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第074回FSS考察「PARADOX 2992」
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    激動の一年だった星団暦2992年…
    連載再開後、年表の若干の修正がありました。
    それに伴い、いくつかの事件の時系列が変更に。
    誤植ではないとすれば、少し前後が変わった様子です。
    まあ、ちょっと永野先生も混乱してるのかもしれません。
    今日は、多くの事件が集約された2992年最新事情をチェック!

    まず、2992年の最大の事件を覚えてますでしょうか?
    この年、ソープこと天照の力が原因不明の消失を遂げます。
    結果、ミラージュ左翼の反乱で空中宮殿は大混乱。
    そして、命の水を巡る動乱は地域紛争へと発展…
    AKDはシーブル軍とバイドバイパー騎士団を退けます。
    しかし結果的に、古の魔導師ボスヤスフォートは復活。
    同時に、天照はラキシスが預っていた己の力を取り戻しました。
    この旧コミック6〜8巻で描かれた物語は、見所満載でしたね。
    AKD軍の将兵達による群像劇や、迫力の戦車戦、砲撃戦。
    そして決戦兵器モーターヘッドの存在感と騎士の存在理由…
    そうしたものが改めて読者に伝わった名エピソードです。
    では、このVSシーブルの紛争の他に、なにがあったのでしょう。

    NT誌8月号、60Pで桜子がエストにかけて問いかけるシーン。
    これによると、ヨーンがバーシャと放浪していたのが2992年前後。
    バーシャがエストへと覚醒し、デコースに嫁いだのが2992年です。
    おや、これは設定の修正でしょうか…旧コミック10巻に詳細は収録。
    五つの星の物語、ヨーン君のエピソードは2995年とあります。
    2992年にエスト(バーシャ)がヨーンと一緒だったとすれば…
    エストがイズモで姫沁金剛の調整をしていたのは、その前?
    売春宿からクラーケンベールにより助けられたのが2991年前後。
    同時期、アイシャを襲撃したティンが「2年前」と言ってます。
    破烈の人形によるアシュラ撃破は2989年、その2年後ですね。
    2991年に助けられ、そのままクラーケンベールの元にいた2992年。
    古い設定ではこうなってますが、エストよ…ミラーでも使ったか(笑)

    まだまだあります、2992年…この年に設定を集めた理由は?
    四桁の数字でシンメトリなのが、何か理由があるのでしょうか。
    NT誌5月号によれば、カイゼリンVSスクリティが2992年とあります。
    …あれ?ちょっと待って下さい、カイゼリンの騎士はヤーボです。
    新年表にも、2994年にマグダルとデプレ誕生とあります。
    …でも、旧コミックでもカイゼリン受領時、双子いましたよね。
    旧設定では、ワンダン・ハレー脱走は2997年とあります。
    スクリティ撃破、インタシティ逝去、ヤーボ惨殺も2997年。
    翌2998年、ダグラス・カイエンがAP騎士団団長に就任してます。
    このパラドクスが意味することは、一体何なのでしょうか?

    まず第一に、単純な誤植ないしは作者の勘違いというのがあるでしょう。
    その可能性をまあ、踏まえつつ…もし、作為的に設定変更されたなら。
    旧年表と新年表の間には、いったいどんな違いがあるのでしょう。
    ここで自分が提唱するのは、この地球の偉人達の歴史についてです。
    現代を生きる我々は、数多くの歴史上の偉人を知っています。
    伝記や歴史書で、彼等彼女等の生い立ちは勿論、その偉業も学べる。
    ですが、一部の者達の出生がはっきりしないことが多々あります。
    恐らく、マグダルとデプレに関しても同様の意味があるのでは?
    それは何故か、次代の巫女と聖導騎士が、実は私生児だからです。
    事実は旧年表の通り、そして対外的なハスハの面子としては新年表…
    そうなのではと自分は考えましたが、いかがでしょうか?

    双子を出産したヤーボは、とうとうAP騎士団を除籍されてますね。
    やはり父親不明の私生児を出産というのは、スキャンダルでしょう。
    個人的には、生む張本人である女性を尊重して欲しいと思いますが。
    しかし、そんなヤーボの双子の父親は、あのダグラス・カイエン。
    この事実が世間に公表されるのは、ヤーボの死後になります。
    ハスハ宮殿に単身現れたカイエンを、ムグミカが父と認めました。
    それまでは、マグダルとデプレは父親不明、淫蕩騎士の子供だった…
    そこでハスハの評議会は、他の国に面子が立つよう工作を始めます。
    2998年、カイエンが立派にAP団長に収まった時点で事実を公表。
    それが恐らく、新年表にある通りの事実で、半ば創作的なものかと。
    カイゼリンは2992年に戦った、騎士はヤーボでしたが何か?と。
    つまり、ハスハによる事実隠蔽と「詮索無用」の意思表明ですね。
    そして、双子の父親は最初からカイエンだと知ってたフリをする。
    双子がちゃんとした生まれであることを、裏付けする工作ですね。
    なので、2992年ネードルシバレースとしてヤーボは戦った。
    そして、剣聖と運命的な出会いを経て、愛で結ばれ子供を授かった…
    そういうシナリオを用意した訳ですね…実際は逆なんですが(笑)
    そうした歴史的な背景があったと妄想すると、改変も楽しいですね。

    実際には2992年のVSシーブル軍の時点でヤーボは妊娠してました。
    ジョーカーの女性の妊娠期間は、地球人よりちょっと長めです。
    2992年末に妊娠、新年表にある通り2994年頭に出産で矛盾ありません。
    ただ、妊娠よりも前に、ヤーボがネードルシバレースでないとまずい。
    ムグミカの騎士であるヤーボと剣聖カイエン、格も釣合いますね。
    間違ってもカステポーで久々に再会してヤッちゃった、ではまずい。
    なので、ヤーボがネードルシバレースになった時期を前倒しした!
    これなら、マグダルとデプレも私生児という扱いから逃れられます。
    実際は2997年だったVSスクリティ戦を、2992年へと改変する。
    トランにも密書を送り「おっけぇ〜」といってもらうのです。
    勿論、スクリティ自体があまり公にならない騎士団なので無問題。
    こうして、ヤーボが妊娠前からネードルシバレースだったと裏付ける。
    …そ、そういうことでどうでしょうか、永野先生…だ、だめ?(笑)
    さて、ヤーボの件はこれでいいとして…誰か!エストのフォローを!
    やっぱミラー使ったに違いねぇ…うーん、謎が深まる2992年でした。
    | ながやん | ストーリー | comments(1) | - |
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      Comment
      2017/06/19 10:49 PM posted by: hogeron
      最近知った貴ブログの目線・わかりやすさ・面白さに触発されて、勢いで原典のFSSを読み返しています。

      さて、
      「インタシティの逝去」と「ヤーボの出産」が同年(2992年)だとして、もしインタシティの最期に立ち会った時のヤーボが身重だったとしたら、インタシティがヤーボを見て言ったセリフ

      「スバース様ともうひとり
       セントリー・ライブに託されていた、別の
       超帝国の騎士のことが気がかりでしたが
       それも安心しました」

      が、とてもしっくりくる気がしました。
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