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170回FSS考察「モナークを知る者」
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    皆様、デザインズ5リッターピクトの入手準備は大丈夫ですか?
    自分は今日、amazonで予約してしまいました。
    田舎に住んでるので、発売日には買えなさそう…
    しょうがないけど、来週は手に入り次第、内容に踏み込みますね!

    あ、さて…コミック13巻79Pに、ムグミカとモラードのやり取りがあります。
    その中で、モナーク・セイクレッドに関する重要な言葉を見つけてみました。
    ムグミカ曰く、ログナーこそがモナークを知る者、古き人類の生き残りだと。
    人類の本当の歴史を知り、その遺伝子を受け継ぐ者とも言われています。
    そんなログナーが、このジョーカー星団に現れたのは2020年…
    ウラニウム・バランスに対してなにかしらの影響を与えた様子。
    今日はこのあたりから、モナーク・セイクレッドの謎を考えて見ますね。

    まず、星団暦2020年は、年表上ではなにが起こった年なのでしょう?
    実は、とんでもなくデカイ事件が起こっています、かなり暗示的です。
    2020年は、天照が命様より処女生殖で発生した年にあたります。
    つまり、天照の親友であるログナーは、彼の出現と同時にジョーカーへ来た。
    そういえばログナーは、命様とは凄く親しげに話していましたよね。
    ブラッスリーのフロートテンプル襲撃時、二人はコントするほど息ぴったり。
    それも「天照が生まれた時からの知り合い」と考えれば、納得かもですね。
    そして、真の人類の遺伝子を持つログナーが来て、天照が生まれた…
    そういう順序で2020年に天照が発生したならば、これは面白いですね。
    光の神である天照が、古い人類の遺伝子と何らかの関係があるとしたら?
    もしかしたら、モナーク・セイクレッドの謎とは、そこに関係があるのかも。
    モナーク・セイクレッドのマークをLEDミラージュに刻印した天照…
    ニューも「あの紋章を知ってるとは」みたいなことを言ってましたよね。
    やはり、天照とモナーク・セイクレッドにはなにか関係があるのかもしれません。

    次に、ログナーが言葉を伝えたという、バランシェの母アルセニック・バランス。
    ログナーに何を言われたのかは、今は知る手立てがありません、が…
    ただ、アルセニック・バランスは光のタイ・フォンを産み育てています。
    彼女はサイレント・フローレス…モナーク・セイクレッドのためのファティマ。
    光のタイ・フォンを生み出すきっかけは、やはりログナーその人でしょう。
    今、ムグミカから言葉を得たモラードが、タワーを生み出そうとしています。
    タワーはブリッツ(サンダードラゴン)の幼生を使ったファティマだそうです。
    同様に、ログナーから言葉を得たアルセニックは、光のタイ・フォンを生んだ。
    その目的は勿論、モナーク・セイクレッドを求める銀河中心核への旅路…
    この光のタイ・フォンもまた、謎多きファティマとして皆様には有名ですね。
    彼女は、運命の三女神と同じダブルイプシロン型ヒューマノイドです。
    剣聖ハリコン・ネーデルノイドのパートナーとして、一年間だけ戦った様子…
    ハリコンの死後、恐らくモナーク・セイクレッド探索の旅に出されたのでしょう。
    …思えば、ハリコン自体が謎の剣聖ですし、そのことは今後語られるでしょう。
    そして、時の止まった銀河の中心で、彼女はナインと出会います。
    恐らくナインはジョーカー星団に、今度は光のタイ・フォンと帰ってくるでしょう。
    もしかしたらハリコンの謎も、ログナーが絡んでいるのかもしれませんね。

    最後に、ログナーのことに関して、ざっとおさらいしてみたいと思います。
    民話「五つの星の物語」に登場する、五つの星から生まれたドラゴン…
    ドラゴンの王LEDが、命を代価にしたアイエッタ王女のために生み出した真珠。
    その真珠から生まれる無敵の戦士が、カラミティ・ゴーダース王ことログナーです。
    五つの星の物語によれば、サタン襲来の度にログナーはドラゴンと共に戦った…
    そして、「最後の真珠は炎に焼かれて不死となる」という言葉も存在します。
    そこにはヤクトミラージュ・オレンジライトと思しき記述もあったかと思います。
    何故、ボォスの民話や伝承にあるログナーの話が、未来を案じているのか?
    そもそもボォス(カーマイン・プラネット)は、惑星改造した植民星です。
    炎の女皇帝ナインが、ドラゴンと和解して「借り受けてる」星なのです。
    そして、ログナー(カラミティ王)が、モナーク・セイクレッドを知ってるという意味は?
    彼が真実の人類を知り、その遺伝子を受け継いているというのです。
    13巻でナインが遭遇した通り、モナーク・セイクレッドとは人類そのものです。
    何兆もの人間の記録が、デジタル化されて保存されているような描写でした。
    そこでは人類はデータとして生きていると定義され、ナインはそれを嫌悪します。
    では、モナーク・セイクレッドに人類を記録した存在が、どこかにいる筈…
    ログナーは「ログを取る者」という意味もある、では彼が記録をしたのか?
    …はやく謎が解き明かされて、新しい感動が生まれると面白いですね!

    因みに余談ですが、人類の本当の姿が「データ化されたもの」であるならば。
    時の止まった空間にそうして保存されてる人間と、ジョーカー人の関係は?
    ジョーカー星団とは、ひょっとして誰かが作った実験室のフラスコの中なのか?
    それはまだ、誰にもわかりません…作者の永野護先生しか預かり知らぬこと。
    ただ、こうした巨大な謎をはらみつつ、本編は楽しく面白いロボ物で進む。
    騎士とファティマの物語、そして巨大ロボットが活躍する一大活劇である。
    天照という主人公を軸に、多くのドラマが交錯するスペクタクルなのだった…!
    いやあ、どうなるんでしょうね、モナーク・セイクレッドの秘密を知りたいですね!
    あと、個人的には光のタイ・フォンとハリコンの謎も、とぉぉぉぉっても気になります。
    何故、剣聖でありながら超帝國の騎士と関係ないコーラス王朝の人間なのか。
    何故、ハリコンは一年だけしか剣聖を…や、これは来週にしておきましょう(笑)
    | ながやん | ストーリー | comments(2) | - |
    169回FSS考察「ツラック隊の覚悟」
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      コミック派の皆様にはごめんなさい、ちょっとだけ連載の話です。
      今週発売された月刊ニュータイプ3月号の、連載再開の内容に踏み込みます。
      今月号でツラック隊の隊長ナルミは、ソープを前にベラ国防衛を熱く語りました。
      今、ハスハントの国が無数の枢軸国に侵略、蹂躙されています。
      もともと複数の国家でなる連邦王国であるハスハです。
      一度バラバラになると、元の姿に戻るのは困難でしょう。
      AP騎士団はハスハの宮廷騎士団、それぞれの国の国家騎士団とは別です。
      大のために小を切る、そういう決断を迫られることはあり得ることです。
      ツラック隊は最弱ながらAP騎士団、本隊への合流という道もありました。
      しかし、ナルミが選んだのは「徹底してベラ国を防衛すること」でした。
      ツラック隊がかければベラ国の戦線はいよいよ崩壊、ベラ国は陥落します。
      今日は、ナルミが決断した決定について、少し考えてみようと思います。

      さて、再度おさらいですが、AP騎士団と国家騎士団の関係です。
      AP騎士団はハスハの、アトール聖導王朝の宮廷騎士団です。
      そしてハスハという巨大国家は、その中に無数の国があります。
      多くの国が寄り添って、ハスハという巨大な連邦になってるんですね。
      その国一つ一つもまた、国家騎士団を持っている訳です。
      言うなれば、ミラージュ騎士団とゴッズ騎士団の関係ですね。
      …正確にはちょっと違って、AKD東方十ヶ国の個々の騎士団、かな。
      ナルミは当然、AP騎士団の一つ、ツラック隊を率いる騎士団長です。
      戦時下での処置として、戦死した団長に変わっての任命でしたが。
      彼女が「徹底してベラ国を防衛する」という決断を下したのですが…
      それは、混迷のハスハ全土で、どういった意味を持つのでしょうか。

      ツラック隊はご存知、APの強支隊の中でも最弱最小の規模です。
      スバース隊等、AP最強騎士団の3分の1程度の規模しかありません。
      詳しくは今月号のNT誌を見ていただければ、規模がわかると思います。
      稼働GTMは少なく、動けるバーガ・ハリKKも数えるほどだったツラック隊。
      これが、ソープの出現で息を吹き返してゆくという物語なのですが…
      では、もしソープが来なかったら、どういうことになってたのでしょう。
      ソープが来た時点で、動けるバーガ・ハリKKは6機でした。
      その6機も損傷著しく、満足に戦える状態ではありません。
      国家騎士団のGTMハーミトンが主戦力という有様です。
      正直に言えば、ツラック隊は戦況的には「全滅」でしたね。
      少し辛辣ですが、この状況下で徹底抗戦を選ぶナルミは、軍人としては無能です。
      残念ですが、損失を見れば戦線の維持が不可能なのはソープも指摘した通り。
      基本的に軍隊というのは、戦力の3分の1を失うと、機能しなくなります。
      ツラック隊の損耗は3分の2に近く、補給のアテもない絶望的状況です。
      こういった場合、速やかに後退して本隊に合流、再編成をするのが普通です。
      勿論、ナルミの言う通りツラック隊は解体され、それぞれ別の隊に振り分けられる。
      しかし、それは全滅したツラック隊にとっては、軍では当然の処置なのです。

      ただ、ジョーカーの騎士団は軍人であると同時に、騎士である訳で…
      言うなれば彼らが、彼らこそが「戦争の全権代理人」な訳です。
      ツラック隊が本隊に合流するべく退却すると、なにが起こるのでしょうか。
      実質ベラ国は陥落、無条件降伏となり、枢軸国の軍隊に占領されます。
      占領下では恐らく、規模の大小はあれど、略奪や強奪が頻発するでしょう。
      のみならず、ベラ国の民には「ハスハに捨てられた」という事実が残る。
      たった一度の全面撤退が、今後数百年は取り戻せない不信を買うのです。
      地球の軍人ならば、それでも軍属として軍規に従い撤退するでしょう。
      しかし、国民の信を背に戦う騎士には、ちょっとできない決断でしょうね。
      ナルミが気炎を上げたのも、全ては「ベラ国の民のため」です。
      そしてそれは「ベラ国を含むハスハ全体のため」なのでした。
      そうした大局的な判断力をも求められるのが、ジョーカーの騎士なのです。
      そして勿論、ナルミたちツラック隊の意志であり、維持でもあるでしょう。
      民を放り出して逃げた宮廷騎士団など、全星団の笑いものでもありますし。

      運良くソープが来てくれたので、どうにかなりましたが…(笑)
      これ、ソープが来なかったら詰んでますよね、どうする積りだったのでしょう。
      ナルミは当初、ソープに中央のマギーたちの元へ行くよう言いました。
      中央のマギーたちの元でGTM稼働率が上がれば、ツラック隊にも戦力が回る…
      しかし、その時にはもう、ツラック隊はベラ国に一人もいないでしょう。
      ソープが合流した時点でもう、ツラック隊は全滅状態だったからです。
      そして恐らく、それはナルミたちツラック隊の騎士全員が知っているのです。
      軍人は職業としての責務を負いますが、騎士は戦いそのものが「生き方」です。
      時に騎士は、逃げ場のない戦いに放り込まれることもあるという話ですね。
      取り急ぎ、ソープの腕でバーガ・ハリKKの稼働数が回復しました。
      今まで国家騎士団の貧弱騎士たちが支えていた戦線に、AP騎士が出ます。
      ジョーカーの戦争は大規模戦になると、単純なGTMの数では決まりません。
      そりゃー、局地的な戦闘になれば「一騎でも多い方が」って話ですけども。
      大規模な戦争状態では、戦線を維持する質と量、両方が問われます。
      バーガ・ハリKKの数が多くなって、前線は落ち着いたようですが…
      これからのツラック隊の奮闘に期待というか、もう祈るような思いですね。
      ストーリー的にはツバンツヒやセイレイと、強力な騎士が続々参戦します。
      しかし、本当の意味でAP騎士がハスハの大地を守れるかは…
      ツラック隊の中核であるナルミたちの奮戦にかかっているのですから。
      | ながやん | ストーリー | comments(0) | - |
      168回FSS考察「星団史上最大の戦い」
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        さあ、いよいよ来週、2月10日発売のNT誌から連載再開です!
        …多分載ってるんですよね、FSS…の、載って、ます、よね?
        まあ、載ってると信じて来週を待ちましょう、楽しみですね〜

        あ、さて…連載再開から早々にAct5「ツラック隊」が始まります。
        AP騎士団でも最弱のツラック隊が、ベラ国防衛に七転八倒…
        次々とバーガ・ハリが動かなくなる中、謎の二人組が現れる。
        そして、星団史に残る激闘が開幕するのだった!
        まあ、ソープいるところにMH戦あり、ですよねえ(笑)
        因みに連載再開最初のページは、ドドーンとGTMだと思われます。
        連載が再開された回で、最初にロボが出る率って、凄く高いのがFSS。
        それでは、連載再開前にツラック隊のことをおさらいしておきましょう。

        ツラック隊はベラ国駐留のAP騎士団、バーガ・ハリの定数は24?かな?
        現在はほぼ壊滅状態で、可動GTMも6騎しかないみたいです。
        支隊長は戦死、繰り上げでナルミ・アイデルマが今は務めています。
        どう考えても半壊状態、まともな騎士団運営や集団戦は無理ですね。
        AP騎士団としてのツラック隊が壊滅状態なので、国家騎士団まで出張ってる。
        簡単にご説明しますと、AP騎士団ツラック隊が、いわゆる宮廷騎士団です。
        ハスハは巨大な連合国家で、多くの国が合体しているんですね。
        で、ベラ国にはベラ国で国家騎士団がいる、弱いけどいるんです。
        これに加えて、中央から派遣されて駐屯するAP騎士団、これがツラック隊です。
        まあ、AKDのミラージュ騎士とゴッズ騎士みたいなものと思ってください。
        しかし、ツラック隊はAP騎士団でも最弱と言われる騎士団なんですね…
        では、星団暦3030年のツラック隊の惨状と、これからの展望を見ましょうか。

        端的に言って、現状でツラック隊に戦闘能力は殆ど無いでしょう。
        支隊長をやらされてるナルミのバーガ・ハリからして、小破状態ですしね。
        そんなナルミのバーガ・ハリを入れても、稼働数は僅かに6騎…
        これで相手がブーレイとか枢軸国バッハトマ、ほか多数なんです。
        どう考えても終わってますが、そこに奇跡を起こすのがソープ様です。
        まず、この変態GTMスライダーがいれば、バーガ・ハリの定数は戻るはず。
        可動騎が最大数、多分24騎かな?とりあえずGTMは確保できそうですね。
        しかも、ソープ印のハイチューンモデルに生まれ変わったバーガ・ハリです。
        でも、問題は「乗る騎士がいるのか」ってことですが…これも大丈夫でしょう。
        なにせ、ソープを追って慕って嗅ぎ付けて、いろんな騎士がやってくるのです。
        ざっと並べても、ツバンツヒ、セイレイ、マロリー、ハレー、そしてアイシャたち。
        確かソープのお目付け役として、ハインド・キルも来る予定だったかな?
        どうですか、このそうそうたるオールスターチーム、負ける気がしませんね!
        ツバンツヒなんかはAP騎士の衣装を着たイラストがもう公開されていますね。
        ハレーも復帰後はビルドと一緒に、新たなバーガ・ハリに乗ることでしょう。
        セイレイやマロリーは自前のハイレオンがあるので、そっちを使うのかな?
        …でも、おおっぴらに各国や個人のGTMを使うと、国際問題になる気も…
        しかし、アイシャたちはグリット・ブリンガーを既にスタンバイさせてましたね。
        アイシャのファルトゥルムや、カイダのハイファも見れるといいですよね。
        ツラック隊の騎士の数次第では、ツバンツヒだって自前のマーク2がありますし。
        で…ソープ様はなにに乗るんでしょうね、ラキシスと一緒だから乗りますよね?
        きっとハインドが素敵なGTMを持ってきてくれますよ…取り上げたAUGEとか(笑)

        ところでツラック隊、こうした豪華な騎士たちの面々もそうですが…
        ソープ様がいるというのが、とにもかくにも恐ろしいのです。
        覚えておいででしょうか、皆様…ソープ様の得意技を!
        そう、素っ裸になってのヒッチハイク…ではなくて、そっちじゃなくて!
        ソープといえば「とにかく整備の質とスピードが尋常じゃない」ですね。
        だから、枢軸国も大変だと思いますよ…正直、相手したくない(笑)
        昨日ボッコボコにして大破したバーガ・ハリが、次の日には直ってる。
        倒しても倒しても、逃したり回収させたら、次の日にはまた出てくる。
        これ、地味に凹みますよね…人間、行動の無意味さを感じると心が折れるものです。
        ソープがフル稼働でGTMの整備と修理に当たれば、こうなるはずですね。
        しかも、ここでツラック隊が使うのは、ソープが特別に手を入れたバーガ・ハリ。
        後にアイル・フェルノアのアトラが参考にしたという話もあったような…
        ソープが本気でチューンしたバーガ・ハリの活躍、楽しみですね!

        あと、そうそう…他にもAct5「ツラック隊」では、大きなイベントが待ってます。
        ソープがどうやら、ミースに「メル・リンスVSカイエン」の話を語るらしいですよ。
        リブート版3巻p68に書いてあるらしいです、興味のある方は確かめてみては?
        いやあ、ほんとに楽しみですね…連載再開と、これからのエピソード展開。
        ツラック隊と愉快な仲間たちの激闘に、これからも期待ですねっ!
        | ながやん | ストーリー | comments(0) | - |