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第206回FSS考察「生まれと育ちと実力と」
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    はい、怒涛の新設定ラッシュが続く昨今、ちょっと一休み…
    今回はコミック派の方も楽しめる、いつものお話です。
    知人から是非取り上げてみて欲しいと言われ、筆を執りました。
    今回は騎士の家柄等の問題に、ぬるぬる切り込みたいと思います♪
    話題の中心となるのは、ブラフォードにヨーン、そしてジィッド。
    果たしてジョーカーの騎士業界、どんな雰囲気なんでしょうか。

     

    まず、ジョーカーでは基本的に誰からでも騎士が生まれます。
    ジョーカーの全人類に劣性遺伝子として、騎士の血が行き渡った…
    名門騎士の家にも、王族や貴族の家にも、庶民の家にも、生まれる。
    勿論、コーラス王の用に長子が確実に騎士という家柄もあります。
    ただ、その逆に「騎士の子は騎士」とは限らないのも事実。
    そういう前例としては、騎士代謝前のヴュラードがそうですね。
    ミッション・ルースことヴュラードは、最初は一般人でした。
    騎士の力を持たぬばかりに、生みの母に蔑まされ、疎まれます。
    ヴュラードの母は、ジェスター・ルースを父に持つ名家の出ですね。
    そのプライドが、騎士の血を絶やした現実に耐えられなかったのか。
    まあ、無事ヴュラードは騎士になって、しかも割りと強いっぽい。
    最低ランクという割には、数少ない戦闘シーンは圧勝ですからね。

     

    さて、そんな訳で誰でも騎士として生まれる可能性があります。
    そして、多少のばらつきはあるでしょうが、それはほぼ平等。
    そんな世界で、一流の宮廷騎士団に入るのはどんな人でしょうか?
    さあ、思い出してみてください…ミラージュやノイエ・シルチスを。
    王族や貴族、名門騎士の子のなんと多いことか、びっくりですね。
    これはまず、騎士の血が濃いことが原因で、騎士が生まれやすいから。
    それもありますし、特権階級層は多くの子供を残すものです。
    数撃ちゃ当たる、の例もあるように、騎士の子は騎士が多いかも。
    最悪、次も主君にお仕えすべく養子を取る家もあるでしょう。
    それにしても…多くの大騎士団は、そうした家の子息が多い。
    ミラージュでは、堂々とファティマまで継承させてますしね。
    そんな家柄とは無関係な騎士は、数えるほどしかいません。
    デコース、ケーニヒ、そしてブラフォードとヨーンもですね。

     

    ブラフォードは天位騎士レベルの腕に、ミミバ族譲りの視力。
    ログナーレベルの剣技をMHで繰り出す、非常に強い騎士です。
    そんな彼が何故、京のブラウス一枚買えない貧乏生活だったのか。
    どうやら騎士の業界は実力主義ではないらしい…ということです。
    まず、ブラフォードは己の強さを知り、常に自分を律してました。
    主君の命令を必ず守ることで、自分の安全装置としたのです。
    ですが、たまたま主君が悪い人だったため、悪い命令を実行…
    そして「皆殺しの忠犬」という、不名誉を背負ったのです。
    何故、彼ほどの聡明な人間が、民間人虐殺命令を守ったのか?
    それは、ブラフォードの主君第一主義が生んだ悲劇でした。
    強過ぎる力は適切に管理されるべきと、彼は思ってたんですね。
    ただ、管理する側の適正、正しさを担保するシステムがない…
    結果、狂った主君の命令で凶行におよび、出世と無縁になった。
    ミラージュ入するまでの彼の苦難は、皆様御存知の通りです。

     

    さて、そんなブラフォードが「正道の騎士」と見抜いた男…
    それが、ヨーンです…平民生まれの平民育ちな、彼ですね。
    ヨーンもまた、FSSでは珍しい平民出の天位騎士です。
    彼は騎士として生まれたばかりに、両親の元を離れます。
    騎士という金の卵を持ったことで、両親は迫害されました。
    一般人から見れば、騎士の息子は金のなる木ですからね。
    で、親元を離れたヨーンは、バーシャに出会いました。
    その魔性にとりこまれるくらい、バーシャとは親密に…
    その時の特訓が、彼を一流騎士として鍛え上げたのです。
    …ヨーンやブラフォードがミラージュ入りの縁を逃がせば?
    天照の目にとまることなく、彼らは生きていけるでしょうか?
    答は、非常に難しいと言わざるを得ません…無理ゲーです。
    何故なら、ジョーカーでは家柄が騎士のステータスだから。
    それが全てではありませんが、花形の宮廷騎士団は家柄。
    それと別に国家騎士団や騎士警察があり、そっちなら…と。
    そういうレベルの封建社会的な、前時代的な業界な気がします。
    ブラフォードやヨーンは、運が悪ければ任官すら叶いません。
    用心棒や暗殺者として、その日暮らしをするしかないのです。

     

    そうした世間の風潮に、志を持って逆らった男がいました。
    名は、バイパー将軍…そうです、バイドバイパー騎士団です。
    名ばかりの名門貴族ばかりが幅を利かす宮仕えを、彼は嫌った。
    そして、持ち前のコネと人徳で資材や資金、人脈を集めた。
    こうして、身分を問わぬ自由な傭兵騎士団ができたのです。
    ケーニヒやマエッセンは、博士号を持つエース騎士ですが…
    彼らが王族だったという設定は、いまのところ出ていません。
    ケーニヒは若かりし頃のニーゼルと同じ、庶民学校ですしね。
    あの世界では確実に、実力を発揮できぬ騎士が多かったのです。
    実力があっても、椅子取りゲームで名ばかりの連中に負ける。
    そういう者たちの存在を、恐るべき人物が活用しました。

     

    ご存知、バッハトマ主宰のボスヤスフォート、ボスやんです。
    大国が血筋や家柄を重視する中、ボスやんは実力主義を掲げた。
    力はあるのに燻ってた者たちが、あっという間に集まりました。
    デコースは勿論、バギィやジィッドがそういうタイプでしょう。
    バギィは由緒ある騎士特有の品格、風格を少し感じますけどね。
    ただ、ジィッドの言動や作法、振る舞いをみれば明らかです。
    騎士ですが、ただ喧嘩が強いあんちゃん…それがジィッドです。
    大国では大使や政治家としても働き、軍の参謀もこなす騎士。
    そういうタイプの教育された騎士ではないんですね、彼らは。
    そんなゴロツキみたいな騎士を活用した、それがボスやん。
    ですが、これは実は前例があって、それを真似した可能性も。
    そうです、ミラージュの左翼大隊…暗殺や破壊工作用の騎士団。
    ミラージュ左翼大隊も、出自を問わぬ騎士を沢山集めてました。
    勿論、キンキー王女やフリーズ、バナール等の王族もいます。
    しかし、パイソンやシャフトなんかは、アウトローですよね。
    パイソンはかつてノイエ・シルチスだったので、わかりませんが。
    シャフトはハイアラキの弟子でしたが、犯罪組織の首魁です。
    完璧、反社会的な犯罪者、腕っ節だけの人間です…やばいです。
    これを天照が飼いならしたように、ボスやんもやってみたとして。
    さて、上手くいくのか、いってるのか…ベラ国攻防戦に注目ですね。

     

    最後に、少しFSSから外れますが、現実世界も似た業界があります。
    それは、政治家…国会議員から地方の町長や村長まで、皆そうですね。
    昔から、選挙では「地盤、鞄、看板」が大事だといわれております。
    地盤は応援してくれる故郷、鞄はお金、そして看板は親の名です。
    この三つのどれが欠けても、日本では選挙に勝ち難いことになってます。
    どうしてでしょう?何故、二世三世の政治家ばかりなんでしょうか?
    これは「既得権益」と呼ばれる、一種の麻薬のようなもののせいです。
    全部が全部ではありませんが、日本はジョーカーの騎士業界と一緒。
    勿論、なににも頼らず能力と理念で政治家になった方も大勢います。
    しかし、この国では今は小選挙区制、そして二世三世は親の選挙区。
    皆が「◯◯先生の子だから」「お世話になった人の子だから」と…
    ただ、一概に世襲が悪とも言えず、職業選択の自由はあります。
    政治家は選挙区を子に継がせるため、子に高いレベルの教育を施す。
    結果、質の高い二世三世が跡継ぎになるという可能性もあるんです。
    騎士の世界でも、アトワイト家やクリサリス家に生まれれば、勝ち。
    騎士でさえあれば、鍛えてもらって一流ファティマを娶れるのです。
    逆に、ブラフォードやヨーンは、もし天照がいなかったら…
    そう考えると本当に、わざわざナンバーを明けたりしてた天照は!
    いやあ、マジで神ですよ、なんだただの神か!ってレベルです。
    ひょっとして天照の作中の言動は、ある種の理想なのかも…
    埋もれた実力者を見出し、理性で戦争不参加を決め、面子もない。
    聖人君子の如き公明正大さですが、それが人間ならざる者という…
    人間だったらそうはならないよ、というメッセージさえ感じますね♪

    | ながやん | 世界観 | comments(21) | - |
    第204回FSS考察「明かされる謎の断片」
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      第204回FSS考察「明かされる謎の断片」
      はい、こんにちは!…ずっと更新サボってて、本当にごめんなさい。
      年末進行で仕事がヤバかったのですが、どうにか乗り切りました。
      おまたせしてスミマセン、二週間ぶりに再開です!
      頂いたコメントは、後ほど時間を作って返信させていただきますね。
      そして…今日は最新号の連載で明かされた謎に迫ります。
      「まだ最新話知りたくねーよ!」って方、気をつけてくださいね。
      ではでは、久々に張り切ってまいりましょう!

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      ガマッシャーンの筆頭騎士、ナオの正体…それは、超帝國の剣聖だった。
      マドラとスパークの中にプロミネンスがいるように、彼の正体は…!?
      多分、ナオの中にはアサラム・スキーンズがいると思われます。
      永野先生の「ナオは過去にちらっと出てるよ」って意味はそれかと。
      つまり、ナオは最弱騎士ですが、中身は超帝國剣聖の最強騎士、と。
      そして、彼のもとに訪れたバーナー・レンダウドは、ミキータ・オージェ。
      まだ確定ではないでしょうが、恐らくその線が濃厚かと思われます。
      バーナー・レンダウドはミラージュレフトNo.13のバーナー・ダウド?
      彼女はミラージュの騎士、AKDにゆかりがある人物かもしれません。
      何故なら、天照家に伝わるマシンメサイアの名が「AUGE」ですし。
      今は設定で名前が変わりましたが、なにかしら繋がりがありそうです。
      AUGEが作られた時代、天照家は超帝國剣聖オージェにあやかったのかも。
      それだけオージェが天照家に近い存在だったのかもしれませんね。

       

      あ、さて…今回はさらにとてつもない情報が知らされました。
      以前から「剣聖=超帝國騎士の血」しかありえないと思ってました。
      そのパターンに唯一反するハリコン・ネーデルロイドの正体…
      彼もまた、別の人格として超帝國の騎士と同居する人間だったのです。
      これで謎は解けました…やはり、剣聖には超帝國の力が必要なのですね。
      そしてナオの話によれば、悲劇的な戦いでハリコンは死んだようです。
      その中にいた人格もまた、今は完全に消滅してしまっているようですね。
      また、まだ未登場ですが、他の超帝國剣聖も誰かの精神の中にいるそうです。
      つまり、マドラやスパークのような事例が、他にもいるというこどですね。
      例えば、以前から現在の時間軸に登場予定のヤーン・バッシュ王女。
      彼女は既にフェイスラ・シュッツェンをニーヴと駆ることが決まってます。
      星団初の4ファッテスであるニーヴをパートナーに蘇る、彼女は今どこに?
      恐らく、誰かの体に宿って別人格として潜伏してるかもしれません。

       

      で、今回わかったことは大雑把にいうと、こういうことです。
      「超帝國剣聖は全員、誰かに憑依して生きている(生きていた)」です。
      マドラにはプロミネンス、ナオにはスキーンズという感じですね。
      このやりかた、FSSに詳しい方なら「おや?」とお思いになりませんか?
      そうです、ディ・バローに憑依していたボスやんに凄く似てますよね。
      これはボスやんの持つ「失われたダイバーパワー」の一つらしいですが…
      同じことを超帝國剣聖も行ったと見るのが、打倒なとこでしょうか。
      ただ、自分の復活と野望のため、ディ・バローに宿ったボスやんに対し…
      超帝國剣聖たちは、宿主に対して凄く気を使ってるようにも見えます。
      そして、自分たちの規格外の強さを、現代では自重してるようですね。
      プロミネンスも木刀を持ち、自分の力を使わなかったと聞いています。
      で、ナオは…ナオの中の人の話では、ヘナヘナに最弱らしいです。
      超帝國剣聖といえど、宿主の肉体が弱いと力が出せないみたいです。
      しかし、天才的な戦略家の頭脳は、これはツラック隊の大きな障害に。

       

      そして、おぼろげながらスタント遊星攻防戦が見えてきました。
      超帝國剣聖たちは、理由は不明ですがカリギュラと戦っているようです。
      その中で、ハリコンの中の人は亡くなってしまったと聞いています。
      そして、スタント遊星攻防戦はミラージュと超帝國、ドラゴンの共同戦線。
      スタント遊星はカリギュラの本拠地っぽいこともあり、期待膨らみます。
      炎の女皇帝は太古の昔、突如としてスタント遊星に旅立ってしまいました。
      あれは恐らく、カリギュラを倒しにいった…そう考えられないでしょうか?
      スバースの時代、スタント遊星の接近と共に炎の女皇帝は戻ってきた…
      スタント遊星の接近で、ジョーカーに出ちゃったカリギュラを追っていた?
      どうでしょう、まだ謎は多いですが、大きく物語が動き始めました。
      ゴティックメードの設定に刷新されて、さらに謎と設定が明かされた。
      これから超帝國やカリギュラが、ジョーカー星団にもたらすものとは?
      来年も目が離せない一年になりそうですね、今からとても楽しみです♪
      | ながやん | 世界観 | comments(23) | - |
      第185回FSS考察「意外な人が意外な天位」
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        皆様、こんにちは!おまたせして申し訳ありません。
        どうも最近、ちょっと忙しくて休みがちになってしまいます。
        毎週金曜更新のFSS考察、何度も休載ゴメンナサイ。
        …永野護先生もそうですが、避けられぬ事情もありまして(汗)
        でも、なるべく毎週ガンガン更新する予定ですので、よろしくお願いします〜

        あ、さて…今日は魔導大戦中盤の今の、天位を巡る話を一つ。
        作中には多くの騎士が出てきますが、その一部は天位を持っています。
        天位とはおおまかに「一流騎士の証」であり、強さの象徴でもあります。
        ただし、天位騎士が強い=天位ナシの騎士は弱い、とはなりません。
        例えば、クラーケンベールやランドは、天位を持っている騎士ではありません。
        逆に、天位騎士クライマー・パイドルはちゃあ&ヒュートランと引き分けました。
        天位とは「強さ、品位、立場」を総合した騎士の「格」ではないかと思います。
        勿論、天位騎士は強いです…しかし、戦場ではそれが全てではない様子。
        強い血の力を受け継いだ天位騎士が、魔導大戦ではもう4人も死んでます。
        天位騎士はその高名さゆえ、狙われやすい立場でもあるんですね。
        実力の半分も出せぬまま、死んでゆく天位騎士も少なくないでしょう。
        では、そんな天位騎士から、強天位、小天位までを見てみましょう。

        まず、通常の天位ですが、大きく分けて二種類の得方があるようです。
        一つは、バキン・ラカンの聖帝から力を見極められ、授けられる方法。
        もう一つが、剣聖から直接天位を授かる方法(バトル有無は関係なし)ですね。
        主役級のキャラはもれなく、後者の方法で天位をゲットしているようです。
        デプレは戦わずとも、カイエンに力を認められて幼児期に天位を得ました。
        カイエンと戦い、その傷を身に受け刻んだ騎士たちも沢山いますね。
        ダイ・グ、ジャコー、クリスティン、ユーゾッタ、そして恐らくジークボゥ。
        彼らは皆、カイエンと戦い「最強が最強たる所以」を身体で学びました。
        最強、最も強い上限を知ることで、彼らの力もまた刺激されたでしょう。
        他には、バキン・ラカンで天位授与中止になったナイアスなんかもいます。
        彼女はカイエンの試練を受けましたが、天位をもらったかどうかは不明ですね。
        あと、意外ですがデコースが天位騎士です、ちょっとビックリですよね(笑)
        権威には無関心に見える彼ですが、恐らく聖帝から貰ったのでしょうか。
        バッハトマ筆頭騎士なので、ハクをつけるべくボスやんが頼んだのでしょう。
        天位騎士は他には、ジャンシー・ガラー、シュバイツァー・ドラグーン等…
        アイオ・レーンやダックナード・ボア・ジィ、アーレン・ブラフォードもそうです。
        多くのキャラが天位を持ってます、後々ヨーンも天位騎士になりますね。
        ログナーも天位を持ってるのですが、剣聖には興味がないみたいです。
        逆に、コーラスのサードやアルルなんかは、強いですが天位を持ってません。
        天位は強さというよりは、単純な「格」だけであるということでしょう。

        さて、天位には上があり、小天位、強天位、剣聖と続きます。
        剣聖についてはまた別の日に改めて語るとして、ですね(笑)
        この小天位と強天位は、他の天位より格上ということになります。
        吉より小吉がおめでたい、おみくじと一緒の考え方になりますね。
        小天位騎士は今までは、オルカオン・ハリスでした。
        しかし魔導大戦中、クリスティンが小天位騎士になります。
        既に12騎撃破のスコアを持つため、これは文句なしでしょう。
        因みに、天位騎士がランクアップして小天位になる訳ではありません。
        クリスティンは天位騎士でしたが、新たに小天位を得る予定です。
        強天位はフィルモア最強騎士、アビエン・ヒートサイが持っていました。
        高齢のためかこれを返還、次はニーゼルこと璃里が強天位になります。
        剣聖慧茄に三度挑んだ人ですし、剣聖の試練を三度耐えたことになります。
        その後、強天位を得るのは、ミラージュのエースナンバー、ジャコーです。
        あのクソガキだったジャコーが、立派な騎士になって…嬉しいですね。

        天位騎士は強さは勿論、品格や人格も必要とされる様子ですね。
        特に、剣聖による試練ではなく、聖帝から授かる時はモロにそうです。
        そりゃー、ナイアスさん…笑われたとはいえラカンドテンプル斬ったらあかん(笑)
        天位騎士にはアイオ・レーン等、壮年の落ち着いた騎士も多いですし。
        こうした人格者の騎士たちが、皆から憧れを受けるのは納得ですね。
        小天位や強天位は目立ちませんが、明らかに天位よりは格上です。
        そう考えると、ヒートサイに挑んだトライトン殿下、勇気あるなあ…
        ハリスを相手にひかなかったケサギも立派です、無謀かもですが。
        そして、歳を取るとやはり騎士でも老い衰えるのか、返してますね。
        肉体の弱り具合以前に、若手に積極的に回してやる風習もあるかもです。
        他にも黒騎士やハイランダー等、色々な制度や地位が騎士にはあります。
        こうしてみると、天位騎士がゴッソリいるフィルモアは、軍事大国ですね。
        他にも、ミラージュ騎士団もやはり、少数精鋭という感じが出ています。
        また、作中には自身の騎体にナイトマスターの紋章を持つ騎士もいます。
        しかし、ジィットがそうであるように、以前の持ち主の物だったりします。
        アルルのハイレオンもそうですし、これまた複雑な話ですよね(笑)
        ただ、作中では天位騎士は立ち振舞や戦いが別格に素晴らしいです。
        そういう描写も注意して見ると、FSSがより楽しめますよ〜♪

        | ながやん | 世界観 | comments(8) | - |
        第157回FSS考察「今ふりかえるVSシーブル戦」
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          さて、つい先日ちょっと機会があって、リブート5巻を少し読み返してました。
          ここは4巻から引き続き、放浪のアトロポス編、AKDとシーブルの戦争が描かれます。
          ご存知のようにここはコミックでも、修正ページや描き足し、カットが多い話です。
          単行本7巻〜8巻と違って、NT誌そのままのリブート版は嬉しいですね♪
          今日はそんなVSシーブル戦を、もう一度振り返ってみましょう。

          まず、AKDとシーブル軍の武力衝突、この湿地帯での紛争…
          これはジョーカー星団においては「極めて異例な戦闘」だったと思えます。
          勿論、こうした小規模紛争は頻繁なのがあの世界観でしょうが。
          王侯貴族たちのゼロサムゲームのために、戦争は頻発してます。
          例えばフィルモアなんかも、サイレンを頻繁に派遣してますね。
          では、VSシーブル戦はなにが異例なのでしょうか。
          それは、「MHが最後にしか出てこない」ということ。

          VSシーブル戦では、歩兵の展開に始まり砲戦、そして戦車戦。
          これらの戦闘様式は、我々地球人にとってはかなり当たり前に感じます。
          我々地球人の大国も、戦争ではこうした手順を踏みますね。
          しかし、ジョーカー星団の世界観では、これは寧ろレアケース…
          ジョーカー星団には、戦争代理人のMHがあるからです。
          戦争をするのは騎士の仕事、それは魔導大戦でも明らかですね。
          大量のMHとMHがぶつかり合う、それがあの世界の戦争なのです。
          …ただし、それは大きな大規模戦闘、戦争や戦役でのことです。
          小規模の騎士派遣による地域紛争等は、そうはいかないでしょう。
          それに、VSシーブル戦では、AKDとシーブルの双方に目的がありました。
          純粋に戦闘の勝敗を目的としておらず、目的達成までの時間稼ぎが必要だった…
          そう、VSシーブル戦の一連の戦闘は、全部時間稼ぎなんですよね。

          まず、シーブル軍…こちらはドラゴンの幼生、すえぞうが目的です。
          ただ、すえぞう捕獲のために派遣したブラフォードが失敗、MH戦に。
          その後、旧世紀の施設を経てすえぞう(ソープ&アトロ)は湿地へ逃げます。
          これを追い回してる間に、AKDがやってきたから、さあ大変!
          因みにシーブル軍はすえぞうが目的で、ソープの正体に気付いていません。
          なので、AKDがやってきた時は正直????だったと思います。
          ジョーカー星団でも各国に影響力の強いAKD、そしてパラ・ギルド…
          すえぞう奪取を目論むバローは、このパラ・ギルドを一番恐れていた。
          そして、パラ・ギルドが勘付いてAKD軍を派兵したと思ったのでは?
          しかし、シーブル軍はすえぞう確保まで湿地を動くことができません。
          なので、ディフェンス側のシーブル軍は、戦闘を長引かせる必要があったのです。

          一方でAKD軍…勿論目的はソープこと天照の保護です。
          しかし、これを知るのはルン以下一部の高級将校のみ…
          一般の士官や下士官は、全く目的を知りません。
          さらに、AKD軍は半数近くが新兵という、急造軍の編成でした。
          こちらも湿地でソープを保護するため、一歩も動くことができません。
          AKDにしてみれば、天照陛下になにかがあったと来てみれば…
          なんか物騒な連中(シーブル軍)が武力展開をしてるわけですね。
          もち、天照が見てるとあらば、目的達成まで一歩も退けません。
          オフェンス側となるAKD軍は、その焦りを隠しつつ戦います。
          さらに、AKD軍には当初MHが3騎しかありませんでした。
          ウォンドルシーク駐留軍のブラッドテンプルが3騎…
          ヤクトはまだ到着せず、アイシャの合流もまだ…シュペルターは時間がかかる。
          なので、できるだけMHを相手に出させないようにしなければならない。
          相手側のシーブルはシーブルで、そんなAKDの台所事情を知らない。
          お互い「お前、MH何騎もってんの?ええ?」と探りあいの地上戦です。
          結果、やはりAKDとしてもMH事情から、地上戦を長引かせる必要がありました。

          さて、しかし本来のジョーカーの戦争、特に大規模戦闘はどうでしょう。
          基本的にコーラスハグーダ戦もそう、魔導大戦もそう、すぐMH戦が普通みたい。
          コーラスのエアバレル隊はどうも、後方にいたのをブーレイに急襲された様子。
          そうです、本来戦争はあの世界では「MHで勝負!軍隊はそのあと!」なのです。
          しかし、今回は「すえぞう捜索」「天照救出」という、双方の事情があった。
          それと、戦艦数隻同士の対決故、MHが少数(しかし数は不明)だった。
          魔導大戦を御覧ください、フィルモアもメヨーヨも、MH数なんて気にしてないでしょ?
          大規模戦闘になると、100騎VS100騎なんて当たり前、数騎多い少ないは関係ない…
          多分そうなんでしょう、勿論相手より多いにこしたことはありませんが。
          ずらりMHを並べて前線を作り、予備兵力を広報展開して布陣…これが戦争です。
          そうしたジョーカーのやり方から逸脱してしまったのが、VSシーブル戦なのです。

          他にも、VSシーブル戦では見どころが沢山ありましたね。
          例えば、地上軍の戦闘…ジョーカーの車両は全て空を飛びます。
          したがって、空軍や海軍はなく、全て地上軍として統合されてる様子。
          大気圏内戦闘全てを受け持つ地上軍は、現代の地球の軍隊に似てますね。
          歩兵、砲兵、戦車、騎兵(ヘリコプター部隊)があるみたいでした。
          現代の地球でもそうですが、これらの兵科は仕事に順番があるみたいです。
          まず互いの艦砲射撃の後、砲兵の砲戦、そして歩兵展開。
          必要に応じて進軍してくる戦車同士が戦い、騎兵が歩兵を一掃する。
          ジョーカーでは戦闘機や攻撃機の類は、宇宙での活動がメインです。
          なにせ戦車がマッハで飛ぶ世界です、制空権は自前で取り合うという、ね…
          だから、現代の地球で重要な制空権、そして支援爆撃等はされないみたい。
          まあ、実際戦車が戦闘機や攻撃機の仕事をしてるみたいでしたけどね。
          戦車戦に勝った側の部隊が、そのまま空から歩兵を一掃、なんてこともあるかも。
          あとは、騎兵…ヘリコプターですね、これはやはり戦車(戦闘機)に弱い様子。
          これは地球とは逆ですね、地球の戦車は飛べないのでヘリのカモです。
          そのヘリも制空権のない空では戦闘機が怖くて出撃できない、それが地球。
          しかしジョーカーでは、戦車も騎兵もビュンビュン飛んでますね、面白い。

          因みに余談ですが…本当にAKDはMHの面で不利だったのでしょうか?
          ブラッドテンプルは善戦こそしたものの、あっさり蹴散らされてしまいました。
          一方で現地には、アイシャとルンという、レディミラージュが二人もいます。
          遅れてきたとはいえ、ヤクトミラージュまで来てしまったのですから。
          数では不利でしたが、本当にヴァイ・オ・ラと複数の青騎士に苦戦するでしょうか?
          …これは、物語を本で見てる我々だからこそ、楽勝と思える布陣ですが(笑)
          普通に考えると、ミラージュ騎士団は「弱小式典騎士団」と思われてます。
          コーラスハグーダ戦の活躍は歪められ、アシュラに負けたクロスばかり悪く言われる。
          どうも、星団内では微妙に「ミラージュ弱小説」が蔓延してる様子ですね。
          まあ、実際はアイシャのテロルが出てきた時点で、結構楽勝くさいんですが。
          アイシャがソープ捜索を後回しにしてたら、普通にケーニヒとマエッセン、負けるかも…
          さらに、このあとシュペルターでルンがやってきます、ここでもうダメ押しとも。
          この時、複数のMHを自分で撃破することをルンは想定していたのでしょう。
          駆逐MHのシュペルターにLEDミラージュのベイルをもたせていました。
          多分、アイシャが離脱(テロル後退)で、入れ替わりにシュペルターでも…
          ルン一人でも、サクっとその後の青騎士複数とザカーを倒せたかもしれません。
          ただ、流石のミラージュでも、数で劣ると地上軍たちを守りきれませんけどね。
          こと、MH戦だけならば、ヤクト到着前に決していた可能性もあるのでは?
          ただ、アイシャもルンも地上軍を見捨てる人ではなかった、と…よかったね、兵隊さん。

          あと、最後に…結構、男をあげましたよね、スカ閣下(笑)
          このVSシーブル戦でのスカ閣下、格好良くなかったですか?
          あ、あれ?自分だけかな、そう思ったの…仕事できる人だなーって。
          偏見に凝り固まった視野の狭い人だけど、軍人としては非常に有能です。
          こと、指揮官としての能力ならば、全軍の指揮を取ったルンと同格だったかも。
          まあでも…スカ閣下もまさか、あの天照が足元ちょろちょろしてるとは思わないよね。
          すえぞうにしか目がいってなかったのが、スカ閣下の思わぬ落とし穴ですた。
          あと閣下、スカ閣下…ブラフォードに「汚名挽回せよ!」って言ってませんでした?
          汚名は返上するもの、挽回するのは名誉…名誉挽回ですよね、正しくは!
          | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
          第156回FSS考察「あなたの得物はなんですか?」
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            国家騎士団同士による大規模戦闘が頻発する、魔導大戦のハスハ。
            この時期、各国で運用されるMHには非常にわかりやすい変化が現れました。
            MHは重装甲に換装され、回避のスピード型から防御のパワー型へ…
            そしてなにより、武器が剣から棍や鎚、斧や鉾になりましたね。
            今日は、MHが運用するメインウェポンの話をしたいと思います。

            MHといえば、主役級の騎士は皆、武器に剣を選んでいますね。
            しかし、魔導大戦では集団運用前提の汎用騎は、武装に変化が見られます。
            マギー・コーターも「剣で戦う優雅な時代は終わり」と言ってましたしね。
            サイレンやA-TOLLはメイスを持ち、アシュラテンプルやアウェケンは斧でした。
            これもひとえに、星団暦3000年代の最新戦術がもたらす、時代の流れでしょう。
            大規模戦闘と言えば、2000年代にはコーラスハグーダ戦がありましたね。
            あの頃はMHのセッティングはスピード型で、防御力は巨大なベイルで補ってました。
            しかし、左手にデカい盾を持つのは、左右のバランスを著しく損ないます。
            ジュノーンやベルリンは、全身が覆えそうな巨大なベイルを持ってましたね。
            あれは多分、左側の方が重くなって、バランスを取るのは少し難しそうです。
            また、敵味方共にスピード型なので、速い剣(実剣)が使われていたのでしょう。
            この時代、重装甲もメイスや斧も見られません…しかし、時代は確実に動いてました。

            初めて読者の目に、剣以外で戦うMHが見られたのは、カステポーでした。
            壊し屋アシュラテンプルは、最終的にはスパルーク(実斧)を使ってましたね。
            今思えば、アシュラテンプルは重装甲MHの走りだったようにも思えます。
            同時に、より瞬間的破壊力の大きな、思い実斧を武器として選択した…
            最初は実剣を使ってたのですが、A-TOLL対策も兼ねて実斧になったようです。
            このあたりから次第に、剣を持つMHは減り、様々な武器が使われるようです。
            KANアーリィや雷丸は、初公開されたイラストでメイスを持っていましたね。
            剣で戦うMHは、プロミネンスやバッシュ等、ごく限られた主役騎になっています。
            アイシャの説明にあるように、MH戦での破壊力は、速い剣が一番でしょう。
            貫通力のある斬撃こそが、MHが持つ最強の攻撃にほかならないのです。
            では、どうしてメイスや斧等、鈍器的な重い武器が流行したのでしょうか。

            実は、現実の世界でも、中世の騎士は戦争ではメイス(ハンマー)を使いました。
            馬上にあってはランスを使い、馬から降りての戦いでは鈍器を好んだのです。
            映画や物語では、騎士は剣と盾というイメージですが…どうやら現実は違う様子。
            騎士同士の歩兵戦では、両者重装甲の甲冑を着て、鈍器で殴りあうのです。
            これは、剣では突き破れない、ダメージを与えられない程、装甲が厚いためです。
            チェーンメイルやフルプレートメイル、そして複合コンポジットの甲冑の登場…
            それによって、斬撃や刺突での剣によるダメージは、通らなくなりました。
            そこで登場したのが、線や点での攻撃ではなく、面による質量攻撃です。
            ハンマーやメイスならば、装甲の上から殴っても、衝撃が面で浸透します。
            そして、鎧や甲冑を貫通して、その下の骨や肉にダメージを与えられるのです。
            映画やアニメでは、騎士は剣で次々と敵を斬り伏せる…そういう人もいたでしょう。
            ですが、大多数の騎士は中世の時代、鈍器でドツキあっていたのです。

            この流れは当然のように、FSSのジョーカー星団にも浸透してきました。
            MHが集団戦に特化すべく重装化されたため、武器も変化したのです。
            恐らくメイスやハンマー、斧や鉾は、装甲の上から関節等にダメージが与えられます。
            アイシャはスピードが乗れば剣が有利と言いますが、それだけの腕も求められます。
            大多数の普通の騎士にとって、魔導大戦では鈍器が有効な武器となるようです。
            例えば、クリスのネプチューンは一撃でアシュラテンプルを破壊できませんでした。
            アシュラテンプルはその重装甲故、肩に当てても致命打とならないのです。
            これはクリスの未熟さもありますが、集団戦用MHとはそういうチューンなのです。
            恐らくガードスパイク等を装備したサイレン、ラウンドバインダのA-TOLLもそう。
            お互い剣で一撃必殺!ができない装甲なので、泥臭くドツキあうしかないのです。
            一部の例外として、ダイ・グのプロミネンスなんかは、問答無用で斬ってましたけどね。
            デコースのバッシュは、盾をハンマーのように使うことで、面での衝撃を与えてました。

            さて、13巻から設定が刷新され、MHは全てGTMになり、上記の設定もご破産に…
            何故なら、GTMは全てが生身の騎士同様、ガットブロウ(剣)で戦うからです。
            この、剣にも銃にもなるガットブロウに、GTMの装備は固定されているようです。
            13巻では、GTMがガットブロウ以外の武器を手に戦ってる姿は確認できません。
            何故、メイスや斧等の多様性をもたせたMHから、先鋭化してしまったのでしょう?
            これは自分の憶測ですが…やっぱ、永野先生のロック魂に火がついたのでしょう(笑)
            キャラクターが剣や槍、弓に斧、はたまた鎌なんかで戦うゲーム…凄く沢山あります。
            ゲームの世界では概ね、それらの武器には大雑把な属性があるのみです。
            例えば相手が重装甲だから、ハンマーを使う…そういうゲームは少ないですね。
            MHが戦場と戦術の変化に対応したという、ジョーカーの戦争設定は確かに存在する。
            しかし、ハタから見るとモンハンやPSOで好きな武器を使うのと一緒に見えてしまう…
            これは辛いですね、常に独創性と独自性を楽しむ永野先生には、ちょっと辛い。
            最近はMHに似たロボットデザインも増えましたし、一念発起したのかもしれません。
            GTM化、そして武器はガットブロウ…全く新しい世界をこれから作る気…かも?
            ただ、見てる側としてワクワクする反面、少しさみしくもあり、複雑ですね。

            …それでも好きなので、つい応援してしまうし、GTMはGTMで格好いいんですけど(笑)
            | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
            第154回FSS考察「テレポーテーション、心の翼が」
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              あ、さて…ジョーカー星団における最強兵器、MH(GTM)は恐ろしい。
              その圧倒的な破壊性能や戦闘能力も、勿論恐ろしいのですが…
              MHはなんと、テレポートによる奇襲攻撃が可能なんですね。
              GTMでは未確認ですが、やはりテレポートできると思っていいでしょう。
              今日はFSSの戦闘シーンでも頻度の高い、テレポートのお話です。

              テレポーテーション、いわゆるテレポートとは「瞬間移動」のことです。
              A点からB点へと、文字通り空間跳躍、一瞬にして移動を完了します。
              FSSの世界では「光速移動」と書いてテレポートと読んでいますね。
              もともとMHは、理論的には光速移動も可能という設定がありました。
              それがこのテレポートだと理解できますし、そう間違ってはいないでしょう。
              しかし、疑問は残ります…光速移動ということは、遮蔽物は?
              A点とB点の間に遮蔽物があった場合、ないしB点が密室の場合。
              MHのテレポートは、無事にB点へと跳躍できるのでしょうか。
              これについては、実は作中で描写された前例がありません。
              常にMHのテレポートは、開けた戦場の土地で行われています。
              2〜3巻のコーラスハグーダ戦、5巻のバングなんかがそうですね。
              また、一部のダイバーもどうやらテレポートできるようです。
              ブラッスリー襲撃時は、天照の代理としてリンスがテレポートして駆けつけてますね。
              しかし、天照はダイバーフォースではなく「神の力」なのでなんとも…
              この時リンスは、建物の中にいたボスヤスフォートの前にテレポートしてます。

              テレポートは非常に便利、これは画期的な戦術を生み出すような気がします。
              例えば、2巻でコーラスのエアバレル部隊は、ブーレイのテレポート奇襲を受けます。
              前に5騎、後ろに2騎のブーレイに囲まれ、部隊は壊滅状態になりました。
              本当に恐ろしい戦法ですが、どうしてもっと使われないのでしょうか?
              なぜMHは、基本的に陸戦兵器として地上を移動するのでしょうか。
              その答の一つが「大量のエネルギーを消費する」というものです。
              テレポートするだけで、MHはエネルギーの大半を使いきってしまうのです。
              例外はナイトオブゴールドで、こいつは神が作った超すげーMHってことで(笑)
              KOGは自らテレポートした後、LEDたちと一緒に再度テレポートしてますね。
              本来のMHならば、こうした芸当は恐らくできないかと思われます。
              そのいい例が破烈の人形で、テレポート後はフルコマンドで五分しか戦えません。
              その後の再設定で、ティーガーフレームが燃費悪いという話が追加されましたが…
              やはりテレポートは、MHのエネルギーを大量に消費する行動なのでしょう。
              バッハトマがハスハに侵攻した時も、戦艦のエネルギーを使ってテレポートしました。

              他にも、テレポートが頻繁に使えない理由がジョーカーの戦場にはあります。
              それが、敵対する両陣営の陣地に張り巡らされた、無数の結界です。
              結界と聞くと、なんだかファンタジーですが、問題ありません…お伽話ですし。
              ジョーカーの戦争では、お互い本陣の位置が特定されにくい状況にあります。
              強力なジャミングの一種か、それともダイバーフォース的なものでしょうか。
              結界と呼ばれるものが、本陣の位置を全く相手に掴ませなくしてるんですね。
              なので、敵の本陣に突然テレポートしてドカン!とはいかない訳です。
              ただ、コーラスハグーダ戦ではミミバ族が暗躍し、この常識を覆しました。
              結界は恐らくレーダーやソナー、その他探査機器がきかない代物なのでしょう。
              しかし、ミミバ族が直接脚をつかって移動し、肉眼で確認、報告したのです。
              それによって、ジュノーンの前に突然サイレンが!なんて話になったんですね。

              では、この光速移動と書いてテレポート…どういう原理で行っているのでしょうか。
              やはり有力なのは、書いて字のごとく「光の速さで移動してる」というものでしょう。
              光は一秒間に地球を七周半する速度をもっているといいます。
              なので、一つの戦場程度の距離ならば、まさしく一瞬ですね。
              MHのテレポートは、A点から消えた瞬間にB点にワープする訳ではなく…
              A点からB点まで、一瞬で走り抜けてるという解釈が正しいかもしれません。
              他には、量子テレポートという可能性もありますが、これはない気もします。
              光速移動と書いてテレポートとルビをふっていますしね。
              MHのテレポートとは、光の速さで移動する手段と見て間違いなさそうです。
              光の速さなので、人間から見ると一瞬で瞬間移動したように見える訳です。

              テレポートは一見して便利に見えますが、どうやらリスクも高い大技の様子。
              ちょっとでも座標が狂えば、大量消費したエネルギーが無駄になってしまいます。
              また、エネルギー消費が激しいので、逃げる時にも使いにくいでしょう。
              ですが、決戦兵器であるMHがテレポート能力を持っていることは重要です。
              つまり、ジョーカーの戦争では常にMHがテレポート奇襲してくる可能性がある訳です。
              これは大変です、常に備えて警戒する必要があります…たとえ結界の中でも。
              だからでしょうか、コーラスはハグーダとの戦争では通信筒を使っていました。
              直接通信内容を紙に書き、筒に入れて人が運んでいましたね。
              これは恐らく、通信機器を使っての通話で、位置が特定されるのを防ぐためです。
              バッハトマも大量の忍者を雇ってましたが、彼らもこういう仕事をするのでしょう。
              高度に発達した技術があるゆえに、原始的な手法が戦争を左右する…
              皮肉にも思えますが、そこがジョーカー星団の面白いところですね。
              | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
              第148回FSS考察「暑中お見舞い申し上げます?」
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                毎日暑い日が続きますね、皆様夏バテなどしてないでしょうか?
                自分はもう、ずっと扇風機前から動けずにいます(笑)
                もう日本も昨今は、立派な亜熱帯地方ですね。
                そんな訳で、今日はジョーカー星団の夏を見てみましょう。
                意外と作中では、折々に季節感を感じることができますよ。

                マグダルシバレーズとなったヤーボさんが、トラン入りした時期。
                モラードさんの邸宅でのやりとりをみると、どうやら夏のようですね。
                ジョーカー星団の夏も、比較的地球や日本と変わらないみたいです。
                ヴュラードはスイカを食べてましたし、ファティマたちはジェラード作ってましたね。
                ファティマたちも、完全に人間ファッションになってるメガエラとかがいました。
                コンコードやビルドは、流石にメガエラみたいにはなれない様子でしたが。
                どうやらジョーカー星団でも、涼を求める人の心理は変わらない様子。

                では、ファティマたちにとっては夏はどういう季節なのでしょうか。
                御存知の通り、ファティマというのは非常に繊細でダメージを受けやすい生き物です。
                星団法により、顔以外の肌の露出ができず、町中では顔さえ見せられない。
                そんな彼女たちは、どうやって夏の暑さを乗り越えているのでしょうか。
                特に、ここ最近はプラスチックスーツやアシリアセパレートが主流です。
                プラスチックスタイルは、全身タイツみたいな感じで大変じゃないでしょうか?
                アシリアセパレートは機械の塊みたいで、重くてこっちも難儀では…?
                この辺はでも、ファティマースーツ自体に通気性等が考慮されてるらしいですが。
                それでもやっぱり、ストレスに弱いファティマたちにとって夏は大変な季節かも。
                マスターと違って半袖になることもできませんからね…(笑)
                そういうとこを見てると、ヴュラードのメガエラの扱いは優しさ…なのかな?

                しかし、本当にFSSの各シーンでの「夏の描写」は、多いですね。
                コミック1巻、ラキシスの章もおそらくは春〜夏でしょうか。
                一仕事終えたソープが外からの風に涼をとる、そんな季節です。
                砂漠に落ちたソープは日差しにうんざりしてましたしね。
                ヴュラードはタンクトップで冷たいビール、本当にこの人…自由人。
                他にも、作中で夏を感じさせる描写は点々とありましたね。
                アシュラテンプルの首狩りの時期、ログナーがヴュラードに電話してます。
                その時ヴュラードは、プールに入って泳いでいたのを覚えてますでしょうか?
                …あれ、なんか夏のシーンには必ずヴュラードがいますね、不思議。
                ヴュラードはやっぱり、FSS界の夏男なんでしょうか!?

                ジョーカー星団には、主に5つの惑星に人類が生息してます。
                それぞれに公転周期は違うのですが、四季を感じられる国も多いみたいですね。
                ジュノーは高温多湿の亜熱帯、逆にカラミティは比較的涼しい地方の様子。
                四季がはっきりしてるアドラーとデルタ・ベルンは、観光地にも最適なのかな。
                こういった配慮は、実は意図的に永野先生が性格づけてるものですね。
                それぞれの国、星が、地球の「どこかの国家」の一面を複数持っています。
                ムシムシと暑いジュノーのコーラスは、ピラミッドみたいなお城に畳ですしね。
                雑多な多国籍の国家像を多数見せつつ、折々の季節感も描いてゆく…
                それもまた、FSSの世界の面白みの一つかもしれませんね♪
                | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
                第147回FSS考察「続・ジョーカー星団スポーツ事情」
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                  永野護先生のコメントでは、ジョーカー星団のスポーツに騎士は参加しないとのこと。
                  そりゃーそうですよね…ちょっとした超人オリンピックですものね(笑)
                  騎士の身体能力を持ってすれば、常識ハズレな記録ができるはず。
                  今日はそんな、ジョーカー星団のスポーツ事情をお話してみますね。
                  なお、当然ながら騎士とファティマとGTMのお伽話であるFSS…
                  一般人しか楽しまないスポーツの話題は、本編では少ないです。
                  ですが、少し想像力で補完しつつ、話を進めてみましょう。

                  あ、さて…騎士の身体能力でスポーツすると、どうなるのでしょうか?
                  例えばマラソン…多分、42.195キロを、一時間以内に走破しますね。
                  単行本1巻、脱走したクローソーが時速150キロで走っています。
                  クローソーは戦闘能力3Aを持つファティマ、騎士以上かと思われます。
                  他には、ヘアードさんがマグダルを抱えたまま猛スピードで走ってますね。
                  短距離走も長距離走も、騎士が出れば興ざめな結果になる訳です。

                  では、球技はどうでしょうか…まず、騎士の力に耐えるボールが必要ですね(笑)
                  例えば、騎士の中にはよく投擲武器(バル・バラやクナイ等)を使う人がいます。
                  騎士の反射神経とパワーで投げられた物体は、かなりのスピードが出そう…
                  本来「人を殺傷するパワーがある」ので、球技はそれ自体がデスゲームかな。
                  ちょっと、参加する騎士は命懸け…ドッジボールとか大変そうですね。
                  他にはやはり、野球やサッカーをした場合、一般人には見えない動きも。
                  単行本7巻でアトロポスが、一瞬でシーブル軍の斥候兵を倒してましたね。
                  僅か一コマでドタバタと瞬殺するように、騎士の動きは常人の目では追えません。
                  なので、球技をやらせると多分、一般人には攻防が見えないでしょう。

                  なら、格闘技ではどうでしょう…レスリングや柔道、空手…うーん。
                  ちょっとやばい雰囲気ですよね、それこそ「死合」になりそうです。
                  単行本8巻では、ブラフォードが素手でエレーナを戦闘不能にしてました。
                  騎士は武器など持たずとも、その身体能力自体が凶器ですからね…
                  凄惨な勝負になることは明白、加えて言えばやはり一般人には見えない。
                  試合開始と同時に、目にも留まらぬ早さで勝負が決まってしまうでしょう。
                  もしくは、両者動けず睨み合って、次の瞬間にはどっちかが死んでる、と。
                  うーん、やっぱり「騎士はスポーツしない」っての、正解かもしれません。
                  余談ですが、ジョーカー星団にもどうやらプロレスが存在するようです。
                  単行本5巻にて、ハイアラキが「子供のけんかにプロレスラーが云々」と言ってます。
                  ああ、あの世界にもプロレスラーっているんだ…勿論、一般人ですよね。
                  騎士がプロレスラーをやったら、それこそ大変なことになってしまいます。

                  しかし、騎士同士の非合法な地下バトルはあるみたいですね。
                  ザンダシティでは、ヨーンが金銭を賭けたバトルで勝った描写が語られます。
                  なんでも、剣を持った相手にPPPKで勝ったとか…流石バーシャが育てた騎士。
                  PPPKというのは、パンチ、パンチ、パンチ、キックのコンビネーション。
                  人気ゲーム「バーチャファイター」に搭乗する技のコマンド入力ですね。
                  やっぱり騎士同士のバトルは、多分非合法でしょうけど需要がある様子。
                  思えば、魔導大戦開戦の瞬間やエンゲージVSオージェ等、みんな見てましたね。
                  ひょっとすると、ジョーカー星団最高のスポーツは、騎士同士の戦争なのかも。
                  一般人はそれをテレビで見たりするのが、最高の娯楽なのかもしれませんね。
                  生身であれGTMであれ、騎士と騎士が戦う姿を見て、楽しんでいるのかも。
                  | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
                  第138回FSS考察「トラン連邦は本当に大丈夫なのか!?」
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                    絶対王政の国が多い中、珍しく民主共和制の国…アドラーのトラン連邦共和国。
                    3159年の大侵攻の、その最初の戦いが行われる舞台でもある様子(暫定)
                    しかし、3000年台の激動の時代、アドラー南部にはダスニカ等が台頭…
                    果たして、これからトラン連邦共和国にいったいなにが起こるのでしょうか?

                    そもそも、トランとはどんな国かと申しますと…かなり政情の安定した土地ですね。
                    元首はミッション・ルース大統領、そうです、ボード・ヴュラードその人です。
                    大統領が何年も国を空けて行方不明になっていても、大丈夫な国だとか…?
                    多分、レイス判事やリーフ等、部下に優秀な人材が多いんでしょうね…た、多分(汗)
                    まあ、大統領不在の間にユーバーみたいな人間が跳梁跋扈したりもしますが。
                    基本的には平和ないい国らしいのです…そして、ジョーカーでも珍しい民主共和制!
                    そうです、なんとルース大統領は選挙で人民に選ばれた人間なんですね。
                    そもそも、トランは三つの国が合体した連邦国家ですが、元は王制でした。
                    ヴュラードの祖父、ジェスター・ルース王の時代には、大きな事件がありましたね。
                    そうです、星団初の「ファティマが騎士をマスターと呼ぶ」という一大事がありました。
                    それ以降、トランではファティマのお披露目が盛んに行われ、外交カードにもされている…
                    そういう背景もあって、ストーリーの中でもたびたびトランは登場します。

                    あ、さて…ヴュラードの父ウゴート・ルースの時代、国は民主共和制へ。
                    回想シーンではヴュラードが選挙に打って出る一コマもありましたね(笑)
                    騎士の血が出るのが遅かったヴュラードは、政治の勉強に青春時代を燃やしました。
                    その時の台詞からも、当時は貴族議員の横行が絶えなかったような描写があります。
                    そんなトラン連邦ですが、まず驚くのは…なんと、宮殿騎士団がない!ないんです!
                    一応、S・P・Iと呼ばれる公安組織が存在しますが、使用MH(GTM)は多種多様とのこと。
                    国家騎士団(ゴッズ等のような立ち位置)には、一応トラン連邦騎士団が存在します。
                    使用MHはヌーベル・イザット、「ヌーベル」は新しいという意味のフランス語ですね。
                    …これでも旧設定では、星団第七位の軍事力なんですよね…トラン連邦(汗)

                    トラン連邦の軍事力、保有MH(GTM)の戦力は、いまだハッキリとしてはいません。
                    なにせ、S・P・Iの実態すら、連載や単行本からは読み取ることができないからです。
                    しかし、コーラスハグーダ戦には大統領自ら参戦、部下のルービス・レイス判事も一緒です。
                    このルービス・レイス判事は、恐らくS・P・Iのメンバーではないかと思われます。
                    クローマなるMHを持ち込んでいましたが、これは恐らく個人所有のMHでしょうか?
                    S・P・Iには組織運用される団員共通の騎体はないのかもしれませんね。
                    多分、ヴュラード直属の部下たるS・P・Iには、腕利き騎士が沢山いるでしょうが…
                    ダスニカ等に南側から攻められた時、本当にトランは大丈夫なんでしょうかね(笑)
                    個人的な想像ですが、トランは「軍事より外交」という政治理念があるように思えます。
                    ファティマのお披露目による各国との外交ルートを通じて、事前に戦争紛争を回避する。
                    この時代、よりよいファティマを自国騎士が娶ることは、国家命題なわけですから。
                    トランと仲良くしないと、なかなかいいファティマに巡り会えない!となる訳です。
                    …なんか、ちょっと出会い系サークルみたいになってきましたね(笑)

                    学術都市バストーニュ等もあって、本当にトランは平和な土地だと実感できます。
                    事実、お披露目外交による絶妙なバランスで、列強大国ともいい関係だったようですし。
                    1巻、ラキシスのお披露目だけでも、フィルモアやハスハといった大国が訪れています。
                    なにより、いざとなったらアマテラスとの私的なコネ(友情ぱわぁ)がある訳ですしね。
                    では、どうして大侵攻の最初の犠牲者となって、AKDに編入されてしまうのでしょう。
                    ここはやはり、ダスニカ連邦等、南側から攻められてしまったことが原因でしょうか。
                    そもそも、トランはファティマのお披露目を盾に列強各国とのパイプを持っています。
                    「今後もお披露目を融通するから、助けて!」と言えば、よかったはずなんですね。
                    どこの国もトランとは仲良くしておきたいから、騎士団を派遣してくれたハズですが…
                    忘れてはいけません、3000年台のジョーカーの軍事バランスが、どこに偏ってたかを。
                    そうです、混迷の魔導大戦が渦巻くハスハに、列強各国の騎士が集中してたのです。
                    世界がハスハに目を向ける中、ひっそりとトランは攻撃されてしまったのでは?
                    こうなるともう、自国の戦力で防衛するしかありません…なんということでしょう!
                    そして、すぐお隣には「唯一魔導大戦に参加しなかった国」がいますね?
                    そうです、AKDです…あとはもう、歴史の通りに運命の歯車が回り出します。

                    魔導大戦に「個人的な感情の否定」で参戦しなかったアマテラスですが…
                    流石に友人ヴュラードの危機には、焦りを感じたのではないでしょうか。
                    しかし、自身もまたソープとしてハスハ入りし、ボォスでの忙しい日々…
                    そんな中、きっとトランは陥落してしまうのではないでしょうか。
                    アマテラスことソープに遺言を残して、ヴュラードも恐らくは…
                    このシナリオを画策した人間は、ジョーカーのどこの誰でしょう?
                    果たして、神の逆鱗に触れてしまったダスニカ等枢軸国の運命は…?
                    自分は、バックにはまたあの組織がいるような気がしていますけどね。
                    今から連載が待ち遠しい!という、いつもの言葉で締めくくるほかありません(笑)
                    | ながやん | 世界観 | comments(0) | - |
                    第130回FSS考察「本当にコーラスは大丈夫なのかい?」
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                      ファイブスター物語の、もう片方の主役を司る国…コーラス。
                      しかし、自分はちょっと…いや、すごーく心配です!
                      本当にコーラスは「もう片方の主役」の座を守れるのでしょうか。
                      なんだかこう、ここ十年近くの脇役っぷりが…い、今だけだよね?
                      それだけじゃないんです…物語の世界観の中でもヤバイんです。
                      コーラス王朝の弱体化は、ハグーダ戦役以前にもう始まっていた…
                      今回は、個人的に応援してあげたいコーラスのお話です!

                      まず、コーラスの人材流出が止まりません…騎士の流出が凄いです。
                      前からおかしいなと思ってたんです、トリオ・デ・トリオの定数の異様な少なさ。
                      フィルモアやハスハに比べて、数十人規模というのは少なすぎるでしょう。
                      AKDのミラージュ騎士団も少数精鋭ですが、トリオはそうでもない様子…
                      もちろん、白いベルリン(今はドルビー・ブランデンことワイマール)の騎士は強い!
                      …筈なんですが、ハグーダ戦役でもポコポコ戦死、空席ができていましたね。
                      オマケにコーラス三世を守れなかった…まあ、これは不運も重なりましたが。
                      コーラスの騎士団が弱いんじゃないんです…弱くなっちゃったんです、実は。

                      まず、メロディ家の詩女との密通によるお取り潰しがあり、アルル王女が出奔します。
                      メロディ家はもちろんお取り潰し、各王家の密な関係性にほころびがうまれるのです。
                      そして、その後のゴタゴタもあって、どうやらその時コーラスを去った騎士もいる…
                      そう、今はミラージュの騎士である、ヒューズ・カーリー(左翼No.5)がそうですね。
                      ミラージュ入りできるくらい強力な騎士の流出、これは国家の死活問題ですよ。
                      更には、バランカ家の王子レーベンハイトも自主的に武者修行に出てしまった…
                      数えるだけでも、三人の強力な騎士をコーラスは一時期失ったことになりますね。

                      それだけでは済みません、コーラス弱体化の最も大きな要因はその後に来るのです。
                      コーラス四世が騎士としての力を放棄(力自体はある様子)してしまったのです!
                      これは、母エルメラさんの歪んだ(心情察するにあまりあるが)愛情の産物ですが。
                      騎士だったばかりに夫をファティマに奪われ、騎士ゆえに戦場で失った女、エルメラ王妃。
                      彼女は息子のコーラス四世を、絶対に騎士にはしない、させない生き方を選ぶのです。
                      一説には、魔導大戦とその後の混乱の一端となった原因とも言われていますね。
                      常に長子、王は騎士であることが慣例だったコーラス王朝にとって、異常事態です。
                      国民性でしょうか、臣下も国民もエルメラ王妃に理解があるようですが…これは困りもの。
                      王妃の感情的な問題で、国家が弱体化してしまったのですから…権威失墜ですよね。
                      FSSには常に、美談として語られる物語の裏側がある、そこがまた面白いのです。

                      さらにさらに、ここ最近は永野先生はハスハとフィルモアを猛プッシュ!
                      知らない間に詩女とフィルモア皇帝には長い歴史と絆がある…という設定が!
                      魔導大戦の主役はもちろん、フィルモア皇帝と詩女、そしてクリスティンたち若き騎士。
                      …コーラスにもいますけどね、若き王女が…べらんめぇ感バリバリの夜露死苦女子が。
                      本来ならコーラス四世が継ぐ筈だった、最強騎士の座を引き受けたセイレイちゃんが。
                      いやでも、今後コーラスだって話に、しかも本筋に絶対絡んでくることになりますよね?
                      だって、ジュノーンことジ・エンドレスを、ラーンに何故か何故だか預けるんですから。
                      そういえば、かつてフィルモア皇帝は「不戦の誓い」として、カイゼリンを預けましたよね。
                      コーラスもまた、何かしらの誓いの証として、ジ・エンドレスを預けるのでしょうか?
                      だとすれば、それはハグーダ戦役の遺恨を解消する和平の誓いか、それとも…!?
                      なんにせよでも、現段階で少しコーラスは脇役ポジに下がってしまいましたね。

                      そんなこんなで不安要素満載のコーラスですが、希望だってあるんですよ!
                      新たに嫁いできたマロリー・マイスナー(後の騎士団参謀)がいるじゃないですか!
                      …な、なんか頼りないんだよなあ、強いことは強い、だってハイアラキを継ぎし者だが。
                      セイレイとマロリーの二人三脚で、なんとかコーラスを盛り立てて次代に繋いで欲しい。
                      コーラス五世の時代にはまた、列強各国の中心国家として振る舞うことになるのですから。
                      でも、ハスハの動乱の最中でジュノー星がまるまる平和なのは、いいことかもしれません。
                      FSSのストーリーラインの中で、メインにからまない…つまり、戦乱から少し遠ざかってる。
                      それはそれでいいのですが…もっとコーラスの活躍が見たい気もしますね!
                      GTMハイレオンも、早くデザインが公開されればいいなって思ってます♪
                      それではコーラスの復活を祈り…ご唱和願います!ビブラ・コーラス!
                      | ながやん | 世界観 | comments(2) | - |