無料ブログ作成サービス JUGEM
第312回FSS考察「ファティマは母になってくれる女性?」
0

     

     はい、皆様おはようございます!年末進行で、いつもより早い時間に更新しております。今年も色々と、大変お世話になりました。ちょっとオヤスミが多かったですね、ごめんなさい。もっと体調管理頑張りまっす!
     さて、2019年最後の更新は、以前もちょっと触れたエトラムルの話。
     今年は、古くから存在したとあるGTMの設定が大幅に変更された年でした。そのGTMこそ、SBBデモール(旧MH設定:KAN)です。古くよりこの騎体は、エトラムル専用として設定されていました。AKDがツァラトゥストラ・アプターブリンガー(旧MH設定:LEDミラージュ)を使わねば倒せなかった、非常に強い騎体でした。そして、倒してみて初めて「全てがエトラムル専用騎だった」という事実が、星団に知れ渡ったのです。
     そんなデモールですが、今後は人型ファティマも乗せることになりました。
     今日はそのへんのお話を、少ししたいと思います。

     

     

     

     

     まあ、正直びっくりしましたけどね。
     デモールことKANのアイデンティティが、突然設定変更された訳ですから。ただ、ほぼ半年を使って、デモールのテスト戦エピソードをやった中で、その理由が説明されています。
     バキン・ラカン騎士団のユーゾッタたちを襲った、デモール三騎。そのサポートには、本国仕様にチューンされた、全力全開のホルダ31ユーレイがついてきます。圧倒的にあ不利なラカンドテンプルでしたが、動揺から立ち直ったユーゾッタの英断で、どうにか持ち直します。
     さらには、敵味方に大量に援軍が投薬、なんと星団三大GTMが揃い踏みしてしまう。破烈の人形とダッカス・ザ・ブラックナイトも現れ、伝説の一騎打ちが再び行われました。
     そんな中、デモールには異変が……なんと、戦闘中に謎の不調が現れたのです。これをドクタービリジアンは「エトラムルはGTMの母にはなれない」と説明しました。
     実はここに、FSSが連載されてからずっと貫いてきた、一つの世界観があります。

     

     

     

     FSSは、言わずと知れた「騎士とファティマ、GTMの物語」です。多くの騎士たち、ファティマたちが物語を彩り、歌い踊って、そして死んでゆく。誰一人として例外なく、持って生まれた生命を全力で燃やし、ある者は非業の死を遂げ、またある者は優しく看取られます。
     そして、騎士もファティマもジョーカー星団では一種の差別を受けています。
     旧世紀、超帝国時代のエンハンスヒューマン(強化兵士)の末裔である、騎士。常人を超越した肉体や反射神経を持ち、その力は戦争において最も貴重な戦力とされる。戦争の全権代理人として、多くが貴族階級として扱われる反面、その優遇された暮らしぶりは庶民の嫉妬と羨望の的である。
     さらに、その騎士の遺伝子情報を用いて創られた有機体コンピュータ、ファティマ。それは多くが、うら若き美しき乙女の姿をしていた。一部の例外を除き、騎士だけがファティマを迎えることができ、その美しさは多くの一般人に激しい感情をたぎらせた。男は皆、人権のないファティマに性欲を持て余し、女は永遠の美しさを持つ少女たちに嫉妬したのである。

     

     

     

     我々の現実世界でも、極端に弱い人間を差別してしまう傾向があります。同時に、極端に恵まれた人間もまた、差別を受けやすい。正当な評価はされず、公然と侮辱されることも少なくありませんね。
     人間には、自分より弱い者たちを蔑み己を安定させたいという欲望があります。
     同時に、自分より恵まれてる者たちにも、嫉妬や羨望から差別意識を持つのです。
     全員ではありませんし、多くの人間は自制心を持って理性的に生きています。ですが、ありとあらゆる人間に、エゴとして潜在的にこうした気持ちはあると思うんですね。
     で、最強で大金持ちになれる騎士と、永遠に美人のままのファティマ。この両者は、共に「星団の一般人のために戦うのに、その守るべき対象から迫害されている」という実態があります。そこを永野護先生は、わりとエグく隠さず描いてきたように感じました。

     

     

     

     そんな、世界で二人ぼっちの騎士とファティマは、双方に相手を必要とし、相手以外には受け入れられてもらえません。騎士なんかはまだいいですが、マスターのいない時のファティマの悲惨さは、皆様ご承知かと思います。
     なので、騎士とファティマが両思いになる、一線を超えるのは自明の理とも言えます。お互い、パートナーを守りたいし、同じ差別された者同士の連帯感だってあります。

     

     

     

     だから、騎士とファティマが一体となって動くGTMは、二人にとって子供のような存在でもあるのです。最強最悪の絶対殺戮兵器、ゴティックメード…この無慈悲な美術品は、騎士とファティマのどちらか片方が欠けても、満足には動けません。
     そして、騎士もファティマも、GTMを動かすことが一番求められています。
     自分たちの存在理由は、GTMで戦ってこそ証明され、許される。
     だからこそ、パートナーが互いに必要で、そこには独特な絆があるのでしょう。
     なので、下世話な話かもしれませんが、騎士とファティマにとって「GTMで戦うこと」は「お互いの持って生まれた使命を果たすこと」であり、そのためには必ず相手が必要なのです。そうやって生まれるのが、GTMの極限の戦闘力なのです。
     GTMは子供、そして騎士がお父さん、ファティマがお母さんという、戦いの中でだけ生まれる奇妙な関係が成立すると言えるでしょう。勿論、女同士の騎士とファティマも、女騎士と男ファティマの組み合わせも、基本的には同じだと思います。

     

     

     

     以前から、GTM(MH)には幼児程度の知能があるとされてきました。京はアパッチと話していましたし、パルテノはヤクトミラージュLとの戦闘データ共有に会話を交えていました。インタシティが死んだ時、明らかにエンプレスフレームやビブロスとなんらかのやり取りがあったようにも見えます。
     そう、GTMはロボットですが、生きているんですね。
     そして、人間の幼児と動揺に感情を持っています。何度もやったことのあることは得意だし、初めてには臆病になる。戦っていても、強敵を前にすると怯えて竦み、弱い騎士や操縦の下手な騎士には嫌悪も感じるかも知れません。
     赤子に毛が生えた程度のGTMですが、彼女らは全て騎士とファティマの子供なんです。騎士とファティマが愛し合っても、生み出せるのはGTMという殺戮兵器だけなんですね。それはとても物悲しく、切ないながらも美しい世界観だと思います。
     で、そのファティマがエトラムルだと、何故悪いのか?
     そもそも、騎士のサポートや隠密行動への同行、ある程度の生身での戦闘も考慮して、ファティマは少女の姿で生み出されました。そこには、可憐な少女を守るということで、騎士に精神的な安定をもたらす効果も考慮されていたでしょう。
     それを「GTMを動かすだけの装置」としてだけ洗練化させたのが、エトラムルです。
     ですが、生身でのGTM外での活動能力と一緒に、エトラムルは大事なものを捨ててしまった…それが「GTMへの母性」です。そして、御承知の通りデモールは、デモール本体の不安や恐怖を、エトラムルが受け止められなかった。なので、デモールは不調をきたし、ついにはエトラムル専用GTMという奇抜な発想を捨ててしまったのです。

     

     

     

     では、母性を持ったエトラムルを作ればいいのでは?そう思うんですが、二つの観点から現実的ではないようです。まず、デモールの開発を手動してきたバルター・ヒュードラー博士の存在。ファティマを嫌悪している彼女のお陰で「ファティマの能力がバラバラのために生まれる不安定さ」が排除されたGTM、それがデモールです。恐らく、ヒュードラー博士の個人的な気持ちとしても、エトラムルへ母性を乗せるのは嫌でしょう。
     それと、こっちが多分本筋かもですが…エトラムルへ母性を搭載する、これってつまり「普通のファティマが母親としてやってること全てを、エトラムルもできるようになる」であって、イコール「普通のファティマになる」だと思うんですよね。そっと撫でてやる手が必要だし、服を脱いで裸を見せられることも求められるかもしれません。つまり、ファティマの少女の姿には、その全てに意味があったということになるのです。
     余談ですが、現在アウクソーはミースと共にバッハトマにも出入りしてます。アウクソーについては廃棄処分を免れたようですが、事実上の壊れファティマになってしまった。しかし、彼女を見たツバンツヒは「アウクソーは壊れていないような気がする」と言っています。この謎をずっと以前は考えてたんですが…アウクソーは「シュペルターにお別れの挨拶をしようとしたら、声が聴こえなくなっていた」と言っていました。
    案外、アウクソーの不調は「GTMへの母性の一時的な喪失」なのかもしれません。
     それは、彼女がGTMの母である以上に、超帝國剣聖(カイエン)の恋人であることを望んだから…そして、その未来が全て奪われてしまったからかな?なんて思ったけど…どうでしょうね。

    | ながやん | 世界観 | comments(4) | - |
    第311回FSS考察「タイム・パラドクス?」
    0

       はい、皆様お疲れさまです!師走ですね、師匠も走る季節ですね。FSSだと、ハイアラキ師匠やロードス公が走ったりするんでしょうか。この時期はお茶や踊り、お花の先生が月謝の未払い分を回収するため、江戸を走り回ったため師走というそうです。

       さて、今日は最新号と単行本、どっちの話をしようかなと思ったんですが…まずは、月刊NT誌の最新話についての、ちょっとしたお話をしたいと思います!

       

       ドラえもんのエピソードに、こんな話があります。
       のび太の宿題を引き受けたドラえもん、しかしあまりに多過ぎて朝までに終わりそうもない。そこでドラえもんは、タイムマシンを使います。二時間前、四時間前、六時間前、八時間前から、それぞれ自分…未来の時間軸のドラえもんを連れてきます。
       そうして五人がかりで宿題は終わりました。
       ところが、寝入って二時間後、二時間前の自分が迎えに来ます。
       渋々二時間前に行き、宿題を手伝う。
       戻って寝ると、今度は四時間前の自分が迎えに来る…
       これはコミック五巻「ドラえもんだらけ」というエピソードです。あの伝説の名台詞(迷台詞?)の「やろう!ぶっころしてやる!」も見られますね(笑)

       

       昭和の時代だった当時は、タイムスリップものでは常に「過去、現在、未来が一本に繋がっている」と考えられていました。そもそもドラえもん、のび太の「ジャイ子と結婚する未来」を改ざんするために現代にやってきてますしね。
       過去を変えることで、現在と未来も全く変わってしまう。
       これは名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも同じ世界感です。
       それ故に、多くのSF作品では過去への干渉は制限されてきました。
       さてさて、我らがスーパーおとぎ話、FSSではどうでしょうか!?

       

       今月号でついに、先月号の星団暦7444年のカラクリが明かされました。
       ええ、女魔帝ゴリリダルハルがラキシスの変貌した姿では?という自分の予想、これは全く的はずれでしたね。また、ヴィーキュルたちがツインスイング関節を持っていることも、直接GTMとは関係ありませんでした。この時代に干渉するにあたり、GTMを参考に自分をパワーアップさせた、的な解説をポーターがしてくれましたね。
       ラキシスたちが閉じ込められた空間は、約55億年後のボォス星、シャルデファーという地名の場所です。この55億年後というのが、宇宙を旅するザ・ウィルの船内時間では星団暦7444年ということになります。
       つまり、ヴィーキュルはラキシスたちをタイムスリップさせたんですね。
       恐らく、ヴィーキュルに「星団暦に干渉しない戦場」を用意する必要があったのかも。

       

       で、さらには…ヴィーキュルたちの再生能力についても、ポーターから解説がありました。ヴィーキュルたちは、55億年後のボォスにラキシスたちを誘拐、監禁しています。そして、自分たちで用意した戦場に、ヴィーキュルたちが実際に存在する時空から分身を送り込んでいるようなもんなんですね。
      この際、55億年後のボォスを維持するエネルギーを持ち込んでいます。
       それは同時に、自分たちをその時間と空間に固定するエネルギーでもあります。
       そして、攻撃されても再生するヴィーキュルたちのカラクリは…実は「持ち込んだエネルギーを使って、元からヴィーキュルがいた時空から無傷の自分を持ってきている」というものでした。

       

       さあ、ちょっとややこしくなってきましたね?
       ここで冒頭、ドラえもんの物語を思い出してみてください。
       例えば、女魔帝ゴリリダルハルが傷付いたとします。彼女は、元いたヴィーキュル時空に存在する本体から、無傷の姿を持ってきて補填します。
       では、元いたヴィーキュル時空は、過去でしょうか?
       それとも、未来?
       過去であれば、傷付いたゴリリダルハルは、既に以前「未来の自分に肉体を与える」という経験があったことになります。…ドラえもん理論でなら、ですよ?逆に、未来であれば、再生した今のゴリリダルハルは、今後いつか過去に肉体を与えることになります。
       勿論、ヴィーキュルも神々と同等、時間や空間の制限がない存在でしょう。
       ミスト・ブレーカーが星系一つ分の質量を持ちながら、剣のサイズなように…ヴィーキュルに関しても恐らく、質量や時間軸、そして空間や次元の論理すら超越しているかもしれません。

       

       現代のSFでよく使われる時間軸の概念は「平行世界の可能性理論」みたいなものです。例えば、バタフライ・エフェクトという言葉がありますよね?これは「地球の裏側で蝶々がはばたくだけでも、世界のあらゆる事象が影響を受けるかもしれない」というものです。
      南米のジャングルで、蝶々がはばたくか、それともはばたかないか。
       たったそれだけのことが、ありとあらゆる事象に影響するとしましょう。
       宝くじがあたるかどうか、恋人への告白が成功するかどうか、運命の出会いが起こるかどうか…そうしたものが、ささいで無関係に見えるものと繋がっている。
       このバタフライ・エフェクトと関連付けて考えられているのが、平行世界の存在です。これは「過去を変えると、現在や未来も変わる」という、いわゆるドラえもん世界の理論とは異なります。つまり「過去を変えると、今までの現在や未来と別に、平行世界の現在や未来が生まれる」というものです。単純に世界が分岐して枝分かれする。そして、今こうしている間も世界は無限大の可能性で並行世界を増やし続けているという訳です。

       

       例えば、ゴリリダルハルが過去の自分を持ってきて、傷を再生させるとします。すると「未来の自分に身体を取られた自分がいる世界線」と「未来の自分になにもされていない自分の世界線(元のいた世界線)」が生まれる訳です。ちょっとややこしいですね…ようするに、ヴィーキュルたちは無数の並行世界から自分を持ってきて再生するのですが、過去や未来の自分に不都合が起きたりはしないのです。
       ただ、この再生を行うために、持ち込んだ膨大なエネルギーを使っているようです。
       そしてそれは、マグナパレスのバスターランチャー三連発で吹き飛ばされました。
       で……トドメにポーターは、ノヴァフレームを使うそうです。しかも、すえぞうがデルタ・ベルンを消し飛ばしたものとは、比較にならないくらい強い威力だそうで…大丈夫ですかね?ラキシスたち、無事に元の時代に帰れますかね?
       因みに当たり前ですが、ここでラキシスが死ぬと…本当にラキシスは死んでしまいます。星団暦3035年、元のラキシスがいた時代の人間から見ると、突然ラキシスが消えたように見えるでしょう。実際、AKDでは「旅行中の姫様の反応が突然消えた!?」と、パニックになってるかもしれません。ラキシスが突然消えたので、天照は恋ダウドにマグナパレスを貸し、ポーターもそれを察知してやってきたのかも。
       さあ、新年になればいよいよ決着でしょうか!?
       来年もFSS、盛り上がっていきたいですね!

      | ながやん | 世界観 | comments(6) | - |
      月刊NT2020年1月号ネタバレ記事
      0

         皆様、こんばんは!何度も休んで、本当にごめんなさい。体調がよくなかった上に、パッパが突然倒れまして。ええ、パッパは腰が痛くて起き上がれず、無理に起きようとして倒れてしまって。命に別状もなく、今は投薬しつつ安静にしてます。
         そんなこんなですが、最新話のことからまずは語っていきたいと思います!
         単行本最新刊も出ましたが、忙しくてまだ読めてなくて…(汗)
         でも、年末年始は皆様にも楽しんでもらえるよう、頑張りまっす!

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        ・今月のあらすじ
         ついにその姿を現した、最強にして至高のGTM…帝騎マグナパレス。またの名を、ナイト・オブ・ゴールド!その圧倒的なパワーが、今ここに解放される。ラキシスの外部からのサポートをも得たKOGは、必殺のバスターランチャー三連発をヴィーキュルたちにお見舞いする。
         だが、それすらも敵の持つエネルギーを削る程度しかできなかった。そして、救援に来てくれたポーターが現状を説明してくれる。因みにポーターと共にラキシスを守るべきスペクターは、逃げ出したのだった!ポーターの説明によれば、ヴィーキュルたちはラキシスを異空間に飲み込むに当たって「過去の時間軸の空間」を曲がりしているとのこと。そして、自身がその空間に顕現するためにも、様々な時間軸や別次元からエネルギーを得ているのだった。
         そして、バスターランチャー三連発を浴びて、ヴィーキュルたちの存在を永続させるエネルギーが吹き飛んだ。さらにポーターは、とんでもない方法で完全殲滅を狙う!

         

         え、まずはお詫びです。FSS好き過ぎて(;´Д`)ハァハァしながら「このヴィーキュルたちは未来のラキシスとAKDの姿っぽい!女魔帝ゴリリダルハルは、未来のラキシスの姿!」なんて言ったんですが…よかったです、自分の妄想で終わりました。んなこたーない。
         ヴィーキュルたちは、あらゆる時間や空間、そこに存在する自分や同族のパワーを「前借り」できるようなんです。今回のヴィーキュルは7444年のジョーカー星団のボォス星、シャルデファーを「借りてきた」状態です。
         因みに、懐園剣がイースター太陽系を飲み込んだ質量兵器になったのも、ザ・ウィルで天照たちが旅してる時間軸の7444年に本当に起こったことらしいです。つまり、ウィルでラキシスを探してる天照から見ると「あれ?突然イースター星系が消えたぞい!?」って見えるんですね。

         

         あと、ヴィーキュルの近衛クラスがツインスイングをもってるのは、ジョーカーの歴史や科学的発展を取り入れたかららしいです。面白いですね、連中は自分と互角に戦える唯一の人間の兵器、GTMの特徴を自分に取り入れて進化したんです。それを倒すために、天照が前もって「GTMというカテゴリに当てはまらないスーパーロボット」として、ツァラトウストラ・アプターブリンガーを造っていた。面白いですね。

         

         さて、そんな訳でポーターが助けに来てくれて、一発逆転の一手が来月あたり放たれるんじゃないでしょうか。ええもう、GTMがー、とか、星団最強のー、とか、そういうのがどうでもよくなるアレですね。ポーターさんは笑顔で「銀河系まるごとひとつぶつける感じですかね?」って言ってますけど…いやー、ヤメテー!

         

         あとは、カラーページで15巻発売記念の特集ページが3Pあります。ザ・ダルマスこと破烈の人形の全身カラーイラスト、それも連載登場時のバージョンが記載されています。同じイラストが15巻にも収録されていて、こちらは永野護先生の解説付きです。初登場で月刊NTT誌の表紙を飾ったダルマスは、頭部のデザインが異なっていました。その理由も、コミックで解説されてるらしいですよ!

         

        えー、実はまだ自分はコミック見れてなくて…なんか、不運が続いてゴタゴタしてまして!これから拝見します!でも、楽しみですね…なんか、毎月FSSが読めて、定期的にコミックが読めるって、なんかやばくないですか?こんなに勤勉な永野護先生、かえって不安です…もっとこー「おらおら、コミックの表紙を描くから三ヶ月休むぜ!」とか、そういうノリの時代が懐かしいです。でも、永野護先生が全力で描いてくれてるので、自分たちも楽しく全力で読みましょう!でも、無理はしないで〜!

        | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(6) | - |
        第310回FSS考察「ラキシスの旅」
        0

           皆様、こんにちは!先週はすみません…またちょっと、体調の関係で寝込んでました。面倒くさい病気がありまして、申し訳ないです。ごめんちょ!

          さて、来週はいよいよコミック最新刊が発売ですね。
           それに合わせて、月間NT誌の最新話の話をもう少し。
           最新話のサブタイトルの一つが「五つの星の物語:運命のラキシス7444〜大君主バフォメートのまなざし〜ジョーカー星団55億年後」というのが、明かされました。この星団暦7444年というのは、カラミティ崩壊の時にンビドー湖でKOGANEIが擱座し、周囲をバスターランチャーで削って救出を試みるも…ラキシスごとKOGが宇宙の彼方へ吹き飛ばされてしまった時間軸と繋がっています。しかし、実際にはジョーカー星団では55億年経っていたということですね。
           今日は、カラミティ崩壊から始まるラキシスの旅を振り返ってみましょう。

           

          ・3239年
           天照の大侵攻は、多くの列強国が集うカラミティへも進んだ。各国の抵抗が激しい中、スタント遊星接近の影響でカラミティ星は崩壊を始める。既に惑星の寿命が尽きかけていたのは、一部の王や政治家には知られていることだった。
           この星の戦いで、KOGはンビドー湖に擱座し、カラミティ爆発と同時に宇宙の彼方へ。この時のワンシーンが、コミック八巻に収められています。すえぞうのドラゴンドロップを天照がラキシスに渡した時、ぱっくり割れちゃった時のお話ですね。

           

          ・5899年
           とある星に隕石となって落下。カラミティ星の一部、ンビドー湖ごとKOGは宇宙を飛んでいました。この時、ラキシス救出のためにンビドー湖の水質はゲル状のものに変化させられており、湖の周囲ごと飛び出した感じになります。実はこの状態のカラーイラストが、重戦機エルガイムの時代に描かれてますね。この時はKOGなんて名前はなくて、ディスティニー・テンプルですが、デザインは旧モーターヘッドのものとほぼ同じです。

           

          ・6599年
           ラキシス、目覚める。そして、その宇宙で行われていた戦争にKOGで参戦…恐らく、とんでもないパワーを持つKOGによって、戦争そのものの軍事バランスをひっくり返してしまったかと思われます。原始人同士の小競り合いに、突然機甲部隊の一個師団が乱入した感じでしょうか。FSS風に言うなら「子供の喧嘩にプロレスラーが割って入るような」って感じだと思われます(笑)このあと、KOGのパワーで次元が歪み、バンランスが崩れて再びラキシスは宇宙を放浪することになります。

           

          ・6787年
           何度もどこかの星に漂着しては、そこの戦争に参加するという行為をラキシスは繰り返します。そしてある星では、生体兵器マンティコアとクフィル・インペリュン(現在は単にマンティコアとインペリュンと記載)と一緒に戦うことになります。
           古い設定では、この星の名前は惑星オリンポス。ラキシスは科学者のアポロ、その恋人のパルテナに協力して戦います。敵はバキューレ人…そう、コミック三巻でクローソーがジュノーンと共に封印された時、コーラス六世とディジナの周囲に散らばった未来回想の一つ、ラキシスを手に乗せているのがバキューレ人です。丁度、今月号の女魔帝ゴリルダルハルの、タイトルコールがあったコマの構図とそっくりですね。
           また、ここでラキシスは最終兵器ビュランコードをゲットします。これをカレンが二つに分けて生み出したのが、御存知二振りのミスト・ブレーカー、懐園剣ですね。

           

          ・7281年
           ラキシスは何故か、過去の人(数式生命体)であるアズデビュート大帝と会っています。ここで自分が思うのは…実はこれは予想というか妄想なのですが、女魔帝ゴリルダルハルって…ラキシスなんじゃないかなって。率いてるヴィーキュルたちがGTMっぽいのも、その流れなんじゃないかと。つまり、悪魔と呼ばれ星団のあらゆる時代の人間たちと戦ってきたヴィーキュルは…ラキシス由来のなにかなんじゃないでしょうか。この7281年は、アズデビュート大帝と会ったラキシス視点の時間軸ですが、逆にアズデビュート大帝の視点から見ると「星団暦以前、遥か太古にヴィーキュルと戦った」という事実になるんじゃないかな、と。まあ、根拠はないんですけどね(笑)
           あと、この年はラキシスを探してる天照にも同じタイミングでイベントがあります。果たして、彼が出会った「モニュメント」とはなにものなんでしょう。全く新しい単語というか、今まで言及されたことがない存在です。モニュメント…記念碑、って意味ですね。

           

          ・7343年
           ラキシスは突如として、西暦1945年の地球に現れます。そう、第二次世界大戦末期の地球です。ドイツとポーランドの国境付近に出現し、なんとベルリン攻防戦に生身で参加しています。この姿は、恒例の未来回想シーンの一つとして描かれてますね…ちょ、ちょっと単行本が手元にないんですが、割と最初の方、一巻とかだった記憶があります。
           で、大戦の終了と同時にラキシスは、KOGと一緒にベーリング海で眠りにつきます。
           そして、西暦2185年に目覚めますが…この時の地球を舞台にしている漫画が「フール・フォー・ザ・シティ」です。登場人物のログナーとソーニャ・カーリンは、FSSのログナーとイエッタと、それぞれ魂を共有しているそうです。転生した姿ともとれますし、永野護先生の好きなスターシステムかもしれません。この時代、スーパーコンピューター「ドウター」に世界は支配されており、あらゆる文化が規制されるというなかなかのディストピアになっています。ラキシスは、ログナーがドウターを止めて人間の活力が戻り始めた、文化が蘇り始めた時代に目覚め、ソーニャの助力を得て再び宇宙に出たみたいですね。

           

          ・7444年
           今月号で新たに加わった、ラキシスの旅の一頁です。さて、プロミネンスがミスト・ブレーカーで守っているラキシスは、星団暦3035年のラキシスです。それなのに、女魔帝ゴリルダルハルと対峙しているシーンは7444年になっています。藍色の髪のラキシスに変身してたので、この姿は年代と一致しますけどね。
           個人的にはやはり、ゴリルダルハルはラキシスなのでは…ないしは、ラキシスが天照と生み出したもの(となると、大君主バフォメートは天照か?)なのではないでしょうか。なので、天照は遠い未来の自分が生み出したヴィーキュルを、フロートテンプルのヘルタワーに封印していた、とか。まあ、ちょっとわからないですけどね。7444年って年代は「ゴリルダルハルになったラキシスから見た視点の時間軸」なのかなって。

           

          ・7563年
           ラキシス、突如として星団暦2043年のジョーカー星団に出現。もう、時間軸をバラバラに飛び交ってますね。ここで確か、まだ皇太子だったころの天照に出会っています。幼少期の天照は、母の命様が言うままに人間の感情を勉強中で、今持って彼の感情表現は「沢山学んで暗記した『人間の自然なリアクション』を自分なりに思い出して再現してるだけ」です。天照はまだ、悲しみという感情を知ったものの、まだまだ感情そのものを理解していません。

           

          ・7777年
           緑の星フォーチュンで天照と再開、そしてミラージュ騎士団の最後の戦いが始まります。ツァラトウストラ・アプターブリンガーとカイゼリン(ゼノア・アプターブリンガー)の最後の戦いでもあります。果たして、FSSの最後を飾るラスボスとはなにか?ここでもやはり、ヴィーキュルと戦うことになるのか?今から楽しみです。
           因みに、旧モーターヘッド設定では、この前後にLEDミラージュ2、通称「プレシジョン・ミラージュ」が建造されています。プレシジョンっていうのは「正当な」って意味ですかね。ツァラトウストラ・アプターブリンガーには恐らく、こうした後継機のような設定はないのかもしれませんが。

           

           いやあ、壮大なスペースロマンですね。でも、漂着されちゃった星々の人たち、本当に迷惑だったろうなあ。あと、落下した惑星に寄ってはKOGが起動しなくて、ラキシスが生身で戦争に参加してます。惑星オリンポスなんかがそうですね。
           さてさて、もうすぐ発売の2019年最終号の月刊NT誌、最新話が楽しみです。今月は最新話と同時におkミック15巻も発売で、さらに盛り上がりますね!

          | ながやん | ストーリー | comments(14) | - |
          第309回FSS考察「感想戦!最新話を片手に御覧ください」
          0

             はい、皆様こんにちは!先週はごめんなさい、また休んじゃいました。FSSが大変な盛り上がりをみせてる中で、本当に申し訳ないです!ゴメン!

             あ、さて…今週は月刊ニュータイプ最新号の話をピックアップ!
             今月号の内容を百倍楽しめるよう、各ページをおさらいしていきましょう!

             

             まずは扉絵、今回はマンガ形式でわかる「マウザー教授のGTM特別講座」です。以前からモーターヘッドでも、ユーバー・バラダ等の一般人が乗って動かすことができました。これはファティマ(ユーバーの時はエトラムル)が補佐してくれるからです。さらには、コーラス三世等のレベルなら、ファティマなしでも動かせる(戦える訳ではない)とされ、さらにはファティマのみでも逃げ回る、支援射撃程度が可能とされてきました。
             ゴティックメードでは更に進化し、一般人が一人で乗っても動かせます。ここで言う「動かせる」は、あくまでGTMを思う通りに動かせるだけで、騎士の乗ったGTMとは勝負にならないそうです。それでも視線誘導でのターゲッティング、全身の筋肉や指の力加減を読み取る等、最新のデバイスでコクピットが覆われてるようですね。

             

             さて、本編…女魔帝"ゴリリダルハル"に見つめられて、多くのキャラクターたちが正気を失っています。SAN値がピンチ、ダイスで判定って感じですかね。みんな、どうでもいいことへ意識を持っていかれてます。
             直視するだけで身体の自由を奪われる、それくらい強い悪魔ということでしょう。この中で平気だったのは、ラキシスとショウメ、懐園剣に守られたプロミネンスのみ。さらには、警護の近衛ヴィーキュルに牽制攻撃を命じて、予めプロミネンスをラキシスから引き剥がした上で捕獲してきます。高い知能と連携を持ってるようですね。

             

             そして、いよいよこのエピソードの本当のタイトルが明らかになります。その名も「五つの星の物語:運命のラキシス7444〜大君主バフォメートのまなざし〜ジョーカー星団55億年後」です!
             いきなり、意味がわかりません!
             と、思いきや…長いタイトルの中に様々な鍵が隠されています。
             まず、ラキシスがゴリリダルハルの手に囚えられたことで、どうやらその手の中の時間軸が変わってしまったようです。因みにこのタイトルが書かれたコマ、見覚えがあるような…コミックでバキューレ人と出会うラキシスのコマが、回想シーン的を散りばめた見開きの中にあった気がします。構図、一緒ですね。
             ラキシスが希望の星フォーチュンで天照と再会するのが、星団暦7777年です。その直前、333年前。55億年というのも、7777年=ジョーカーでの時間で56億7千万年と設定されてるので、前後の辻褄が合ってますね。
             また、大君主バフォメートというのは、次のページで藍色の髪のラキシスが口にしています。どうやらヴィーキュルたちの親玉のようですね。そして、以前はモナーク・セイクレッドが「大君主の旋律」と呼ばれていました。この大君主というのが、バフォメートのことだと思われます。

             

             ちょっとここからは推論なのですが…果たして本当に「ラキシスとゴリリダルハルの対話シーンが星団暦7444年なのか?」と思うのです。
             この7444年は実は…ゴリリダルハルたちヴィーキュル側から見た時間軸では?
             ラキシスたちは星団暦3034年からこの異空間に来ています。
             しかし、この異空間を作ったヴィーキュルたちは、7444年から来た。
             そして、さらに想像(妄想)は飛躍しますが…このゴリリダルハルというのは、もしかしたら…未来のラキシスだったりしないでしょうか。となると、大君主バフォメートはラキシス、センチュリオクラスのヴィーキュルはミラージュ騎士ということも考えられます。
             なにかしらのフィルターがかかっていて、悪魔に見えている。
             でも、その正体はラキシスとミラージュ騎士および、そのGTMなのでは?
             だとしたら、ヴィーキュルがツインスイング関節なのも頷けます。
             まあ、ちょっとわからないですけどね…天照がヴィーキュル殲滅のためにツァラトゥストラを建造したのなら、それは自分で自分の妻たちを殺そうとしてるってことです。もしくは、なにかしらの理由があって放浪するラキシスから悪魔が生まれたとか…?
             いやー、ちょっとまだまだわからないですね!

             

             さて、ゴリリダルハルの手の上で、ラキシスが藍色の髪に変身です。
             この時に口にしている単語について、ざっくばらんに予想してみましょう。

             

            ・次元物質
             恐らく、命の水のことですね。

             

            ・アズデビュート数式生命帝
             モンソロン大帝のことのようですが、数式生命という種族だったようです。恐らく、我々のような肉体を持った生命体とかではない様子…既に、生命という概念を超越したかのようで、まだまだ謎ばかり。モナーク・セイクレッド発生とジョーカー星団成立以前は、この数式生命なる種族が宇宙に住んでいたのではないでしょうか。

             

            ・自らを式崩壊させ解を獲た
             ちょっと見ると????なんですが、これを行ったのはアズデビュート数式生命帝なので、彼らの生命としての活動および意思表示だと思います。我々の言葉に敢えて意訳すると「自らを犠牲にして答を得た」という感じになるでしょう。つまり、人々と星のために、アズデビュート数式生命帝はモナーク・セイクレッドを誕生させたと取れます。

             

            ・モナーク・セイクレッドの世界創世式
             恐らく、これがジョーカー星団を生んだなんらかの力かと思われます。ようするに、人々と星のために、アズデビュート数式生命帝は自らを犠牲にして、モナーク・セイクレッドによる人々の「時間停止空間における全情報管理」を実行した。そして、それと対になる世界としてジョーカー星団が創世された…のかもしれません。
             や、ここはもうわからないです!
             考察というか、妄想の類ですね!

             

            ・禁断の"解"
             恐らく、モナーク・セイクレッドによって人類の全情報を管理し、それを時間の止まったクラウン銀河中枢に置くこと…この答に達したことを、ラキシスは禁断の"解"と言っているのではないでしょうか。それは、炎の女皇帝ナインも実際にモナーク・セイクレッドを目にして驚き、そのありようを否定しようとしていました。

             

             で…そうなると、ジョーカー星団っていうのはなんなんでしょうね。凍結され完全に管理されたモナーク・セイクレッドの人類が見てる、夢でしょうか?それとも、モナーク・セイクレッドが作った、エミュレーションの世界なのでしょうか?
             そして、ゴリリダルハルと目を合わせても平気なラキシス。
             もし、ゴリリダルハルが未来のラキシスに関係がある、もしくは本人ならば…目を合わせても本人同士なので力が作用しないなんてことがあるかもしれません。

             

             さてさて、何年ぶりかに本来の姿で登場!帝騎マグナパレスです!しかも、ナイト・オブ・ゴールドと呼ばれてましたね!見開きでの登場シーン、そしてその前の片目のアップ…これは単行本一巻クライマックスでの、KOG登場シーンをそのままセルフオマージュしてますね。マグナパレスのポージングも、ほぼ単行本一巻の時と同じです。
             そして、今回は超帝國剣聖ミキータ・オージェが一人で乗ってます。超帝國剣聖は、肉体的にGTMとリンクできるように造られてるようで、そういう意味でもまさに「究極の戦闘人間」と言えるのではないでしょうか。以前よりオージェは、天照の命令でマグナパレスに乗ることが明らかにされてましたが…まさか、こんなに早く実現するとは思っても見ませんでした。

             

             で、天照がオージェに与えた命令は「可能な限り時間を稼げ」です。これはどういう意味でしょうか?マグナパレスでやっつけて、ラキシスたちをすぐ救うのでは駄目なのでしょうか?これは多分…まだまだ凄い奴らがやってくるんじゃないですか?
            例えば…ツァラトゥストラ・アプターブリンガーがズラリと勢揃いとか!
            いや、わからないですけどね。
             ただ、天照はある程度事態を把握しているようです。そのうえで殲滅ではなく、時間稼ぎをオーダーしてるんですよね。やはり、天照はヴィーキュルについてなにか知っているのではないでしょうか。以前、ヘルタワーの封印が解かれて、ヴィーキュルたちが溢れ出て来た時…命様も「知らん、ソープに聞け!」みたいなことを言ってました。
             うーん、妖しいですね…とりあえず、来月号が今から待ち遠しいですね!

            | ながやん | ストーリー | comments(8) | - |
            月刊NT2019年12月号ネタバレ記事
            0

               

               はい、皆様こんばんは!最新号、12月号の連載内容をお届けします!いやあ、遅くなってすみません…ちょっとリアルでゴタゴタしてたので。
               とりあえず、今月号は凄いです!
               まさかまさかの展開、そして熱い!
               ではでは、早速今月号の内容に踏み込んでみましょうー!

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              ・今月のあらすじ
               異世界にて、ラキシスたちをヴィーキュルの脅威が襲う。女魔帝"ゴリリダルハル"がこの空間に顕現しつつあり、ラキシスは一時その手に囚われてしまう。見るだけでも正気を失うというゴリリダルハルを前に、必死の抵抗を見せるラキシス。
               彼女が語るは、遥かなる太古の叡智、そしてモナークセイクレッドの正体。
               このジョーカー星団の秘密を、彼女は知っているのだろうか?
               間一髪でプロミネンスが助けてくれたが、いよいよ危機が訪れようとしていたその時……ハーモイドの鼓動を響かせ、黄金の騎士は再びラキシスの危機に舞い降りる!

               

               え、まずは扉絵情報…の、前に、最新の単行本15巻の表紙が公開されました。これは、オーロラちゃんでしょうかね。でも、髪の色が紫っぽい青…はて、誰でしょう。
               ちょっと記憶にないんですが、オーロラの以前着てたデカタンに似てますね。
               扉絵にはクラックことユーゴ・マウザー教授のありがたい講義が…今回はズバリ「GTMの操縦の仕方」です。なんと、GTMは一般人でも動かせるそうです。勿論、騎士の駆るGTMとは戦いにならな、勝負にならないレベルの代物ですが。ただ、兵器である以上は整備があり、騎体の移動なんかも整備班がやることもあるでしょう。
               過去にも、モーターヘッド時代に騎士じゃない人が動かした事例もあります。
               かなり大雑把に言うと「GTMが忖度してくれるから、思うように動ける」だそうです。
               や、ちょっと語弊があるかな…人間の些細な思考、体の挙動を拾ってくれるんですね。

               

               さて、ヴィーキュルの親玉はやばいですね…見ただけでSAN値ピンチ!SAN値ピンチ!見事にツバンツヒとマウザー、そのお付きの二人の騎士は金縛りになってしまいました。全員がどうでもいいアホなことを考えてるのは、恐らく人間特有の「あまりにもやばいので、本能的に肉体と精神が現実逃避して自我を守ってるモード」かもしれません。
               しかし、ラキシスとマドラは平気です。
               マドラはミスト・ブレーカーが守ってくれてるようですが?
               しかし、この女魔帝"ゴリリダルハル"、顔の前にラキシスを載せた手を持ってくるアングル…これ、どっかで見たことありますね。この構図、FSSではお馴染みの「過去や未来が見開きのあちこちに散りばめられる異次元回想タイム」の中に、あった気がします。確か、バキューレ人だったような…ちょっと、あとで単行本で確認ですね。

               

               あ、さて…ついにラキシスの口から、モンソロンの時代、アズデビュート数式生命帝の秘密が語られました。この時のサブタイトルだけ「運命のラキシス7744〜大君主バフォメートのまなざし〜」となってます。ジョーカー星団55億年後とも書いてますね。つまり、この異次元の招待は超未来のジョーカー星団なのでしょうか?それとも、ゴリリダルハルの手にすくい上げられた時点で、違う時間軸に連れて行かれたのでしょうか?
               自分は、恐らく「藍色の髪のラキシス」になった時点で、あれだな、と。
               ええ、あれです、あれ。
               FSSではお馴染みの、あれ。
               言うなれば、そう…時間と空間ブッ飛び?みたいな。
               ここの数コマだけ、別の時間軸とリンクしてるというか、入れ替わった感?
               大丈夫です、神話にしておとぎ話だから、稀によくあります。
               ただ、なんとなくですがヴィーキュルの目的がわかってきました。ジョーカーにはあまり干渉せず、セントリー(の次元物質…生命の水?)がほしい時は別次元へと引きずり込む。その理由をラキシスは「モナーク・セイクレッドの世界創世式」と言いました。そもそも「モナーク」とは「君主」という意味で、ヴィーキュルの大君主バフォメートもモナークセイクレットのなにかに合意し、従ってるようですね。
               いやあ、怒涛の展開でした。
               この辺は凄く、凄く凄く、すごーく、考察しがいがありますね。

               

               あと、何年ぶりですかね…ついにあの騎体が全容を現しつつあります。コミック1巻のクライマックスでの登場と、同じポーズ&構図なのが心憎いですね!ここは是非、連載で見てみてください!

              | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(17) | - |
              第308回FSS考察「放て!超必殺技!」
              0

                 

                 はい、皆様こんばんは!遅れてしまってごめんなさい。ちょっと朝から風邪気味で、ぐっすりとベッドの中で休養を取ってました。すっきり元気になったので、こうして今週もFSSの謎知識や妄想をお届けできる訳ですね。
                今回は、FSSの騎士が持つ剣技の中でも、超必殺技たるあの剣技のお話です。
                いやでも、割とみんな気軽にぶっ放してる気がするんですけどね。

                 

                 マキシマム・バスター・タイフォーン。
                 あらゆる剣技の頂点に立つ、究極の剣技です。その威力たるや、生身の騎士でも、モーターヘッド(ゴティックメード)を完全に破壊することが可能です。名実ともに最強剣技なんですが、その使用には条件があり、威力に見合うだけのリスクがあるみたいですね。今回は、そのマキシマム・バスター・タイフォーン、通称MBTについて語っていきたいと思います。
                 まず、MBTの特徴をおさらいしてみましょう。

                 

                1.剣聖レベルだけが使える剣技
                 過去に作中で、MBTを放った人間は限られています。僅かに三人、ログナー、カイエン、プロミネンスの三人です。作中では今まで四回使われ、この三人だけがMBTを解き放ちました。カイエンのみ、二回使っていますね。
                 デコースやスパークといった、天位レベルの騎士たちも多彩な技を使いますが、MBTを使ったことはありません。恐らく、MBTを使える騎士は「剣聖レベルの力を持った騎士」に限られるのかもしれません。普通の騎士はおろか、天位騎士でも使うことの難しい剣技だと思われます。

                 

                2.突出した驚異的な破壊力
                 MBTの特徴の一つに、あらゆる剣技の中でも最強の破壊力を持つことがあげられます。その威力たるや、生身の騎士でもモーターヘッド(ゴティックメード)を破壊することができる程です。皆様が御存知の通り、ゴティックメードはモーターヘッドの時代の頃から、あらゆる兵器の頂点に立つ最強のマシーンです。基本的に、ジョーカー星団でモーターヘッドを倒せるのは、モーターヘッドです。
                 コミック四巻にて、鉱山に陣取るゲリラたちにメイユ・スカがモーターヘッドを投入しています。残念ながら、メトロ・テカ・クロムの地雷も役に立たず、生身の人間ではモーターヘッドに対して無力です。ただただ虫けらのように駆逐されるだけなんですね。モーターヘッドが対人ブラスター等で、人間を的確に一人ずつ殺してゆきます。全てファティマのオートで事足ります。勝負にならず、ただただ処理されてくだけなんですね。
                 そんなモーターヘッドに、生身で勝てる唯一の剣技…それがMBTなんです。

                 

                3.隙がでかい
                 これは、あくまで私感です。自分は若い頃に格闘ゲームをやってて、鉄拳やKOF、スト3なんかを熱心にやってました。相応にして、格闘ゲームでは「高い威力のある技ほど、リスクが伴う」というのが常識です。つまり、MBTにもその高威力に伴うリスクがあるんだと思います。
                それが、技を放つ直前の隙であり、放った直後の隙だと思います。
                 例えば、世間であまりにも有名な必殺技、波動拳とい昇龍拳。これは、ストリートファイターシリーズのリュウとケンが使う、格闘ゲームにおける必殺技の代名詞です。波動拳は相手に気を飛ばす技で、離れていても攻撃できます。反面、気を放った瞬間に隙が生まれます。昇龍拳は、あらゆる攻撃を無効化しながら、頭上へ向けてアッパー攻撃を放ちます。天へと昇る竜の如き強力な一撃ですが、ジャッピングアッパーの終わり、下降中は無防備になります。
                 強力な技には、リターンに釣り合うリスクがあります。MBTも同様に、最強の一撃を放ったその瞬間…無防備な弱点をさらしてしまうのかもしれません。

                 

                 はい、どうでしょうか!最強の剣技だけに、MBTに倒せない相手はいません。最新の連載でも、プロミネンスに対してヴィーキュルの親衛隊クラスが盾による防御を試みました。しかし、プロミネンスのMBTでその守りは完璧に粉砕されていたように思えます。
                しかし、MBTは諸刃の剣…一撃必殺ながらも、それで倒せぬ時はピンチを招きます。
                 MBTを戦いで使って、その隙に漬けこまれたのがカイエンです。若かりし頃のカイエンは、勝ちに焦って敵のリンスにMBTを放ちます。これはギリギリで避けられ、ダイバーパワーと思われる攻撃で逆襲されます。どの剣技もそうですが、どうやら地面に足をつけていないと全力を出せないようです。ダイバーパワーで浮かされたカイエンは、そのまま敗北を喫しています。
                 余談ですが、ブラックスリーの浮遊城襲撃のさい、ログナーがボスヤスフォートの召喚した異形に対してMBTを使用しています。MBTとは「全力を振り絞って、一撃必殺の攻撃を解き放つ」というもので…ログナーも、その溜めのモーションで強い踏みしめを見せています。両足で大地を踏み締め、力を振り絞ることが肝心なんですね。それを知ってるから、リンスはカイエンを大地から引き剥がしたという訳です。

                 

                 MBTが最強の剣技であることに、疑いの余地はありません。しかし、いつでも、いかなる時でも、MBTをぶっ放しとけばOKという訳ではないようです。だからこ、多彩な剣技があり、騎士たちは状況と力量を考慮して使いこなす訳です。
                結論、MBTは「これで倒せる!」と確信した時に放たれる大技なのかもです。
                 プロミネンスは、相手のヴィーキュルが記憶にない防御力を見せた時、迷わずMBTを使いました。相手に当てれば、大ダメージの大技です。そして、かわされない限りは致命的な隙を産まないようにも見えました。この剣技はこれからも、剣聖レベルの騎士たちによって多彩なドラマを生んでゆくでしょう。個人的には、マキシが使うところを早く見たいですね!

                | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |
                第307回FSS考察「異界の悪魔と戦う者たち」
                0

                   

                   はい、皆様こんにちは!二週間に渡るオヤスミ、本当にごめんなさい。実は本業?の原稿で大忙しでして…それもようやく、先日脱稿したところです。一言で言うと、修羅場でしたね…毎回そうなんですが、締切間際は「なによりティータ、君の顔がみたい!(ティータ的な異性がいるとは言ってない)」って感じです。
                   まー、汗とションベンではないですが、部屋も散らかり放題。
                   今月は少し片付けをしたりして、冬入りの準備をしたいですね。
                   さてさて、いよいよネタバレ全開で書かせていただきます。連載最新話、いよいよミスト・ブレーカーが覚醒!その正体と、以前の持ち主たちについて語りましょう!

                   

                  ・ミスト・ブレーカーってどんな武器?
                   ミスト・ブレーカーの正体が今回、明かされました。それによって、過去の設定との整合性を考察し(妄想し)楽しく補完していく必要がありますね。はい、FSSじゃ日常茶飯事だぜ!ってやつです。

                   

                   旧設定におけるミスト・ブレーカーは、雌剣(光剣)と雄剣(実剣)がありました。マグダルの話では「雌剣はこっち、雄剣はあっちでしか抜けない」と言われてましたね。これを当時、「こっち、はジョーカー星団」「あっち、はタイカ宇宙」だと考察されてきました。当時はまだ、ヴィーキュルの設定や登場は少なかったですしね。マキシが継承し、そのままタイカ宇宙に持ってくのだろうと思われていたんです。
                   また、ミスト・ブレーカーの正体は「時間と空間を無視して必要な時に現れる武器」であり、その製作者は天照とラキシスの娘、カレンです。彼女によって、とある星の最終兵器ビュランコートが姿を変えた姿と言われてきました。

                   

                   さて、今月号で明らかになった新設定のお話です。
                   まず、ミスト・ブレーカーはカテゴリー的には「質量兵器」、それをナインはかつて「遊星兵器」「プラネタリ・ウェポン」と名付けました。文字通り、太陽系まるまる一つが詰まった剣で、重さも質量もないとのこと。質量兵器というのはようするに「でけぇ質量でブン殴ると痛いぞ」というもので、ガンダムでよくやってる隕石落とし、コロニー落としが代表的ですね。また、トップをねらえ!2では、惑星の核そのものを宇宙怪獣にぶつけるという荒業もありました。質量の大きさこそがパワー!という訳です。
                   では、かつてミスト・ブレーカーを奮ってきた戦士たちをページ順に振り返りましょう。

                   

                  1.スキーンズvs"ノストスパスムス"
                   マドラが最初にあげたこのマッチアップは、実は今の時間軸(星団暦3030年前後)より未来の話らしいです。スキーンズとはカイエンの父親で、妻のヤーン共々御存命…恐らく、ナイン本体の側にいるのではないでしょうか。そして、彼が戦に出るタイミングで、公になってる年表上のイベントだと…スタント遊星攻防戦がありますね。この戦いは未だ謎に包まれてますが、ミラージュ騎士団と超帝國剣聖、さらにはセントリーまでも一緒になってヴィーキュルと戦うことになってます。この時、恐らくスキーンズはミスト・ブレーカーを使うのでしょう。
                   余談ですが、最強剣聖の一人であるマキシはこの戦いで戦死し、その魂がタイカ宇宙へと召喚されます。極めて危うい人格破綻者だったマキシは、タイカ宇宙で生まれ変わることで、ようやく人間の情緒や理性、感情といったものを学んでいくことになりますね。

                   

                  2.ログナーvs"タンツミンレ"
                   ちょこっと子供ログナーが名前を出したことがあって、タンツミンレの名前は聞き覚えのある読者さんもいらっしゃるかと思います。これが千年前の戦いなので、なんと星団暦2000年代初頭ということになります。この時期のイベントは、ラーンの東宮西宮の乱、そして天照の誕生…ログナーは2020年にタンツミンレとの戦いで死亡し、ドウターチップによって現在の「完全に記憶と人格を維持して何度も生まれ変わる姿」になりました。
                   ところで、どうして天照はログナーにたった一つのドウターチップを使ったのでしょう?多分、単純に「友達だから」じゃないかと思うんですよね。悲しみを知らなかった当時の天照は、大切な者の死を受け入れられなかった。人として死なせてあげることはできなかったんだと思います。単純に「いいものだからずっと側にいて」くらいの気持ちだったような気もしますね。尚、ログナーは超帝國時代にもナインの剣客として招かれています。これは遠い過去なのですが、恐らく普通の人間ログナーがドウターチップで今の超常存在になって、そこから過去に行く、ないし過去で再生される、等があるのかもですね。

                   

                  3.ララファvs"カリストチェル"
                   ここで言うララファが、超帝國剣聖のララファなのか、ララファのリストアであるハリコンなのか、ちょっとわかりません。ただ、遥かな時空という言葉は「モナークのあるクラウン銀河系中枢」とも取れるし「超帝國時代の遠い過去」とも取れるし…なかなか小憎いぼかし方ですね。ロマンがある。
                   ただ、恐らくこれはリストア前、オリジナルのララファの話なのではないでしょうか。何故なら、剣聖在位僅か一年で死んだと思われたハリコンは、生きてました。無事にモナークのあるクラウン銀河中枢から戻り、フンフトと愛を育んでいます。ひょっとしたら、今でも生きてるかもしれない…そんな疑惑すらあります(笑)そして、ララファには「何故かあれ以来、リストアしてこない」という現状の状態をクルマルス(ナオ)が語ってました。これが、カリストチェルによる妨害、戦いの代償なのかもしれません。

                   

                  4.アズデビュート大帝vs"ダリスドゥバーズ"
                   今まで、モンソロン帝アズデビュートと呼ばれてた人物の時代、AD世紀(超帝國時代)より更に過去の話です。また、今回はアズデビュート大帝に「数式生命」という称号がついているのが気になりますね。こうなるともう、人間の姿をしてるのか、物質的な肉体を持っているのかも怪しくなってきます。

                   

                  5.アイエッタvs"オピクル"
                   ソープがバスの中で子供に語った、五つの星の物語に登場する二人です。アイエッタには今回「モナークの素子姫」という称号がつきました。そして、彼女がオピクルと戦った時代は、現在の物語の中で最も古い時代、最も過去の出来事ということになりそうです。
                   つまり、そんな大昔から…FSSという物語の最初から、モナークは存在した。
                   モナークを見たナインは、完全にデジタルアナライズされた人類の姿を見ました。時間の止まった場所ですので、もはや過去も未来もない世界です。そこには、あらゆる人間が情報化されて保存されていたのです。恐らく、アイエッタもその一人ではないでしょうか。素子姫の名の通り、モナークは人間を素子(電子機器や回路等を構成する最小単位)にして、保存するシステムなのかもしれません。
                   そんなアイエッタがジョーカー星団を守ったとあるので、既にジョーカー星団が存在する程度の昔です。となれば、ボォス(カーマインプラネット)を舞台に、わざわざ実体化してモナークから来てくれたアイエッタが、オピクルと戦い生命の代価でセントリーを五匹呼んだ(その時まだ、ジョーカー人はこの星にはいない)という、五つの星の物語との辻褄も合うのではないでしょうか。

                   

                  6.さらに謎は残る
                  ざっと読んでも、膨大な情報量で多くの謎が残ります。そのどれもが、新しく出された宿題のようでもあり、さらなるFSSの奥深さに引きずり込まれるかのようです。

                   

                  ・ミスト・ブレーカー登場時の赤子の声は誰か?
                  ・何故、今回はイースター太陽系を吸い込み顕現したのか?
                  ・雌剣にも同様の力があるのか?
                  ・マドラと話していた"式神オフェロス"とは誰か?
                  ・どうして今回に限り、女性型のヴィーキュルばかりなのか?
                  ・女魔帝サタネル・"ゴリリダルハリ"とは何者なのか?

                   

                   いやあ、謎が謎呼ぶ展開で、ワクワクしましたね。さらには、来月にはとうとう最新の単行本が出ます。また一つ、ジョーカーの歴史は結末へと前進した訳です。いやほんと、最近永野護先生は仕事しすぎじゃないでしょうか。休載がないほうが不安になる、そんな古参ファンも多いかも知れませんね(笑)

                  | ながやん | ストーリー | comments(15) | - |
                  第306回FSS考察「神に抗う反逆の刃」
                  0

                     

                     はい、皆様こんばんは!更新遅くなってしまって、ごめんなさい。日も暮れて夜ですが、まだまだ宵の口…今週も張り切っていきましょう!
                    この間ミラージュマシンの話をしたので、今週はゆかりの深いGTMのお話。
                     そう、ダイヤモンド・ニュートラルのテンプルシリーズです。今は名前が改まってブランデンシリーズになってますね。最近あまり話題になりませんが、テンプルシリーズの頃の設定も交えて、語っていきたいと思います!
                    まずは、全シリーズの公開されている情報をおさらいしましょうか。

                     

                    ・ブランデンA型(旧アシュラ・テンプル)
                     ニューの名声を一気に星団中に知らしめた、世紀の傑作GTMホウライです。そのプロトタイプは、マシントラブルがあったもののクロスミラージュを撃破。同時に、星団三大GTMである破烈の人形(正確には、星団三大GTMはザ・ルッセンフリードかと思われます)に破れました。ニューは改めて、自分の未熟さを思い知ったのです。
                     ホウライは結果的に、両肩の特殊兵装ドラゴントゥースを外されました。重いこのサブアーム機構を敢えて取っ払ったことにより、トルクとパワーに溢れた素晴らしいGTMに生まれ変わります。MH設定だった頃の初期には、アシュラ・テンプルやKANはLEDミラージュでなければ倒せなかったという話もありましたね。星団三大GTMに並ぶ、新世代の汎用GTMとして名を馳せ、AKD統治下のパルチザンでも活躍したかも知れません。

                     

                    ・ブランデンB型(旧ブラッド・テンプル)
                     AKDの宮廷騎士団、ゴッズ騎士団で使用されるGTMです。GTM設定での正式名称はまだ不明ですが、このGTMにはMH設定だった時代に、とても思い出深いエピソードが沢山あります。ゴッズの騎体として、浮遊城でのレフト動乱では出動しようとした瞬間にイレーザーパワーが消失、停止してしまいます。また、VSシーブル戦では地上軍を救うも、ケーニヒとマエッセンの二人に完敗、三騎が一瞬で擱座しました。
                     もしまだ設定が残ってるならば、このB型ブランデンをAKDに売り込んだのは、あのじゃーじゃー姫ことプリンセス・タイトネイプです。天照の前で見事な舞いを披露し、売り込みに成功したそうです。ただ、ブランデンB型の契約書にサインするついでに、自分がミラージュ騎士団に入る契約書にも知らずにサインした様子。因みに天照はこの時、B型ブランデンのフレーム上の欠点を指摘しており、ゴッズでは修正版が使用されています。

                     

                    ・ブランデンC型(旧コーカサス・テンプル、また一時期はクリムゾン・テンプル)
                     ニューが拠点とするイズモアストロシティで生産される、汎用型のGTMです。輸出することを前提に作られており、恐らくは取り回しの良さや整備性、生産性を考慮されて造られたGTMかと思われます。勿論、その性能は折り紙付きでしょう。残念ながら名称はまだ公開されていませんが、この騎体も今後の星団史で多くの騎士に愛用されるかと思われます。
                     実は以前は、クリムゾン・テンプルという名称でタイトネイプが使う個人所有のMHだった時期があります。その後に名称がコーカサス・テンプルに変更になりました。今では量産型のGTMになりましたが、タイトネイプが自分用にカスタムして所有してる、なんて展開があったら嬉しいですね。でも、タイトネイプはハイファ(旧テロル)も使う予定があったんだよなあ。

                     

                    ・ブランデンD型(旧ドラクロア・テンプル)
                     これはコーラスの騎士団が扱うワイマール、そのSR2です。かねてより旧式化が懸念されていたワイマール(旧ベルリン)を、新しく刷新する時に導入されました。見た目も装甲がかなり変わっていて、魔導大戦では「装甲だけをSR2にしたSR1、要するに旧ベルリン」がセイレイのお供として出撃してますね。この軽装型装甲は、索敵や通信の機能を強化したものです。そして、中身が今後、ブランデンD型になる訳ですね。
                     実はコーラスは、物語が進むと最終的に、天照とAKDに敵対する反乱軍の旗頭になってゆく訳です。ブランデンD型として完成したワイマールSR2は、今後コーラス五世の時代にミラージュ騎士団とのガチバトルが待っています。ここでもニューの設計は、天照と戦う宿命にあるんですね。

                     

                    ・ブランデンE型(旧エンパー・テンプル)
                     一切が謎に包まれていますが、ニューが自ら乗る専用騎だそうです。エンパー・テンプルっていうのは、重戦機エルガイムの設定では、FSSのヤクトミラージュ、J型駆逐兵器にあたりますね。昔は砲戦用のヘビーメタルで、なんとTV版エルガイムの本編にも出演したことがあります。…脚だけですけどね。今のブランデンE型は、宇宙戦闘で真価を発揮するタイプのGTMという設定がなされています。
                     ニューはなにかあったら、パートナーであるクーンと共にこのブランデンE型に乗る訳です。うーん、見てみたい!そろそろ、本格的に宇宙戦闘用GTM同士の戦い、見てみたいですね!

                     

                    ・ブランデンF型(旧フランベルジュ・テンプル)
                     姫神金剛ことアグニムです。最初にホウライを購入したメヨーヨ朝廷では、量産化でどんどんホウライの真の性能を引き出していきました。その高性能なスペックを気に入ったクラーケンベール大帝は、ホウライをベースに自分だけのスペシャルチューンドを求めます。こうして出来上がったのが、アグニムなんですね。
                     因みにたしか、フランベルジュとはフランス語で「燃え盛る炎」という意味です。フランス料理の調理で、鍋やフライパンに派手な炎を燃やして焦げ目や風味をつけることを、フランベといいますね。あれです。よくRPGでフランベルジュって武器がでてきますが、燃える炎のように刀身が波打った剣のことを言うんですね。

                     

                    ・ブランデンG型(旧ガスト・テンプル)
                     この騎体はMH設定でもGTM設定でも、よく漫画本編に描かれてますね。バッハトマのケサギとカエシが乗り、その優秀さから量産化されてバッハトマの主力GTMになりました。そう、カーバーゲンです。今ではバギィ・ブーフ他多数のバッハトマ騎士が乗っています。MH設定だった頃は、細身でスマートなフォルムに逆手持ちの特殊な短刀を二刀流で持っていました。どうでいい話ですが、GTMのカーバーゲンは顔が「0(>_<)0」って顔文字に見えちゃう…(笑)
                     因みに旧ガスト・テンプル、とても不思議な武器を両手に持ってますよね。トンファーのような、ダガーのような。これは日本で最初に一般化したコンシューマネットゲーム、セガのファンタシースターオンライン(PSO)に登場する武器をモチーフにしていると思われます。永野護先生はこのPSOが大好きだったんですね。シノワビートブレイドという武器にそっくりです。

                     

                    ・ブランデンH型(旧ハープーン・テンプル)
                     MH設定の時代から、宇宙戦闘専用騎として設計された騎体として登場しています。GTM設定では、デ・ハビラントという名称で呼ばれています。確か、イギリスにこの名の航空機メーカーがあったような気がしますね。GTM設定になって名前が一新され、結構驚いた方も多いと思います。新しい名称や設定には、結構航空機に関る名前が多く使われてますね。
                     デ・ハビラントはイオタ宇宙騎士団で正式採用されているようです。初期ロッドは少数のようですが、もともと少数精鋭の騎士団なので問題ないのかも知れません。どうでもいい話ですが、GTM版のハイドラミラージュこと彗王丸が早く見たいですね。名前だけでも知りたいものです。

                     

                    ・ブランデンI型(旧インフェルノ・テンプル)
                     正式名称未定、旧設定では三ツ星傭兵騎士団が使っていたようです。この三ツ星傭兵騎士団ってのも謎の存在で、どうもナイアスが牛耳ってた感じなんですが、あんまし作中では語られてないですね。実は連載時では、巨大な鎌を持ったナイアスのMHファントムが出撃するシーンがあって、それが三ツ星傭兵騎士団時代のものっぽいんですが、単行本ではカットされています。
                     御存知の通り、ナイアスの正体はフィルモアの萌黄グループ、ようするに教導騎士団です。今はブーレイ傭兵騎士団の戦力も吸収し、最精鋭がカリギュラ製のGTMで行動しているようです。いろんな名騎のいいとこどりなキメラMH、ボストークT233は、GTM設定ではソルダート7:ラムアドという名称ですね。ちょこちょこ本編に出てきます。

                     

                    ・ブランデンJ型(旧ジェイド・テンプル)
                     これは、コーラス三世が造っていた旧ジュノーン初期型のコピー、レプリカMHです。GTM設定ですと、HL1ハイレオンですね。旧設定でもそうだったように、HL1は三騎(ブランデンJ型も入れると四騎)あるようです。まずは、剣聖ハリコンが使っていたアルルのHL1ハイレオン・アハメス。次に、マイスナー家にあったマロリーの使うHL1ハイレオン(旧エンゲージMK-供法△修靴謄魁璽薀校粟い造った、後のエンドレスです。
                     エンドレスは、大破したコーラス三世のGTMにAKDのミラージュシリーズのエンジンをマウント、伝説のスライダーであるレディオス・ソープが自ら改修した星団最強GTMです。しかし、対となるクローソーが眠りについたことで封印されました。コーラス王家は、実質旗騎がなくなった訳です。でも、アルルにアハメスはもってかれたし、マイスナー家にHL1返してとも言えない。で、コーラス三世の造ったHL1初期型のレプリカをニューに依頼したんですね。お父さん大好きなセイレイには、やはりHL1が似合います。

                     

                     さて、長くなってすみません。これがブランデンシリーズの全てです。今わかってる情報は少なく、今後の本編での活躍が待たれますね。ただ面白いのは、ブランデンシリーズの歴史は、そのままガーランドであるニューの歴史でもあるんです。AからJへと、アルファベット順に並んでるのは、ニューの出世と成長の歴史です。A型のホウライでは、破烈の人形に惨敗でした。B型では、天照に欠点を指摘される始末。それが、C型をお膝元で量産し、D型をコーラスに認めてもらった。E型を自分用に作り、A型を認めてくれたクラーケンベールのためにF型を造った。G型はバッハトマで、H型はイオタで、I型は三ツ星傭兵騎士団で認められ愛用されてる。最後にはコーラスの王女のためのJ型まで造った。

                     

                     実は、テンプルシリーズからの設定ですが、ニューのブランデンシリーズはアッセンブル方式を採用しています。これは、元となる設計を最低限完成させ、フレームの状態で売り込むというものです。装甲やチューニングは買った国家や組織でやってね、という感じですね。何故、彼はGTMの性能追求を求めつつ、このアッセンブル方式を望んだのでしょうか。ニューほどの天才ならば、1から10まで自分が造る方が高性能な筈です。
                     でも、ニューは自分をして「神と戦う人の支え」と言っているのです。
                     ここで言う神とは、間違いなく天照でしょう。
                     ニューには、いつか人類が天照を前に団結して集い、神への戦いを始めるとわかっていたのかもしれません。そんな時、人間が神に勝利するために、ただ一人の天才に頼り切っていたのでは意味がありません。一人の天才ではなく、無数の凡人が勝ってこそ、人類そのものの勝利と考えたのではないでしょうか。自分にはそう思えてなりません。

                    | ながやん | メカニック | comments(11) | - |
                    月刊NT2019年11月号ネタバレ記事
                    0

                       

                       はい、皆様こんにちは!ずっとサボっててごめんなさい。ようやく体調も回復傾向で、溜まった仕事をやっつけてます。ちょっと貧弱、惰弱ゥ!で申し訳ない…早速最新情報を。明日も頑張って更新するので、フフフ…お楽しみにですヨ!
                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      ・今月のあらすじ
                       ヴィーキュルたちの猛攻が続く中、ついに覚醒するプロミネンス。既にスパークやマドラではなく、超帝國剣聖ですらないらしい。そんな彼女の求めに応じて、ついにミスト・ブレーカーが姿を現す!その正体は、太陽系まるまる一つ分の質量を持つ、遊星兵器だった。ミスト・ブレーカーの記憶を受けて、神話の真実を語るプロミネンス。
                       対してヴィーキュル側も、親衛隊クラスのセンチュリオを出してくる。
                       ショウメの話では、どうやらヴィーキュルは今回、女性ばかりらしい。
                       苛烈な剣技を古い、プロミネンスはラキシスを守るために戦う。だが、そんな彼女たちの前に、女魔帝サタネス・"ゴリリダルハル"が現れた!

                       

                       えっと…いやあ、ちょっと情報密度凄くないですか?なにこれ、しゅごい…そしてついに、過去のヴィーキュルとの戦いや、ミスト・ブレーカーの正体が明かされました。この辺については、自分もちょっと整理してから書きたいので、来週のFSS考察に回したいと思います。
                       しかし、今まで名前だけだった人たちが、遂に本編で語られましたね!その多くが、過去にミスト・ブレーカーを使ってヴィーキュルと戦っていたのです。

                       

                      ・未来

                      ・スキーンズ、ジェネラル"ノストスパスムス"と交戦

                      ・現在

                      ・ログナー、ジェネラル"タンツミンレ"と交戦、撃破(千年前)

                      ・ララファ、ジェネラル"カリストチェル"と交戦、撃破(遥かな時空で、とのこと)

                      ・数式生命アズデビュート大帝、ジェネラル"ダリスドゥバーズ"と交戦、撃破(超古代)

                      ・モナークの素子姫アイエッタが"オピクル"と交戦、ジョーカー星団防衛

                      ・過去
                       

                       多分、こんな時系列だと思うんですよね、今月号を見るに。ログナーとララファは、どっちが過去でどっちが現在寄りかはわかりません。また、スキーンズについては以前永野護先生が「超帝國剣聖はみんな生きてる」と言ってたので、今後出てきてもおかしくないですね。
                      また、ショウメの話では歴代ジェネラルはまだ生きてる様子です。
                       恐らく、ここで列挙されたヴィーキュルは、全て男性体なのでしょう。ショウメは今月号の最後で、女性体の親衛隊センチュリオ、さらには女魔帝"ゴリリダルハル"が現れたと言っていました。支配種とのことで、ヴィーキュルは女系の支配体制がしかれているのかもしれません。当然ですが、自分は「炎の女皇帝と超帝國に似てるな」と思いました。
                       次に、懐園剣ことミスト・ブレーカーですが、高次元存在で質量も重さもないそうです。また、時間も空間も無視して現れ、一振りで太陽系一個分の質量を持った質量兵器、遊星兵器ことプラネタリ・ウェポンとのこと。今回はどうやら、第一太陽系イースターそのものを核として発動してる様子…柄の部分に太陽と、二つ並んだアドラー&デルタ・ベルン、あとはリングのある惑星が二つ確認されてますね。

                       

                       また、ミスト・ブレーカーに触れたプロミネンスには「ミスト・ブレーカーの本来の主」がわかったようです。その主にとって、プロミネンスはしもべだそうで…彼女が「あなた」と呼びかけた相手は、ミスト・ブレーカー自体?同じしもべの一人として名前が出た「式神オフェロス」が、イースター太陽系を司るミスト・ブレーカーの個体名なんでしょうか。
                       じゃあ、ミスト・ブレーカーは複数存在する?太陽系の数だけ、五振りあるのか?
                       少なくとも、この実剣(ラングン)の他に、光剣(ヴィーニッヒ)があった筈。
                       そう、雄剣と雌剣があるので、もう一振りは確実に存在しますね。

                       

                      いやあ、すっごい回でした…寝込んでて損しちゃった(笑)尚、遅まきながらFSSのコミック15巻発売日が決定したことをご報告申し上げます。今回の扉絵で少しだけ見えた、これはキャラクターの下半身周りですね。恐らく、15巻の表紙ではないでしょうか。
                      え、注目の発売日は12月10日!また、記念グッズ同梱版も通販で売られるようです。
                       …ちょっと無理して、通販で記念グッズと一緒のを買おうかな。
                       でも、田舎だから届くの遅い…15巻は発売日に買いたいなあ、悩みますね!

                      | ながやん | 月刊ニュータイプFSS連載情報 | comments(6) | - |