず思い出されるのが、カイエンの持ってた携帯端末。
                      今見ると、デカい!あんなの持ち運べない、重そう!
                      …まあ、当時の携帯電話は、肩から下げる15kgのもの。
                      それに比べたら、確かに小さくてコンパクトかもです。
                      最近だと、騎士はもっと小さい端末を持ってますよね。
                      画面も、3D画像が空中に浮かび上がるような感じだっけ。
                      で、カイエンは携帯端末で、RPGっぽいのを遊んでた。
                      あれは永野護先生の好きなファンタシースターかな?
                      田舎の鉱山の子供たちが欲しがるのも、わかりますね。

                       

                      現実がそうであるように、地域でかなり文明度が違う。
                      都会と田舎で、SF世界とファンタジー世界くらい違う。
                      田舎は農村レベルも含めて、かなり純朴な世界観ですね。
                      ブラフォードの「青い石一つ!」が通じる世界です。
                      ああいう田舎の子供たちは、外で遊ぶ系なのかな?
                      身体を使って遊ぶため、玩具らしい玩具はないのかも。
                      あとは、カステポーでは路地でメンコ?らしきものも。
                      国家や騎士団のマークのメンコで、子供が遊んでた。
                      意外とアナログな玩具がメインなのかもしれません。

                       

                      あとは、幼少期のマドラを思い出しますね…!
                      やっぱり、いつの時代もぬいぐるみは健在の様子。
                      女の子だからという訳ではないでしょうけど(笑)
                      ただ「ただの少女」になりたかった彼女に似合う。
                      いかにもな普通の、ぬいぐるみで遊ぶ女の子です。
                      ま、本気出すと誰よりも強いんですけどね、マドラ。
                      最近ですと、クラッツ隊の話にお人形さんが登場。
                      難民の子供からツバンツヒに、手作りのプレゼント。
                      こういうものを作って遊ぶ文化、まだあるのかも。

                       

                      逆に、GTMやMHの玩具は作中に出てこないですね…
                      これ、なんとなーく、こぉ…わかる気がする。
                      現実の我々の世界でも、GTMの玩具ないもんね!
                      ガレージキットやプラモはあるんですけどね(笑)
                      今度出るカイゼリンが、約七万円…お、玩具?か?
                      ただ、それだけのコストをかけないと納得しない。
                      クオリティの高い立体物じゃないと、許せない…
                      永野護先生って、そういう人なんでしょうね。
                      手軽な値段で手に入れば、ファンは嬉しいです。
                      でも、手軽な値段は、そこそこのデキでしかない。
                      実は二十年くらい昔、フィギュア化されてます。
                      LEDと、KOG、エンプレスフレームあたりかな?
                      LEDはコーラスハグーダ戦版、サリオン騎等も…
                      自分も買いましたし、素直にうれしかったですね。
                      でも、ブンドドして遊ぶにはちょっと不便でした。
                      可動、造形、どれも満足とは言い難かったです。
                      そういう半端なものを出したくない気持ち、わかる。
                      そして多分、ジョーカー星団でもひょっとして…
                      GTMガーランドたちは、同じ想いなのかも(笑)
                      ワシのGTMの玩具なら、50,000フェザーくらいで!
                      みんなそういう感じだから、玩具がないのかも。

                       

                      因みに、GTM(MH)を玩具感覚で買った人、います。
                      ユーバー・バラダって言うんですけどね(笑)
                      GTMのプラモ、これもあるとは思うんですが…
                      こっちの世界で、七万円…ジョーカー星団だと…
                      1フェザーが500円でしたっけ?つまり140フェザー?
                      やっぱり、庶民には高嶺の花なんでしょうかね。

                      | ながやん | 世界観 | comments(5) | - |